事業承継~後継ぎはカッコいい!

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

事業承継に対する悩みは、現経営者そして後継者、共にとても深いと日々感じています。

「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪い??」という世間のイメージ、それ本当でしょうか?

今回は、初回ですので、自己紹介を兼ね、私の事業承継支援への決意と覚悟をお伝えさせていただきたいと思います。

真面目に書きました(照)。ぜひご一読ください!

 

はじめまして。

後継者の学校パートナー、司法書士の村中順子です。

 

「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪い??」 後継者の皆さんはこの問いにどうお答えになられますか?

 

親が社長と聞くと、「ぼんぼん」「未来の社長」などなど、やいのやいのと、「継ぐこと大前提」で周囲に言われる。大人になり、いざ後継者として親の会社に入社すれば、大歓迎で迎えてくれる?!というとそうでもない。

「なんとなく感じる冷たい雰囲気?キャリア云10年の社員さん、本当にこの人私の言うこと聞いてくれるん?」

「うちの会社の財務どうやって見ればいいん?借金いくら?返せるん?連帯保証って私が?!」

「うちの事業に未来はあるん?」

「え?!法令違反?そんなん親の代からやろ?経営責任?って私の責任なん?」

「そもそも私が継いでいいのかな?でも今更継がないって言えないし・・」

 

つまり、「起業家はカッコ良いけど、後継ぎはカッコ悪いだとーー! 誰が言ったん?そんなこと!こっちは毎日たいが大変ったい!(意訳:とにかく死ぬほど大変。誰かわかってよ。この気持ちとこの頑張りを!)」

が本音ではないかと思います。

 

事業承継支援をしていると、こんな声を山ほど聞きます。

後継者という立場は、理論に基づき分析すると、創業よりも複雑な人間関係・利害関係に置かれます。

そしてその立場ゆえに、生き残るために身につけなくてはならない能力、磨かねばならない「力」があります。

「子供だから継ぐ」が成功するには、実は後継者側に多くの前提能力を必要とするのです。そして、それには押さえどころ、コツが存在し、力ですので伸ばすことができます。先に述べた、「こっちは毎日たいが大変ったい!」に対する具体的な解決策があるんです。

 

私は、今まで相談に応じる形で培ったノウハウを個別にお伝えしてきました。というのも、後継者が体系的に学べる場所(学校)は、自分がやらなくても、どこかにあると思っていたからです。でも、お伝えすると、「相手の目の輝きが変わる」「目から鱗だ」と仰って頂ける、そんな後継者の姿を見ていて決意と覚悟が決まりました。「誰かがやるのを待つのではなく、生まれ育ったここ九州で自分から始める。専門家の支援も変わらなければいけない。」そう思い、後継者の学校パートナーに加わりました。

 

「後継ぎってカッコイイ!!」と言われる後継者とワイワイと学びながら、どこにも負けない強い会社にしていく。それが私たち後継者の学校が専門家チームとして実現できることです。お一人で悩みを抱え込む必要はありません。ぜひ仲間になってください。一緒に未来をつくっていきましょ♪

 

次回はもう少し具体的な「力」「押さえどころ」の話をさせていただこうと思います。

ご興味をお持ちの方、ぜひ後継者の学校に参加なさいませんか?いきなりはちょっと・・という方は、まずは後継者インタビュー(無料)を受けてみませんか?時間は30分~1時間ほどです。事業承継に関する自身の悩みが整理され、すっきりすると好評です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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後継者にまつわる小説あれこれ(その2)

後継者の学校パートナーで司法書士の木村貴裕です。

小説は気軽に読めて、でも何か気づきを得たり、力がわいてくることってありますよね。

ほんの少しでも何か感じてもらえそうなものをこれから少しずつ紹介したいと思います。

後継者の学校パートナーブログですので、もちろん後継者や事業承継に関するものを。

 

後継者の学校パートナー司法書士の木村貴裕です。

私は移動の時間はもっぱら読書にあてております。

地下鉄に乗ることが多く外の景色を眺めても面白くもなんともないという理由もありますが。

 

