自分がどんな時に力を発揮し、どんな時に力を発揮しづらいか?自分を客観視することで、あなたらしくリーダーシップを発揮することができ、周りをどう活かすかが観えてきます。
今日は後継者自身が、自分のトリセツ(取扱い説明書)を持つことをお勧めする理由についてお伝えします。
こんにちは。後継者の学校パートナーの笠井智美です。
このブログでは、後継者の方々が自分の人生や事業承継に向き合い、
経営者としてのリーダーシップを発揮して、
経営革新を起こしていくための自己革新のプロセスについて、
書かせていただいております。
今日は後継者自身が、自分のトリセツ(取扱い説明書)を持つことを
お勧めする理由についてお伝えします。
中小企業では経営者の物事の捉え方、考え方や行動の特性が、
直に経営に影響を及ぼします。
つまり、経営者が自分を客観視できていないと、
判断を誤って、まわりを巻き込んでしまう危険がありますよね。
そもそも自分は、どんなものの捉え方をしやすいのか?
どんな時に活き活きと力を発揮し、どんな時に力が発揮できなくなるのか?
何に捉われやすく、どんなことに影響されやすいのか?
無意識のままでは、コントロール不能ですが、
意識できれば、予防策をとったり、サポート体制をとることもできます。
また、どんな時に自分のバイタリティが発揮できているのかに気付けると、
それを経営に意識的に活かすこともできます。
ほうっておいてもパフォーマンスを発揮するところを、
活かさない手はないですものね。
そして、自分を観察して、自分のトリセツを作るように、
周りの人を観察して、自分やチームを助けてくれる特徴を、
見つけてみてもいいですね。
この人は、どんな時にどんな力を発揮する人なのか?
どんな時に活き活きと能力を発揮してくれるのか?
どんな時に、力を出せなくなってしまうのか?
それが観えてきたら、その人への関わり方も、
より相手が力を発揮できるような関わり方になっていくでしょう。
自分を知って、相手を活かす。
相手を知って、自分を活かす。
互いを活かしあって、
共に目指すところを実現していく。
そんなパートナーシップを社員さんたちと築きたい方は、
ご自身のトリセツから作ってみて下さい。
どうやって作るかって?
ほら、スポーツ選手がよくやっていますよね?
サッカーノートみたいなもの。
うまくいったとき、うまくいかなかった時を観察し続けると、
おのずと自分のトリセツが出来てきます。
ぜひ、そのトリセツを経営に活かして下さいね。
後継者の学校
http://school-k.jp/
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