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後継者はつらいよ ~涙の辛子レンコン編③~

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はメーカーに勤めていたことがあります。営業のマネージャーだったころ、九州地区の販売網を構築しに毎月通っていたことがあります。その頃に出会ったある後継者の方のお話です。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

前回までのお話を整理すると、

 

社長は創業者の長男(3代目)

専務は次男

常務は3男

 

後継者候補のAさん(3代目の長男)

 

次期社長はだれになるのか?

 

社内でも皆が気にしていた・・・そんな状況で、 Aさんは部下からの突き上げを食らうのです。

 

社員の前で「私は皆さんと同じ一社員だから・・・」

 

と言えば言いうほどモヤモヤとしたものがこみ上げる・・・ お酒の席で愚痴り愚痴る

といった状況でした。

 

「親父もどうしたいのかはっきり言ってくれない」

そうこぼすAさんに今アドバイスするとしたら?

 

・あなたはどうしたいの?

・後継社長になるのだったら、今何をすべきだと思いますか?

・今後、会社をどうしていきたいですか?

・会社の現状は?

・株式の保有状況は?

・財務状況は?

・社長のセカンドキャリアはどうする?

・親族の皆さんへのポジションは?

・・・

・・・

 

こんなことを聞いてあげるのですが、

当時の私はただただ・・・うなずきながら聴くことしかできませんでした。

 

そんな時、突然、Aさんが感動し始めました!!

「児玉さん、そんなに共感してくれるなんて嬉しいよ。。。」

 

私「???」

 

Aさん「わかってくれるのは児玉さんだけだ!飲もう!!」

 

私「???」

 

 

突然スイッチが入ったAさんにほだされて、深酒をする出張の夜でした。

 

今更、言えるはずもないことですが

Aさんの話を聞いているとき

 

つい、

 

辛子レンコンを一口で食べてしまい

涙目でAさんの話を聞いていたということを・・・

 

別に共感して涙したわけではないけど、

Aさんにエールを送りたい夜だったことは覚えています。

 

 

・・・それから2年後

Aさんは常務取締役になりました。

後継社長は前専務の叔父さんが就任。

 

Aさんは次期社長です。

後継社長への道は続いていきます。

 

 

おわり

 

 

このエピソードに胸がざわついた

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事業承継と後継者と私

現在、後継者の学校 九州での立ち上げの準備をしています。

3月で退職することが決まっておりまして(つまり独立するんですが、あ!言っちゃったw)、

そこで感じていることを書いてみました。

 

こんにちは。

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

 

後継者の学校を九州でも開催したいと思うようになって、かれこれ1年近く経ちました。

おかげさまで6月に九州(熊本)で開講予定です。(準備真っ只中で頭がパンクしそうですが・・)

 

私は、なぜ事業承継・後継者支援をしたいのか・・・

 

実は、忘れられない後継者の方との出会いがあります。

その方は、事情があって後継者の立場で入社していた親の会社を退職することになりました。会社を去った後に、その方とは知り合ったのですが。

 

「当然、入社した時は自分が継ぐことに何の迷いもなかった。でも、内情を知るにつれ、このままではいけないという使命感が生まれ、組織改革が必要と思った。当時は、自分が絶対に正しいと思っていた。でもそれが結果的に、親である現経営者への批判につながっていたこと、従業員の士気を下げる発言、行動であったことに気が付けなかった。」

 

次第に、自分の居場所が会社にない、自分だけが社内で浮いている、と感じるようになり、挙げ句親との衝突も多くなり勘当を言い渡された。親子の縁を切られるくらいなら、「会社を守るために自分が去った方がいい」。

 

それぞれの立場で意見は異なると思いますが、私は、このお話を聞かせていただいた時に、心底もったいない!と思いました。

ひとえに会社を想い、社員を想い、経営者(親)を想い、その結果、うまくいかない。(なんだよそれ~)

 

でもこれ、実はよくある話なんです。

ただ残念ながら、よくある話なんだけど、巷にあふれる話ではありません。普通こんな話、なかなか外で話しませんよね。

でもそれが、後継者の方を一人で悩むという環境に追い込むことも事実なんです。一人で悩んでいる時間なんて、後継者の方にはもったいない。(後継者の時代にすべきことは山ほどあります)

精神論ではなくて、力を発揮するための具体的な方法があって、悩みを話せて共に成長できる環境。それを作れたら、少しでも人様のお役にたてるのではないかと思って、九州での開講に向け、日々準備にいそしんでおります。

 

ご興味をお持ちの方、ぜひ後継者の学校に参加なさいませんか?いきなりはちょっと・・という方は、まずは後継者インタビュー(無料)を受けてみませんか?時間は30分~1時間ほどです。事業承継に関する自身の悩みが整理され、すっきりすると好評です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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