経営書ではなくあまり肩のこらない小説ばかりなのですが、結構事業承継にからむ話もあります。

後継者や後継者候補の方に何か少しでも感じてもらえるものがあればと思い、今まで読んだ中から、後継者や事業承継に関係するものを何冊か紹介します。

 

今回紹介するのは、

 

「わたし、型屋の社長になります」上野歩 著(小学館)

 

タイトルからも推測されるとおり、女性が金型製造の会社を継ぐ話。

ちょっと軽めのタイトルや表紙で、正直おっちゃんには少し手を出しにくい雰囲気なのですが、事業承継の話なら手に取らないわけにはいきません。

 

広告代理店のOLが、経営者である父親が病に倒れたことを機に会社を継ぐことを決意し、資金調達やら人材流出やらの難題に取り組んでいく姿を描いた作品です。

 

この小説の話にいく前に、、、

「現経営者が病に倒れたことを機に」という話が多いですね。

現実の世界でも、このようなケースが少なくないのではないでしょうか。

何の準備もしていない状態で、いきなり経営のバトンを渡される。

 

もちろん準備を完全にしてからということは難しいかもしれませんが、それでも準備の仕方はあります。

ここではその話はしませんが、ご興味のある方は後継者の学校までご連絡下さい。

 

さて話を戻します。

主人公は父の会社を心底愛しており、会社のことを「自分の分身」や自身が生まれる前に創業したので「姉」とまで表現して、その存続を決意します。

 

読んでいて、主人公が余りにも思い先行で突っ走ってる感があっておいおい大丈夫かいなということが多いのですが、

前経営者である父親が大変素晴らしく、彼が築き上げ残してきたものは会社という器だけでなく、人はもとより信頼という目に見えない大きなもので、ああこうありたいと、そちらに心動かされます。

 

主人公も立場が違えば見えるものも変わるというか、

表面だけしか見ていなかったIT企業のちゃらいと思っていた社長が実は泥臭い男だったことを知ったり、

従業員に助けを求めながらも時に厳しく声をかけるようになったり、

単なる下請けからの脱却をはかったり、

新規事業を立ち上げたりと日々成長していきます。

 

しかし、社長の成長物語ではなく、ここで取り上げたいのは実は、女性が製造業の社長を継ぐという部分です。

 

「女性だから後継者にはなれない」という考えから事業承継が進まないということも多いと思います。

小説なのでうまくいくのはご都合主義といわれるかもしれませんが、しかし本当にそうかどうか一度立ち止まって考えて見る価値はあるのではないでしょうか。

 

子どもの頃から家業に接し事業を肌で感じている、

経営者の子であるという周りの納得感、

資産の承継のしやすさ等、

男で無ければと思い込み変に娘婿に継がせようとするより良い結果を生む場合があるかもしれません。

 

単に思いだけでうまくいくほど甘くはないでしょうが、家業や先代に対する思いが無ければ事業承継がうまくいかないのも事実です。

 

この話が少しでも何かのきっかけになれば幸いです。

 

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「統治基盤①」 【マンガ・事業承継】

後継者の学校の小峯です。マンガで事業承継の本質について、なるべくわかりやすくお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします。今回は、統治基盤①についてお伝えします。

 

まんが8

 

こんにちは

 

後継者の学校の小峯です。

 

統治基盤という言葉は、

あまり耳にしない言葉かもしれません。

会社を「統治」するための「基盤」ということで、

文字通りの意味です。

 

『後継者の学校』では

特に会社の所有権である株式と

企業活動継続の最低条件である法令順守を統治基盤として考えています。

 

会社の主な株式を誰がどのくらい保有しているか知っていますか?

