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2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイント

後継者の学校パートナーの千野康幸です。

2代目は99%誤解する?!

己の立っている場所はどこだ?

あんた(後継者)あの子(会社)のなんなのさ?

 

 

みなさんこんにちは。
後継者の学校パートナーの千野康幸です。

 

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイントと言うタイトルで書かせて頂いております。

前回は2代目が知っておかなければならない経営の4つの要素について書きました。

 

4つの要素を父親よりも強化させることが、より上手く経営するコツでしたね。

でもそれって、具体的にどうすればいいのでしょう?

 

それこそが、ブログのタイトルである8つのポイントだと考えて下さい。

皆さんが具体的に意識し、行動する8つです。

 

本日は8つのポイントの①について述べさせてもらいます。

 

ホントはさ

もっと時間を稼ぎたかった(笑)

だって、もっとブログ書けって言うんだもん・・・

 

 

 

皆さんは、父親よりも会社を上手く経営したいと考えている。

 

あなたに問いますが、あなたは何者でしょうか?

ん?

いきなり言われても・・・

 

ゆっくりと質問します。

あなたは、今どんな立場で会社と関係していますか?

あなたは、周囲からどんな立場であると思われていますか?

あなたは、あなたがどうあるべきだと感じていますか?

 

これから会社を継ぐのかも知れない。

もうすでに会社を継いでいるかも知れない。

 

人それぞれ状況は違うものです。

しかしあなたは、あなたの立っている場所で、その場にあった考えや行動をしなければなりません。

立っている場所、立場。

 

想像してみて下さい。

今にも落ちてしまいそうな狭い崖路を歩いているとき

町までの平坦な道を歩いているとき

険しい上り坂を上り歩いているとき

 

同じ歩き方はしませんね。

 

今の立場は、どんな状況でしょうか?

 

あなたは会社を継ぐ後継者である・・・本当ですか?

あなたは会社を継いだ代表である・・・本当ですか?

 

例えば、あなたは会社の後継者だったとします。

前回、経営の4要素で統治基盤の話をしました。

あなたの父親が会社の株式を何パーセント持っていれば会社を継げるでしょう?

答えは・・・

「何パーセント持っていようが、継げるかも知れないし、継げないかも知れない」です

 

父親の気持ちが変わったら?

実は父親はほとんど株式を持っていなかったら?

どんな状況になるのか、神のみぞ知るです。

 

では、確実に会社を継ぐためにはどうしたら良いのでしょう?

答えは、自分がほとんどすべての株式を取得すれば良いのです。

自分が死なない限り、確実に会社を承継するでしょう。

 

また、既に会社の経営者になっている方。

ホントに経営者でしょうか?

まだ、お父さんが銀行との交渉をしていませんか?

まだ、お父さんしか借金の額を知らなくないですか?

まだ、お父さんしか取引先に行っていませんか?

まだ、お父さんだけが株式を持っていませんか?

 

これから会社を継ぐ人も、既に継いだ人も誰かが何かをしてくれるのを待っていませんか。

事業承継が完全に終了するのを、ただ待っていませんか?

 

今のあなたに必要なことって何でしょう?

何かしなければならないのでは?

 

立場を誤解しないで下さい!

 

これから会社を継ぐ方は、あなた自身が積極的に行動しなければなりません。

既に会社を継いだ方は、あなた自身が積極的に経営しなければならないのです。

 

今の状況を据え、必要な行動をとる!

経営に必要なことです。

 

待っていれば、父親がやってくれる・・・

 

自分以外の人間に己の運命を委ねるのですか?

それも良いでしょう。

しかし、経営者には向きません。

景気が良くなることを、何もせずただ待っている経営者の会社が儲かると思いますか?

 

また逆に・・・

自分が継いで当たり前だと、うぬぼれている人間

社長として社員が言うことを聞いて当たり前だと思っている傲慢な人間

こんな人間には良い機会は訪れません。

なぜなら、味方がいなくなるからです。

 

自分の立っている場所を良く弁えて、なすべき行動をとること。

自分の今の立場を誤解しない

父親よりも会社を上手く経営するための第一歩です。

 

立場を誤解しないこと!

