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事業承継と後継者と私②

前回、後継者の学校を九州でも開催するんだ!との想いを書かせていただいたところ、たくさんの方から応援と激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます。(SNSの反響ってすごいですね。)

今日は、その後の話を。只今セミナー開催に向けて準備中です。

 

こんにちは。

後継者の学校パートナー、村中順子です。

 

先日、とある事業承継のセミナーに参加する機会があったのですが、講師の方と雑談していた際に、

「事業承継っていう言葉の響きは、一般的なイメージだと、「難しいことを専門家が分かりにくく解説する」感じがあるよね」という話になりました。(苦笑)

 

実は、いま後継者の学校九州ではセミナーを企画しておりまして、

この「専門家がわかりにくく説明する」というイメージの払しょくに挑んでおります。

特に、後継者の学校というくらいですから「後継者目線での事業承継」をお話しさせていただくわけです。

おそらく、熊本(もしかして九州でも)この目線で話ができる専門家は他にはいないのではないかと思います。

(そのくらい後継者を主役とした事業承継って世の中には浸透していません。でもこれからの経営を担うのは後継者ですので、本当に脇役では困るんです。)

 

大抵の事業承継のセミナーは、現経営者から見た承継の話(株の評価の話、生前贈与の話、相続対策・・)といった法律や税務に関する話が多いように思います。

 

安心してください。

私たちが準備しているのは、そんな話ではありませんから。(もうこれは古いのかしら・・・)

 

といいますのも、株の評価とか、生前贈与とか、相続対策ももちろん大切な承継対策の一部です。

でもあくまでも一部なんです。

 

例えばそれらの対策を万全にしていれば、後継者経営はうまくいくのでしょうか?

後継者の方とお話をしていると、悩みの根本ってそういう対策の話より、もっと深いところにある気がします。

事業承継は、経営者がすべきことと後継者がすべきことを整理して対策を打たなければなりません。

そして、後継者時代に準備しておくことがあるんです。

 

そこで今回は、「事業承継を成功させるための後継者の心得」 〜 後継者の今が未来を変える 〜

というセミナーを開催いたします。「今、なにをすべきか」、にお答えできる内容になっております。

初回は、3月22日(火) 崇城大学市民ホール(旧熊本市市民会館) 19:00~20:30

また改めてお知らせのページで案内させていただきたいと思っています。

ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

事業承継と後継者と私

現在、後継者の学校 九州での立ち上げの準備をしています。

3月で退職することが決まっておりまして(つまり独立するんですが、あ!言っちゃったw)、

そこで感じていることを書いてみました。

 

こんにちは。

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

 

後継者の学校を九州でも開催したいと思うようになって、かれこれ1年近く経ちました。

おかげさまで6月に九州(熊本)で開講予定です。(準備真っ只中で頭がパンクしそうですが・・)

 

私は、なぜ事業承継・後継者支援をしたいのか・・・

 

実は、忘れられない後継者の方との出会いがあります。

その方は、事情があって後継者の立場で入社していた親の会社を退職することになりました。会社を去った後に、その方とは知り合ったのですが。

 

「当然、入社した時は自分が継ぐことに何の迷いもなかった。でも、内情を知るにつれ、このままではいけないという使命感が生まれ、組織改革が必要と思った。当時は、自分が絶対に正しいと思っていた。でもそれが結果的に、親である現経営者への批判につながっていたこと、従業員の士気を下げる発言、行動であったことに気が付けなかった。」

 

次第に、自分の居場所が会社にない、自分だけが社内で浮いている、と感じるようになり、挙げ句親との衝突も多くなり勘当を言い渡された。親子の縁を切られるくらいなら、「会社を守るために自分が去った方がいい」。

 

それぞれの立場で意見は異なると思いますが、私は、このお話を聞かせていただいた時に、心底もったいない!と思いました。

ひとえに会社を想い、社員を想い、経営者(親)を想い、その結果、うまくいかない。(なんだよそれ~)

 

でもこれ、実はよくある話なんです。

ただ残念ながら、よくある話なんだけど、巷にあふれる話ではありません。普通こんな話、なかなか外で話しませんよね。

でもそれが、後継者の方を一人で悩むという環境に追い込むことも事実なんです。一人で悩んでいる時間なんて、後継者の方にはもったいない。(後継者の時代にすべきことは山ほどあります)