 

もし株を持たずに社長になってしまったら、

大きな会社の決断を自分で下すことができません。

会社の所有権は株主にあります。

大部分(2/3超、または過半数)の株主が反対したら、

社長といえども従わなくてはならないのです。

 

それでは本当の意味で

会社の責任と権限を持っているとは言えませんよね。

後継者の方には、

株をしっかりと保有してから社長になってほしいと思います。

 

株の取得タイミングは社長になる前です。

後になると、株の取得条件が変動するリスクが高まり、

交渉の余地も少なくなってしまいます。

 

考えたくはありませんが、

たとえば誰かが多数の株を持っていた場合に、

会社の業績が良くなったタイミングで

高値で買い取るよう要求されるかもしれません。

もしかしたら、社長の座を奪われてしまうかもしれません。

 

実際にそういうケースは多発しています。

社長になる前に、株の取得について目途をつけておきましょう。

 

 

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環境整備で、経営脳を育てる

こんにちは。笠井さん

後継者の学校パートナー
「人・組織の専門家」笠井智美です。

会社の中に神経を行き届かせるための最高のトレーニングは社内の環境整備。自社を良くするヒントは、自社の中にあります。なぜそうなっているのかを読み解きながら、経営脳を鍛えましょう。

 

こんにちは。後継者の学校パートナー 人・組織の専門家 笠井智美です。

前回は、「あなたが手に入れる会社のイメージを掴むために、

会社の沿革をできるだけ詳しく整理してみてください。」

ということをお伝えしました。

 

そして、できれば創業者や先代や番頭さんなど、

会社の歴史を創ってきた方たちにインタビューをして、

時代背景がわかる写真なんかも揃えてみて、

ドキュメンタリー番組のプロデューサーになったぐらいのつもりで、

会社の歴史を整理してみることをご提案させていただきました。

 

どうでしょう?

 

やってみました?

 

実際にやってみた方には、

いろいろなことが観えてきたのではないでしょうか?

 

 

出来事を追うだけでなく、会社の歴史を知るごとに、

ご自身の中に湧いてくるものを、しっかり感じてくださいね。

 

 

意識しないと逃してしまうくらいの感覚ですが、

繰り返すうちに感度が上がってきます。

 

 

その湧いてくる感覚をとらえ続けることが、

前々回の私のブログでお伝えした、

事業承継のファーストステージをクリアするための

“もう一つの鍵”を見つけるヒントになりますよ。

 

 

では、そろそろ経営の4つの要素の現状を把握することについて、

お伝えしていきますね。

 

様々な見方はあるでしょうが、

私たち「後継者の学校」では経営の要素を、

事業、財務、人・組織・風土、統治基盤という、

4つのカテゴリーに分けて観ていきます。

 

 

まずは、「事業」についてどんなことを観ていくのかを、

ざっくりとお伝えするとこんな感じです。

 

・お客様はどんな人?(顧客・市場)

 

・どういう人が、

どういう理由で当社を選んでくれているのか?(提供価値)

 

・その人は、どんなライフスタイルを送っているのか?

(環境・社会情勢・将来性)

 

・経営資源や流通経路はどうなってる?

(自社の強みや業務プロセス、チャネルなど)

 

 

これらの観点で、今、自社の事業がどうなっているのかを、

客観的に把握していきます。

 

「へぇ・・・そうなんだ。」と

頭でわかったつもりになってはいけませんよ!

知識は知識のままにしておいては使えません。

 

知っているだけでは、現実は何も変わらないのです。

 

 

いずれあなたが手に入れる会社が、これから先、

どんな土俵で価値を生み続けていくのかを見極めるための、

大事な作業です。

 

できるだけ詳細で正確な情報が必要になってきます。

 

現状把握を誤れば、それに基づく分析も、戦略も戦術も、

全て変わってしまいますのでね。

 

 

その為には、まず環境整備ですよ!

 

現状を把握するには、

書類を揃える必要がありますからね。

 

 

そして、環境整備をしながら書類を整え、

在庫や商品、備品など、

事務所や倉庫の中を整理・整頓していくと、

自然に会社の隅々まで、あなたの体が広がっていきます。

 

会社の中に神経が行き届き、

会社がどんどん自分のものになっていく。

 

そんなイメージです。

 

大掃除が終わったところでしょうが、

ぜひそこから1歩進めて、環境整備を進めてみてください!

