後継者には、継ぐことを “自分で選び直す時間” が必要です

後継者の学校パートナーの笠井智美です。笠井さん

事業承継って、何から手を付けていいのかわからない。

経営の勉強って、広すぎてどう始めたらいいのかわからない。

自分が継ぐつもりでいるけれど、この先やっていけるのか、本当は不安がいっぱい。

そんな思いを抱える後継者のあなたが、自分と向き合い、経営を学び、仲間とともに成長する場所。それが「後継者の学校」です。

今回は、後継者が能力を発揮するために必要な基礎の基礎。後継者としての成長回路のスイッチについて、お伝えします。

 

 

初めまして。後継者の学校パートナーメンバーの笠井智美です。

後継者のリーダーシップ開発、人・組織・風土づくりから、経営革新の支援をしています。

 

創業時とは大きく変わっている事業環境の中で、身の丈に合わない会社を受け継ぐ後継者の“心と行動のスイッチ”を入れ、経営者の腕力で引っ張っていくのではなく、社員が自律的に力を発揮できる組織をつくり、人の成長と会社の成長を連動させて、真の事業承継を成功させるサポートをしています。

 

資格等

・(一社)軍師アカデミー認定1級コンサルタント

・エグゼクティブコーチ、コミュニケーショントレーナー

・キャリアコンサルティング2級技能士

・BG inc.Partner コンサルタント

・プレゼンスクリエイト 代表
http://www.presence-c.com/プロフィール/

 

 

今回は自己紹介を交えて、後継者としての成長回路のスイッチについて、お伝えします。

 

 

私は、北一硝子や運河で知られる北海道 小樽市の出身です。

工務店と飲食店を営む両親のもと、幼い頃から商売の話を聴きながら育ちました。

三姉妹の長女の私は、「将来自分がお店を継がなくちゃいけないのかな?」

「職人さんをまとめなきゃいけないのかな?」と、

誰かに言われたわけでも無いのに、なんとなくそう思っていたのです。

 

受験勉強をしながら、いずれ家業を継ぐなら、こんな勉強しても無駄なんじゃないかと

悩みはじめた私は、思い切って親に尋ねてみました。

親の答えは「女の子に継がせるつもりはない。そんなことは、考えなくていいから、

あなたは好きなことをしなさい。」でした。

 

ほっとする反面、少し気が抜けたような変な感覚があったのを、今でも覚えています。

無意識に親の築いてきたもの対する“おぼろげな使命感のようなもの”があったようです。そう、無意識のうちに。

 

というわけで、私の呪縛は解け、銀行員を経て、結婚・出産・子育ても終わり、

自分の志の軸で選んだ仕事をさせてもらっています。

 

親はよく、小さな飲食店にやって来るお客さんの話を聴き、相談相手になっていました。

現在 相談業務をしている私は、相談にのるところだけ、受け継いだといえるのかもしれません。

 

後継者の方にお話を伺うと、「子どもの頃、なりたい職業を訊かれるのが嫌だった。」という方が多いです。もしかしたら、「継がねばならない」とか、「自分はなりたいものになれない」って、どこか自分で制限していたのかもしれませんね。

 

そして、後継者と呼ばれる今。それって、本当にあなたが選んだあなたの人生でしょうか?

納得感はありますか?

 

実は、後継者の学校のプログラムには、後継者が自身の成長回路のスイッチを入れるために、自分の人生(キャリア)を見つめる時間が盛り込まれています。

 

「自分は本当に継ぎたいのか?」

「何のために継ぐのか?」「これから先、どんな人生を送りたいのか?」

「何を大事にしていきたいのか?」「何を目指していくのか?」

親や家族、親戚や利害関係者の思惑から離れて、自分を明確にしていくのです。

 

そして、もう一つ向き合うことがあります。

自分が継ぐべき会社のこと、経営の状態を、あなたはどのくらい知っていますか?

 

もしかしたら、会社の実態がどうやったら掴めるのか、わからないまま、

日常の業務や経済団体の会合や飲み会に、忙しく追われてはいないでしょうか?

 

 

自分を知って、この先何を学び、どう力をつけていくかが見えてきます。

会社を知って、まず何からやって行ったらいいのかを、考えることができます。

 

自己の客観視と自社の客観視を行ったり来たりしていくうちに、

親次第、環境次第ではなく、自身が「生み出したい価値」という軸に照らして、

“継ぐこと”を自分で選ぶことが出来るのです。

 

肚が決まれば、人は強い!

