2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイント No.8 ポイント その⑤

お前のモノは俺のもの、俺のモノは俺のもの!
ド勘違いはいけません!!

会社と家は別ものなんだよ。

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みなさん

こんにちは

後継者の学校パートナーの千野康幸です。

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイントと言うタイトルで書かせて頂いております。

前回はポイント④として「目的・目標を持て」!について書きました。

明確な意思は、あるべき自分を作り上げる、だからこそ目的・目標を持たなければならないという内容でした。

 

さて、今回はポイント⑤として、

会社と家は別もの!混同しない です。

 

他人の家に遊びに行った時ってさ~

特別じゃない?

なんかこう解放感あってさ~

人のマンガ1巻から読みまくってさ~

片づけないで帰っちゃうと、なんか王様気分じゃない?

 

あと、懸賞ハガキなんかの切手!

会社のモノを使うと、当たる率上がんない?

外れてもさ、会社のモノだし~

懐痛まないしね~

 

ってバカ!

リアルにバカ!!

 

ジャイアニズム全開だな!

 

見た?

「マルサの女」って映画

冒頭さ、コロッケ屋さんに税務署が来てさ、自分の家で消費した分のコロッケ売り上げに入れたか?って

修正申告(税金の計算をやり直す)喰らっちゃうの。

 

コロッケ屋さんが「自分のモノを食べたって良いだろ!」って怒っているんだけどね。

でもね~

会社のモノなんだよね・・・それ

 

個人事業でも自分で消費するものと、事業の経費として使うものと別なんです。

 

良く、キャバクラ行くじゃない?

なに?

行かない?

いや、行け!理由はないが

 

その支払いは個人的に楽しんだものなら、経費ではないが、

お客さんの接待で使ったら、接待交際費になる

(必ず成るとは言えませんが・・・)

 

違いは、事業を行うために必要だった支出だったか否か

(キャバクラが必要だったかは、大変疑問だが・・・)

 

 

世の中、こんなことってよくある事です。

でも、なぜこれが今回のポイントなのか?

これらのことは、経営体する甘えだって気づいて欲しい。

 

会社を設立した創業者は自分のお金を出資して事業を始めます。

経営する人は、会社にお金が足りないと、自分のお金を出して経営します。

 

そんな状況が、会社の金は自分のモノって感覚になってしまいます。

でも、考えてみて下さい。

これが会社の失敗の元だって。

 

どこまでなら良いと思いますか?

会社は自分のモノと考えるのは。

 

自分の消費するものを費用にするとどうなるか?

本来の会社に必要な費用、原価などの情報に正確さがなくなります。

その間違った情報で、本当の経営って出来るのでしょうか?

 

さらにその考えが進んでいくと、自分家の家事や行事を社員に手伝わせていないですか?

やって当たり前、言うこと聞いて当たり前って感情になってませんか?

 

創業者一族だけが特別だと感じてませんか?

 

社員、会社とは契約の上で成り立っています。

契約にはルールがあり、対等の立場で考えるものです。

もちろん力学的なものが働き、簡単には対等と言えない現実があるでしょう。

しかし、やはり契約する以上私は対等で平等だと思っています。

力学が働くのは、力が足りないからで努力で解消できることが殆んどだからです。

だからこそ、会社での仕事と、社長の個人的作業とは区別しなけばなりません。

 

また、会社内で父親と親子になっていませんか?

社長が親、専務子供・・・

会社内では、社長です。

会社内では、専務です。

 

社長が親だからって対応が親子になっていませんか?

また、社長の方も専務の進言を子供だからって不当に退けていませんか?

 

会社内の役割を家族関係に置き換えていないでしょうか?

例えばあなたが社長で兄、弟が専務。

弟がなんでも言うこと聞くと思っていませんか?

 

 

会社と家庭を混同するとどうなるのか?

混同すると経営にダイレクトに響きます。

 

経営者としての甘えを増長させていくのです。

 

会社のモノを自分のモノと考える経営者は、使い込みが多くなっていきます。

社員は自分が雇っていると考える経営者は、社員を手下だと勘違いしていきます。

会社内での役割を家族関係と混同する経営者は、自分の家での出来事だと思い込みます。

 

その結果どうなるのか・・・

使い込みが多くなれば、

真実の経営に必要な数字が分からず、

経営戦略が正確に立てられません。

 

社員を手下だと勘違いしていると、

誰もあなたについて来なくなるでしょう。

 

自分の家での出来事だと思っていると、

経営に必要な意見に耳を傾けることが出来ず、家族と揉め事に発展し、

場合によっては某大手家具屋さんのような事態になります。

 

会社のすべては、自分のモノとは別のモノと考えなければならないのです。

 

誰もがつい考えてしまう、やってしまう事ですが、

自分を厳しく律していれば、正しい会社の現状を見据えることが出来ます。

正しい現状が分からなければ、経営判断は正確に出来ません。

 

経営を上手にするために、会社と家とは線引きし厳しく自分を律しましょう!

仕事とプライベートは別なのです!!

 

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将来輝く後継者のみなさまに出会えることを楽しみにしています。

また、当プログラムの卒業生の経営者の仲間もみなさんが参加して仲間になっていただくことを心待ちにしておりますので、

一度セミナーに来ていただければと思います。

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