 

 

 

何かいろいろやることが重なって、

頭の中がごちゃごちゃしている時って、

気が付くと部屋の中まで散らかっているという

ご経験はありませんか?

 

時間や物や空間とのコミュニケーションでもある環境は、

あなたの脳の中の状態が外に

現れているということでもあります。

 

 

逆もまた真なりで、環境を整備すると、

頭の中が整理されていき、

脳の中が大事なことに気付きやすい状態になっていきます。

 

あなたは経営後継者として、

これからさまざまな判断や決断をしていきますよね。

 

誰も経営者に指示なんかくれません。

 

 

環境整備で、物や書類を捨てるか捨てないか、

残すのなら何のために残すのか、

仕事の流れや効率を理解した上で、

どう物を配置し活かすのか、などを考え判断していくことは、

経営者としての判断力や決断力を、

小さなサイズで鍛えるトレーニングにもなります。

 

 

どんなに経営を知識として学んでも、

その知識を使いこなすための思考や行動など、

いわゆる経営者としての身体能力みたいなものがなければ、

どんな素晴らしい知識も、活かすことはできません。

 

ぜひ、実際に環境を整備して、頭の中をクリアにし、

ファイリングを整えながら、

仕事の流れやお客様の情報を掴んだり、

「何を捨てて、何を捨てないか」を分けながら、

経営者として必須な判断力や決断力を、

小さなサイズからトレ-ニングしていってくださいね。

 

後継者の学校
http://school-k.jp/

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Photo credit: CannedTuna via Visual Hunt / CC BY-NC-ND

「経営者になるための基礎を学ぶ、後継者の学校プログラム【ベーシックコース 】東京校」

ここが経営者への道のスタートラインです。

創業者のマインドを超える、後継者のプライドをもって未来をつくっていきましょう。

後継者の学校プログラム 【ベーシックコース】のご案内です。

 

こんにちは、後継者の学校で代表をしております大川原です。

 

 

今年、後継者の学校は九州(熊本)が加わり、よりたくさんの後継者のみなさんの力になれるよう精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

そして、今年も2016年4月から後継者育成プログラム、

後継者の学校プログラム 【ベーシックコース】と【アドバンスコース】を開講いたします!!!

 

場所は、東京、大阪、熊本で開催予定です。

 

取り急ぎ、今回は東京開催予定のベーシックコースと

直前に開催する公開セミナー「後継者のための事業承継セミナー」のご案内をさせていただきます。

 

経営や事業承継を体系的に学んだことのない後継者にとっては、いまがその学ぶチャンスです。

この機会を活かして、成長の糧としていただければと思います。

 

 

  • 公開セミナー「後継者のための事業承継セミナー」

 

-セミナー開催日程-

① 2016年1月21日(木)18:00~19:30

② 2016年2月4日(木)18:00~19:30

③ 2016年2月25日(木)18:00~19:30

④ 2016年3月10日(木)18:00~19:30

  •  2016年3月24日(木)18:00~19:30

 

事業承継セミナーご案内WEBページ

 

http://okawara.wix.com/school-k-program

 

 

  • 後継者の学校プログラム【ベーシックコース】

 

全10テーマの日程は以下の通りです。

テーマ1  2016年4月7日   (木) 18:00~21:00

テーマ2  2016年4月21日 (木) 18:00~21:00

テーマ3  2016年5月12日 (木) 18:00~21:00

テーマ4  2016年5月26日 (木) 18:00~21:00

テーマ5  2016年6月9日   (木) 18:00~21:00

テーマ6  2016年6月23日(木) 18:00~21:00

テーマ7  2016年7月7日   (木) 18:00~21:00

テーマ8  2016年7月21日 (木) 18:00~21:00

テーマ9   2016年8月4日   (木) 18:00~21:00

テーマ10  2016年8月18日 (木) 18:00~21:00

 

開催場所:品川近郊

 

後継者の学校プログラム【ベーシックコース】ご案内WEBページ

http://okawara.wix.com/school-k-program#!blank/acty5

 

