後継者の学校パートナーの木村貴裕です。
日々の業務を通じて感じるのは、後継者や後継者候補の方は、ご自身が継ぐ会社の登記内容についてご存じない方が多いということ。
手続きの細かなことを覚えてもらう必要は全く無いのですが、最低限の知識は持っていただきたいので、登記やそれらに関連する基本的なことをいくつかに分けて話をしていきたいと思います。
まずは、株式会社の登記にはどのようなことが書かれているのでしょうか。
こんにちは、後継者の学校パートナー、司法書士の木村貴裕です。
司法書士の主な仕事の一つに会社の登記申請の代理業務があります。
日々の業務を通じて感じることは、創業した方(その会社を作った方)もご自身の会社の登記内容をあまりご存じない人が意外と多いということです。
ましてや後継者や後継者候補の方は、ご自身が継ぐまたは継ぐ予定の会社の登記についてはもっとご存じない方が多いのが現状です。
私は、手続きの細かなことを覚えていただく必要は全く無いと思っています。
しかし、後継者または後継者候補の方には、会社の登記については最低限の知識を持っておいていただきたいので、登記やそれらに関連する基本的なことをいくつかに分けて話をしていきたいと思います。
なお、なるべくわかりやすく表現しようと思いますので、法律的には多少正しくない場合もありますがご了承下さい。
まずは、登記内容について。
株式会社の登記にはどのようなことが記載されているのでしょうか。
・商号(会社の名前)
・本店(会社の住所)
・目的(どのような事業をする会社なのか。)
・資本金
・株式数
・役員
などがおもだったところです。
思っていたとおりの内容でしたか?
そうかもしれませんが、きちんと内容を確認している方は意外と少ないです。
これ以外にも登記されている事項はありますし、以外と重要なことだと思うのに登記されないものもあります。
また、次回以降にその話はしたいと思います。
株式会社を例にとりましたが、それ以外の法人でも必ず登記されているのは、何という名前で、どこが活動の拠点なのか、どのような目的で存在している(営利であれば、どのような事業をしている)法人なのか、また、代表者は誰なのかなどです。
もし身近な法人や会社の登記内容を見る機会があれば確認してください。
いえ、是非一度、後継者や後継者候補の方は、ご自身が継ぐまたは継ぐ予定の会社の登記事項証明書を入手して、内容を確認するようにしてくださいね。
後継者の学校