やらされるのではなく、自分で選んで自分で決めた仕事だからこそ、

より力を発揮することができるのです。

 

既に社員も取引先もあり、事業が日々動いている、

自分の身の丈に合わない会社の経営者になる。

しかもいつ何どき、準備も勉強も追いつかないうちに

ある日突然「その日」がやって来るかもわからない。

 

創業者なら、小さい失敗を重ねながら、

自分と一緒に会社も成長して来たでしょう。

 

しかし後継者は、まだ未熟なのに会社や周りへの影響力や責任だけは、大きいのです。

つまり、最短距離での成長が求められます。

 

そして、事業承継を迎える時期の会社は、

ビジネスモデルも崩壊しかかっていることが少なくないです。

 

普通に経営するだけでなく、経営革新をするための経営力を身に付けるために

早く成長しなければいけない後継者は、

ご自身を、より力が発揮できる状態にしておく必要があります。

 

自分と向き合い、会社の実態を知り、未来を描く。

そんな“継ぐことを自分で選び直す時間”が、

あなたの成長回路のスイッチをONにします。

 

どうせ人生を懸けるなら、あなたが力を発揮できる、

あなたらしい経営をしたいですよね。

 

私たちと一緒に“後継者の学校”で、後継者としての成長回路に踏み出してみませんか?

 

気になる方は、ぜひ一度、後継者インタビューをお試しくださいね。

後継者インタビューお申し込みはこちらから
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http://school-k.jp/interview/

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後継者に寄り添い、よきパートナーとして生きる

後継者の学校 パートナーの加藤敦子です。

中小企業診断士  加藤 敦子  です。加藤さん

後継者の学校 パートナーコンサルタントの私の願いは、後継者の皆さんが最高の人生をおくることができ、同時にお客さまも貴社で働く方々も幸せになること。それが私自身をも幸せにし、三方良しならぬ「四方良し」となることです。

 

 1) 地方における後継者難

母方の祖父は、広島随一の商店街、本通で時計・貴金属店を営んでいました。一男五女に恵まれましたが誰も店を継がず、信頼していた従業員に後を託しました。その従業員も相当の努力をされましたが、時代の波に押し流され、閉店を余儀なくされました。

広島県は沖縄県に次ぎ、全国で2番目に後継者難による廃業企業が多いそうです。

私が9年の国公立小学校教員職を経て転職した小さなIT企業も、昭和15年生まれの社長が後継者難に悩みつつ、70歳を超えてもなお独りきりで支えていました。その会社も後を継ぐ者が見つからないまま、リーマンショックで傾き2011年には消滅しました。同僚、後輩たちは散り散りになり、半数近くが異なる職種に就かざるを得ませんでした。

地域で愛されている店、従業員の生活を支えている小さな会社が、後を継ぐ者が見つからずに消えていく。こんな状況を何とかして減らしたい。これが私の強い願いです。

経営状態を改善し、企業価値を高め、二の足を踏んでいる後継ぎ候補の背中を少しだけ押して前へ進む勇気を与える。そしてその後継者の懐刀となり、陰で後継者を支える。そんなコンサルタントになるために、「なれる最高の自分になる!」をモットーに、日々精進しております。

 

 2) 歩み

東京オリンピックの年に生まれ、東海道新幹線と同い年。広島で生まれ育ち、大学院修了後10年目まで小学校教員生活を送っておりました。、その後、一般企業プラント建設設計課での配管設計業務を経て、システムエンジニアを目指して転職。小さなIT企業で、オープン系システム開発プロジェクトのチームリーダーを務めました。

教員経験を生かして、開発業務と並行し同社長が営むコンピュータースクールにて、平日夜間や休日にSE養成講座講師も務めておりました。コンサルタントとして独立した現在、中小企業の支援と同時に、大手資格学校において講師も兼任しております。

 

 3) 資格

一般社団法人軍師アカデミー1級認定軍師
ターンアラウンドマネージャー(TAM)
高度情報処理技術者アプリケーションエンジニア
物流技術管理士補
フォークリフト運転技能講習修了
唎き酒士

 

後継者の学校

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事業承継支援で大切にしていることとは?