 

ご不明点やお問合せなど、以下のメールアドレスからご連絡ください。

info@school-k.jp

 

 

株式会社 後継者の学校

代表取締役 大川原 基剛

 

 

後継者の学校プログラムの内容についてホームページが気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継⑥

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回は主人公の星飛雄馬の親友、伴忠太のケースです。彼の事業承継とは?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬の親友 伴忠太(バンチュウタ)のケースです。
伴忠太は昭和のガキ大将です。

伴もまた、当時の花形産業である「自動車産業」の「伴自動車工業」の後継ぎとして生まれました。

 

星雲高校時代は柔道部に所属し、父の伴大造はPTA会長であり、なぜか飛雄馬の入学の面接をしていました。。

親分肌で根性があり、野球部をシゴキ自宅に招いて飯を食わせるなど「威張っているけど仲間想い」な昭和の番長でした。

 

飛雄馬と出会って敵対するが、飛雄馬の根性に惚れ込み、以後親友となります。 野球の素人であるにもかかわらず持ち前の根性で飛雄馬の剛速球を捕球できるようになるなど、若い時から努力家で義理と人情を重んじる性格でした。

 

高校卒業後も親友の飛雄馬と一緒に巨人の入団テストを受け、補欠合格します。 その後も飛雄馬の女房役として大リーグボールの躍進に貢献しますが、飛雄馬の父一徹により中日への移籍を強いられます。友情に熱い伴は悩みますが、やがて飛雄馬のために・・・最後のライバルとなるのです。

 

伴はのちに「伴自動車工業」(後の伴重工業)に常務として入ります。

 

しかし、仕事よりも元プロ野球選手としての活動が多く、後継経営者として活躍する場面はあまりありません。

 

自社のスポンサーするテレビ番組に出演するタレントに惚れ込んでしまいます(笑)

 

 

では、伴忠太の事業承継の特徴とは?

 

 

・伴は経営よりも人心掌握にたけており、営業が得意

・「事業承継」を「相続」と思っているため、社長の聖域へ踏み入れる事に遠慮がある

・若い時から父の威光を苦にも感じず、継ぐことにためらいがない

 

 

つまり伴忠太は事業承継することは当たり前という環境で育っています。

後継経営者というよりは「親父の会社を相続する」という風に思っています。

 

「後継者の罠」に見事に嵌っていますね。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

財務状況を改善したら次はヒト。

「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

 

Photo credit: DRD4-7R via Visual Hunt / CC BY-ND

実録 事業承継~後継者が決して忘れてはいけないこと③

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

前回は、後継者はどんな存在なのか、また、後継者が存在する意味について考えてみました。後継者はその存在だけで会社の未来を明るくします。しかし、後継者が忘れてはならない大切なことを忘れてしまい、間違った考え方に陥ってしまうとどうなるでしょう。本日は、後継者が決して忘れてはいけない大切なことについてお伝えしたいと思います。

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは、私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

本日は、前回に引き続き後継者が事業を承継していく際に、決して忘れてはいけないことについて書かせていただきます。

 

忘れていた大切なこと

ある後継者が陥った間違いについて、前回書かせていただきました。後継者が「社長のやり方は古くて時代遅れだ」と感じることはよくある話です。これは当然といってもいいかもしれません。違和感を持つことは悪いことではありません。ただ、後継者は既に形になっている生きた事業を引き継ぐと言う意味で、明らかにゼロから創業する場合と異なります。

従業員がいて得意先や仕入先、金融機関などの取引先があり、お金が回り、商売が成り立っているのです。それを引き継ぐという立場にある後継者は、確かにその存在自体素晴らしいものですが、すでに目の前に引き継ぐことのできる会社が存在することも素晴らしいことなのです。だから、引き継ぐ会社がどのようにして成り立ってきたかを知り、そして、まずはこれまで会社を支えてきてくれた人々に『感謝すること』が最も大切なことなのです。

 

