こんにちは
後継者の学校の代表の大川原基剛です。
今回は、まだ経営者になっていない後継者、または事業承継を経て経営者にはなったけど、まだ経営者と言えるのか?と悩んでいる後継経営者が、本物の経営者になっていくための「鍛えどころ」についてお伝えしていきます。
多くの経営者塾や後継者塾など、後継者が経営を学ぶところでは、経営の知識や手法などについてわかりやすく教えてくれます。それは、とても意味のあることですし、ためになることなのですが・・・
その知識だけを元に実際経営者としてうまく経営することができるでしょうか?
答えはNOです。
私自身も、サラリーマン時代に“中小企業診断士”という資格をとったり、そのほかたくさんの研修にいったり、膨大なビジネス本を読んだりなど、経営に関する勉強を何千時間もしてきました。とても意味のあることでしたし、今こうして経営支援などをさせていただいているのも、その勉強があったからこそなのですが・・・。
ただ、実際に経営するということになったとき、その知識だけでは何かがたりていませんでした。
経験などはもちろん足りませんでしたが、経営者になるには他にもいろいろと足りないことがあったのです。
その足りないところはいろいろとありますし、鍛えなければなりませんが、どう鍛えればよいのか?
その鍛えどころは「心」と「体」と「技」で考えていけばよいというのを学びました。
心・・・経営者となる決意と覚悟
体・・・経営者として結果を生み出すための思考・行動の能力
技・・・経営する生死を分けるビジネス知識・スキル
この心技体です。
この考え方を学んでからは、私自身が鍛えるポイントも理解し経営者として成果を導けるようになりましたし、後継者や経営者を支援する上でも、後継者や経営者自身が心技体のどこが強くてどこが弱いのかをまず見立てることで有効な支援ができ、彼ら自身が経営者として効果的に力をつけていけるようになったのです。
特にひとつめの心は後継者にとってはとても大事なポイントで、なかなか「心」経営者となる決意や覚悟が持てぬまま経営者になってしまうケースを多く聞きますし、そうした場合は実際に苦労したとも聞いています。
みなさんは、ここでつまずかないように心技体を意識して自分自身を鍛えて成長していただければと思います!
ちなみに鍛える順番は、心→体→技ですよ。
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「後継者を導く江田島平八」
後継者の学校代表の大川原基剛でした。