 

・・・これだけじゃ良くわかんねーよ

・・・同じことテレビで言ってたぞ

・・・それが分からないから、このブログ読んでんじゃねーの

 

はい すいません。

結果をコミットするコンサルタントとしておまけをご提供致します。

下の図をご覧ください。魔法陣シートと命名させて頂きます。

中心のマスにあなたの目標を書いて下さい。また、目標をいつまでに達成するものなのか記入しましょう。

その周囲8マスに、その目標を実現させるために必要な要素(具体的に記載する)を8つ書いてください。

その、8つの要素を外のマスに転記します。

そしてその8つの要素を実現するために必要な具体的な行動を書いて下さい。

どれくらいの頻度で行うかを書くと良いでしょう。
(例)体力 毎日2km走る 本を1カ月一冊読むなど

 

泳ぐ 走る 跳ぶ
信念 腕立 体力 漕ぐ 友情
腹筋 寝る 歩く
信念 体力 友情
人望 人望 1/1
目標
知識 知識
管理 情報
管理 情報

 

自分の目指すものが何なのか、自分自身を客観視できます。

また具体的な行動を目標にすることで、なすべきことがハッキリし、行動しやすくなります。

 

さて如何だったでしょう?

 

もう一度おさらいします。

 

立場を誤解しない!

現状を把握し、自分に必要なものを知ること!

 

 

では

また次回お会いしましょう。

 

後継者の学校
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実録 事業承継~財務のデータを知っていますか?~

後継者の学校パートナーで税理士の河合由紀子です。

事業承継と一口に言っても、何から始めればいいんだろうと思われる後継者の方は多いようです。

小さいころから跡を継ぐものだと感じながら生きてこられ、何の迷いもなく親の会社に入り、真面目にやれることをやってきたという方は本当に多いです。

決して怠けているわけではないけれど、このまま頑張っていても社長になれる気がしない。そんな声にならない気持ちを感じることがよくあります。

 

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。本日は財務データについてです。

 

このままでいいのだろうか?

何年か経験を積み年齢的にもそろそろ、という時期になっていても、具体的にどのように動けばいいのか分からず、日々目の前にある業務を一生懸命こなしているという後継者の方はたくさんいらっしゃいます。

例えば営業をされている方であれば、お客様との関係をしっかりと築かれ、他の社員さんには到底こなせないような仕事きっちりこなしておられる方。努力して現場の仕事を覚え、古株の職人さんにもなかなかやるなと一目置かれるようになっている方。

皆さん後継者としての責任を感じ、大変な努力をされてきたのだと思います。

しかし、現在のスキルをさらに伸ばしていけばその延長線上に、立派な経営者となる未来がまっているのでしょうか?そうではない気がする。ここまでは何となく感じていらっしゃる方が多いです。しかしどのように動けば良いか分からず立ち止まっている状態。しかし動き出さなければ何もはじまりません。

 

いくら借金があるか知っていますか?

後継者の方に「会社の借金がどれくらいあるかご存知ですか?」と尋ねると、実は「分からない」「知らない」と答えられる方が多いです。

後継者の学校では、これまで後継者の方の実際のお気持ちや考え方、現状を知るために、後継者の方を対象にインタビューをさせていただいております。

質問の中に、承継する会社の財務状況を尋ねる項目があります。これまで全体で約100人の方にインタビューをさせていただきましたが、ほとんどの方が「知らない」「わからない」という答えでした。

このお話をすると、後継者の方の意識が低いからでしょ?と思われる方も多いかもしれませんが、実は後継者の方が財務状況について知らないということには理由があるのです。

考えてみてください。後継者の方はどのような働き方をしておられますか?

営業を頑張る、現場を知るために社員さんより長く働く、とにかく頑張る、などなど。思い当たられることはないでしょうか?目の前にあることに一生懸命になっている。

それが自分のやるべきことだと思っている方が、会社の財務状況を知る機会はあるでしょうか?

社員の中で一番になることと、経営者として会社の舵取りをすることとは根本的に違うのです。

事業承継の第一歩は現状を知る事です。現状を知るためには財務状況の把握は外せません。このように後継者が真の経営者になるために、押さえておくべきポイントがあります。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みが入っています。また、後継者インタビューも無料でさせていただいています。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

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