感謝が大切な理由

従来のやり方に違和感を覚え、改革しなければ我が社は生き残れないと必死になる後継者は多いです。引き継ぐ会社の事を愛し、危機感を感じ、みんなが幸せになるためにと頑張っているのに、オヤジからは反対され、古参の社員からは疎まれ、重要な人物が退職し、と様々な障壁にぶつかるという事態に、悩み苦しんでいる後継者の方によくお会いします。

こういった方は、真面目で優秀な方が多いです。しかし、目の前の問題をどうにかしようと思うあまり、これまでの歴史、なぜ引き継ぐことのできる会社があるのかを真剣に考えたことがない、あるいは気にしていない方が多いように感じます(実は私もその一人でした。)。口先では感謝していると言うものの、心底感謝しているかというと、感謝しきれていないのです。

「なんでこんな状態になるまで放っておいたんだ。」「企業とは名ばかりの個人事業の延長じゃないか。」心のどこかで先代や古参の社員がやってきたことを否定してしまう自分がいて、それが普段の言動に反映されてしまうのです。しかし、逆の立場だったらどうでしょうか。これまで一生懸命やってきたことを否定されて、後から入ってきた後継者のやり方に右へならえと賛同する気になるでしょうか?

もう一度言います。まずは『感謝』です。協力を得るには、後継者が感謝の気持ちをもつこと!これが、後継者が決して忘れてはいけないことなのです。時には腹も立つでしょう。思い通りにいかず、「頑固おやじ!」「石頭!」と思う時もあるでしょう。でも、引き継ぐことができるものを残してくれたことには、感謝しても余りあるのではないでしょうか。ついつい、分かっていても忘れてしまう、当たり前だけれどなかなかできないことかもしれません。普段から、これまでがあるから今があり未来があるという思いを持って、感謝できるところを意識して探すのも心の鍛錬に良いかもしれません。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

また、お得に参加できる「放課後勉強会」や無料で受けられる「後継者インタビュー」好評実施中です。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

備えるか備えないか

後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

知り合いからの相談事例ですが、

娘婿に事業承継をしたら2,3年後には大赤字に転落してしまったようです。

事業承継の現場ではよくあることです。

なんでこんなことが起きてしまうのでしょう。

 

こんにちは、後継者の学校の熊倉智光です。

 

 

さて、

今日は私の知り合いからの相談事例をご紹介したいと思います。

 

とある運送会社で社長は60歳を過ぎた女性が勤めていて事業も安定していました。

 

そろそろ、事業を承継したいとのことで、娘婿に全てを任せたみたいです。すると2,3年後に大赤字に転落。

 

慌てて前代表が舵取りを取り直すということがあったようです。

 

私の知り合いは以前から、事業承継に時間を掛けてじっくり取り組みべきだと進言していたようですがそれを全く聞き入れずに来たようです。

 

『身から出た錆』

 

と、言っていましたがその一言で固唾けるにはあまりにも恐ろしい失敗だと思います。

 

日本人は、予防や備えに乏しい人種と言えます。これは、震災や近年の労働トラブル、相続対策についても垣間見えるところだと思います。

(生命保険の加入率は高いそうです)

 

後継者の皆様は周囲でそう感じるとこはありませんか??

 

事業承継については、必要性は感じてはいるものの、優先順位が低いようです。

それは現経営者の考えであり、これから事業を、人を引き継ぐ後継者の立場としてそれでいいのかはよく考える必要があります。

 

そうでないと、上述したような事態に成りかねない。事業が順調で引き継いでも急下降なんてよくある話しです。

 

常に、自分に満足せず、まだまだ、まだまだという姿勢が経営者の資質に必要ではないでしょうか。

 

後継者の皆様、後継者の学校では、後継者インタビューを推奨しています。

 

無料ですので、お気軽にご連絡ください。

 

明日の御社の経営を語りましょう!

