後継者の学校パートナーの熊倉智光です。
事業承継には後継者が陥りやすい罠があります。
後継者の学校では、それを8つに分類して説明していますが、
罠に陥ってしまうと・・・
事業承継は、人任せにできないですね。
こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。
今回は、後継者が陥る罠についてお伝えしたいと思います。
このお話しをしようと思ったきっかけは、先日訪問した会社でこんなことがありました。
ある書類の放置について、社長の責任か息子の責任かで言い争いになったことがありました。
しかも、結構怒鳴り上げるような形になり、周囲にいる従業員や関係者は凍りつくような場面です。話しを聞いていると、あれ?何か、本題がその書類についてではなく、私生活のことにずれこんでいるぞ・・・
お互いの追究事項も過去に遡って、本題から完全に外れているではありませんか。
別に話題がずれたことがおかしいとか言っているのではなく、社内でこんな言い争いがあってはならないということです。
周囲からしたら、何やっているんだ、恥ずかしい、見苦しい、これが我々のボスなのかという落胆等等、不信感につながっていく可能性を秘めています。
これは「家と経営混同の罠」の一種です。
後継者が陥る罠は、
・後継者の立場誤解の罠
・決意覚悟欠落の罠
・現状把握軽視の罠
・目的、目標不在の罠
・理念、戦略不在の罠
・問題軽視、放置の罠
・家と経営混同の罠
・勉強、経験不足の罠
があります。
親子ゆえに生じるコミュニケーションの難しさや、親と子の間のプライド、見栄、親子間であるがゆえの甘えや思いやり等が複雑に絡み合い、円滑な事業承継が阻害されているケースが多く見受けられます。
気付かないうちに、このような罠に陥ってしまいます。今回の事例もどう考えてもおかしい状況なのですが、当人たちはそのことに気付いていない罠に陥ってしまっています。
私たちは今まで多くの後継者の声を「インタビュー」という形式で伺ってきました。話しを聞いていると大体の後継者が何らかの罠に陥っています。
もちろん後継者ご本人は、一所懸命やられていますし、それぞれの考えをお持ちで素晴らしいのですが、がんばる方向性が異なれば良い結果は出ないことは明白です。
良かれとして努力しているのだけど、心の奥底ではこれでいいのかな?と実は思っている人もいます。
それを防ぐ有効策は早期の現状把握と目標の設定です。
事業承継は、失敗できない一大事業です。うちは大丈夫、周囲は親戚で俺はもう経営者に決まっているから、まさかあの人がこんなことするはずがない、とおっしゃる後継者の方もいます。
うまくいけばいいのですが、行かなかったらその先はどうなりますか?
想定していますか。
考えると恐いですよね。。
だから、やっぱり事業承継は、人任せにしてはいけない。
自分が継ぐのだから、自分の将来なのだから、自分が責任を負うのだから、
自分が全て把握することが、失敗しない事業承継の近道です。
今回はここまでですが、後継者の学校で詳しくこのあたりの学びができます。
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