事業承継期の人・組織づくりには、そこにいる従業員一人一人の持ち味や能力を後継者が把握して、それぞれとパートナーシップを創っていくことが重要です。
こんにちは。後継者の学校パートナーの笠井智美です。
後継者が事業承継期の悩みとして挙げられる中に、
従業員との人間関係があります。
もっとこうして欲しいとか、もっとこうなって欲しいとか、
これが出来てないじゃないかとか、
ついついそんなところばかりに目が行って、
従業員一人一人の、既に持っている能力や特徴を、
見落としてはいないでしょうか?
人を活かすためには、
その人がどんな活かしどころを持っている従業員さんなのか?
どんな時に力を発揮し、どんな時に力を発揮できなくなるのか?
その人のバックグラウンドや、何を大事にしている人なのか?
やりがいを感じるのはどんな時なのか?
この先どうなりたいと思っているのか?
そして、今何を思っているのか?
これらを知ろうとする姿勢が重要です。
そうやって相手に意識を向けることで、
相手にあったコミュニケーションがとれるのです。
まずは、従業員さん一人一人を、観察してみましょう。
それをするうちに、
これまであなたに観えていなかった従業員さんの姿が、
観えてくるはずです。
その時こそ、
従業員さんとパートナーシップを創り出すベースが整った時です。
もしもあなたが、自分の頭に収まる以上の未来を実現したいなら、
人を活かす経営が必要ですよね。
そのためには、従業員さんたち一人一人の中に、
活かせる力をたくさん発見してみてください。
自分の中に活かせる力を発見してくれる人を、
従業員さんが信頼しないはずはありません。
「認める」ことから始まる、従業員さんとの信頼関係の構築。
自律的な人材の育成と組織づくりは、そこから始まります。
後継者の学校
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