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校でもこのあたりの学びができますので、

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後継者にまつわる小説あれこれ(その1)

司法書士の木村貴裕です。

小説は気軽に読めて、でも何か気づきを得たり、力がわいてくることってありますよね。

ほんの少しでもそのようなものを感じてもらえるものをこれから少し紹介したいと思います。

後継者の学校パートナーブログですので、もちろん後継者や事業承継に関するものを。

 

後継者の学校パートナー司法書士の木村貴裕です。

私は通勤時間をもっぱら読書にあてております。

地下鉄なので外の景色を眺めても面白くもなんともないという理由もありますが。

 

経営書ではなくあまり肩のこらない小説ばかりなのですが、結構事業承継にからむ話もあります。

後継者や後継者候補の方に何か少しでも感じてもらえるものがあればと思い、今まで読んだ中から、後継者や事業承継に関係するものを何冊か紹介します。

 

まず初回は、

 

「退職勧奨」江上剛 著(実業之日本社)

 

五十代後半の組織で働く男たちを主人公にした短編集です。

8つの物語の最後が「跡継ぎ」というそのものずばりの話。

 

100年近く続く豆腐屋の三代目を父に持ちながら、別の世界に身を置く主人公。

組織で順調に昇進していく中、家業を継いで欲しいと口には出さない父の本音に思いをはせ、その間で葛藤する姿が描かれています。

 

家業を継がずに全く別の職種に身を置く方は結構いるのではないでしょうか。

でも心の隅では、やはり最終的には継ぐべきかと漠然とした悩みを抱えている方も少なくないかも知れません。

 

この物語では、家業に少し古くさいものを感じたり継ぐのが当然という状況に反発し別の道を歩むことになった自身と、それでも家業やそれを守ってきた父を尊ぶ気持ちの間でゆれる姿に心動かされるものがあります。

 

その父が病に倒れたことを機に、主人公が思い悩んだ末に出した結論とは・・・という感じなのですが、それはこの小説を手にとってのお楽しみということにしておきます。

 

そのほかも、経営者の身の引き方や、組織内で意に反する仕事に葛藤苦悩する姿など、主人公たちをとりまく組織や家族の話です。

アラフィフ以上の方は色々身につまされる内容かもしれませんが、読後感は明るいものが多いので気軽に読んでもらえると思います。

 

この話が少しでも何かのきっかけになれば幸いです。

 

後継者の学校のプログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがでしょうか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

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「組織の把握②」 【マンガ・事業承継】

後継者の学校の小峯です。

マンガで事業承継の本質について、なるべくわかりやすくお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします。今回は、組織の把握②についてお伝えします。
まんが7

 

こんにちは

 

後継者の学校の小峯です。

 

後継者の方が背負うプレッシャーの1つに、

「社長らしく振舞うことを求められている」という誤解があります。

 

でもちょっと待ってください。こんなこともあるのです。

先代の社長を支えてきたある年配の社員さんの心の中を覗いてみました。

 

「自分は先代社長にお世話になって、今まで一生懸命頑張ってきた。

この会社に対して少なからず貢献してきたと思う。」

 

「今度は息子さんが社長になるのか。

お世話になった先代に恩返しするためにも頑張って支えよう。」

 

ところが、新社長は、社長に就任するなり、

「今までの事業ではもう先がない。

これからは、新事業で勝負をかけるんだ!おれについてこい!」

・・・なんて話を始めました。

 

その言葉は、会社の将来を真剣に考えての言葉だと思います。

ですが、年配の社員さんの気持ちは穏やかではありません。

 

なんだか、今までの頑張りを否定された気になってしまいます。

なんだか、

これからの会社に自分の居場所がなくなったような気がしてしまいます。

 

経営者が持つ権限は「受け取る」ものではなく、

自ら経営者としての力をつけて

経営者としてふさわしいと社内外で

「認めてもらう」ことで初めて手に入れることができます。

 

『後継者の学校』では、

後継者の方が先代社長とは異なる独自のやり方で、

リーダーシップを発揮し、組織をまとめていくための

うまい考え方や実践手法をお伝えしています。

 

ご興味のある方は、

お気軽にお問い合わせください。

 

 

後継者の学校のプログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがでしょうか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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