精神論ではなくて、力を発揮するための具体的な方法があって、悩みを話せて共に成長できる環境。それを作れたら、少しでも人様のお役にたてるのではないかと思って、九州での開講に向け、日々準備にいそしんでおります。

 

ご興味をお持ちの方、ぜひ後継者の学校に参加なさいませんか?いきなりはちょっと・・という方は、まずは後継者インタビュー(無料)を受けてみませんか?時間は30分~1時間ほどです。事業承継に関する自身の悩みが整理され、すっきりすると好評です。お気軽にお問い合わせ下さい。

是非、この機会に受けてみてはいかがでしょうか?

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)

ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

事業承継~後継ぎはカッコいい!

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

事業承継に対する悩みは、現経営者そして後継者、共にとても深いと日々感じています。

「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪い??」という世間のイメージ、それ本当でしょうか?

今回は、初回ですので、自己紹介を兼ね、私の事業承継支援への決意と覚悟をお伝えさせていただきたいと思います。

真面目に書きました(照)。ぜひご一読ください!

 

はじめまして。

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

 

「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪い??」 後継者の皆さんはこの問いにどうお答えになられますか?

 

親が社長と聞くと、「ぼんぼん」「未来の社長」などなど、やいのやいのと、「継ぐこと大前提」で周囲に言われる。大人になり、いざ後継者として親の会社に入社すれば、大歓迎で迎えてくれる?!というとそうでもない。

「なんとなく感じる冷たい雰囲気?キャリア云10年の社員さん、本当にこの人私の言うこと聞いてくれるん?」

「うちの会社の財務どうやって見ればいいん?借金いくら?返せるん?連帯保証って私が?!」

「うちの事業に未来はあるん?」

「え?!法令違反?そんなん親の代からやろ?経営責任?って私の責任なん?」

「そもそも私が継いでいいのかな?でも今更継がないって言えないし・・」

 

つまり、「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪いだとーー! 誰が言ったん?そんなこと!こっちは毎日たいが大変ったい!(意訳:とにかく死ぬほど大変。誰かわかってよ。この気持ちとこの頑張りを!)」

が本音ではないかと思います。

 

事業承継支援をしていると、こんな声を山ほど聞きます。

後継者という立場は、理論に基づき分析すると、創業よりも複雑な人間関係・利害関係に置かれます。

そしてその立場ゆえに、生き残るために身につけなくてはならない能力、磨かねばならない「力」があります。

「子供だから継ぐ」が成功するには、実は後継者側に多くの前提能力を必要とするのです。そして、それには押さえどころ、コツが存在し、力ですので伸ばすことができます。先に述べた、「こっちは毎日たいが大変ったい!」に対する具体的な解決策があるんです。

 

私は、今まで相談に応じる形で培ったノウハウを個別にお伝えしてきました。というのも、後継者が体系的に学べる場所(学校)は、自分がやらなくても、どこかにあると思っていたからです。でも、お伝えすると、「相手の目の輝きが変わる」「目から鱗だ」と仰って頂ける、そんな後継者の姿を見ていて決意と覚悟が決まりました。「誰かがやるのを待つのではなく、生まれ育ったここ九州で自分から始める。専門家の支援も変わらなければいけない。」そう思い、後継者の学校パートナーに加わりました。

 

「後継ぎってカッコイイ!!」と言われる後継者とワイワイと学びながら、どこにも負けない強い会社にしていく。それが私たち後継者の学校が専門家チームとして実現できることです。お一人で悩みを抱え込む必要はありません。ぜひ仲間になってください。一緒に未来をつくっていきましょ♪

 

次回はもう少し具体的な「力」「押さえどころ」の話をさせていただこうと思います。

ご興味をお持ちの方、ぜひ後継者の学校に参加なさいませんか?いきなりはちょっと・・という方は、まずは後継者インタビュー(無料)を受けてみませんか?時間は30分~1時間ほどです。事業承継に関する自身の悩みが整理され、すっきりすると好評です。お気軽にお問い合わせ下さい。

後継者の学校のプログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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