後継者の学校パートナーの福岡雅樹です。福岡さん

私は財務・税務を中心に、後継者のみなさまのサポートをしています。

なぜ、後継者のみなさまのサポートをしたいと思うようになったかというと、私が高校生時代に世の中が不景気だったために、自分たちの力で景気をよくしていきたいという想いがあり、私と同年代である後継者のみなさんと一緒に、これを実現させたいと思っているからです。

 

みなさん、はじめまして。後継者の軍師で財務・税務を中心にみなさんのご支援をしている福岡です。

今後、定期的にみなさんのお役に立つ情報を発信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します!

 

さて、今回は初回ですので、自己紹介をしたいと思います。

 

私は1976年12月15日生まれの38歳です。兵庫県、神戸市生まれの横須賀育ちで、父はサラリーマン、母は学校の教師という環境で生まれました。

このような環境なので、自営業とはあまり関わりがなく、後継者の悩みや不安といったような感覚は持つことなく育ちました。

 

そんな私が後継者のサポートをする仕事をしたいと思うようになったのは、今から思い返してみると、高校生時代にあったのだと思います。

私は、第二次ベビーブームの終わりの方で、バブルがはじけた頃といった環境下で生まれました。そのため、高校生・大学生になっても就職難で超氷河期と言われる時代でした。こんな中で、「もっと景気がよくなったら就職しやすくなるのになあ」とか、「自分の手で何とか景気をよくすることはできないのかなあ?」といったことを考えていました。

 

ただ、そんな気持ちもくすぶったまま月日が経ち、監査法人に就職して公認会計士として仕事をし、その後税理士法人に転職して事業承継のサポートをする仕事をするようになりました。

税理士法人で行った事業承継の仕事というのは、事業承継を資産承継と経営承継と分けた場合の、資産承継にあたる分野です。つまり、経営者が持っている資産(株式や土地など)をいかにスムーズに後継者に引き渡していくかといったお手伝いです。

これはこれで非常に大切な仕事なのですが、仕事をしながら何か大切な部分が欠けていると思っていたのです。それは、事業承継を進めて行くにあたり、当事者である現経営者や後継者の気持ちを大切にするということです。いくら資産承継プランをうまく設計しても、当事者である現経営者や後継者の気持ちがそれに沿ったものでなければ、設計したプランは絵に描いた餅になってしまうのです。

 

そんな思いもあったので、私は2012年9月に独立し、自分で会計事務所を設立しました。会計事務所では、財務・税務を中心として事業承継支援を行っているのはもちろんのこと、人の気持ちにもスポットをあてたサポートをすべく奔走しています。

 

最初のお話しに戻りますが、このように私が後継者の支援をしていきたいと思うようになったのは、後継者の方々は私と同年代であることが多く、同世代の私たちが手を取り合って、何とか日本をもっと元気にしていきたいと思ったからです。

高校生の頃から思い描いていたことを今、実現させようと頑張っています。是非、日本を元気にしていくために、後継者のみなさん、一緒に切磋琢磨して前に進んでいきましょう!

 

後継者の学校

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後継者の方々に寄り添いながら、経営の法的サポートを目指します

 

後継者の学校のパートナーの佐藤祐介です。

「後継者の学校」の一員として,後継者の経営支援に尽力したいと思っています。

はじめに

はじめまして。この度,「後継者の学校」のパートナーとして,後継者支援に携わることとなりました,弁護士の佐藤祐介と申します。

今後,このブログでは,私をはじめ,この「後継者の学校」に関わっていく方々が情報を発信していくことになります。そして,私のブログ記事としては,今回が第1回目ということですので,まずは私のことを知っていただければと思い,簡単にではありますが,自己紹介やこの後継者支援に携わることとなった経緯を書くこととしました。

 

自己紹介

私は,昭和59年,当時人口5000人くらいの茨城県の田舎で生を受けました。幼少期は,川で魚を捕ったり,山でカブトムシを捕ったりするなどして元気に過ごしました。

そして,水戸市内の高校に進学し,大学時代は仙台で,大学院時代は東京で過ごし現在に至っています。

弁護士を志したのは,20代前半の頃です。ある弁護士の方と出会い,人生の岐路(運命の分かれ目)に立つ依頼者に寄り添い,事案解決を目指して奔走するその方の姿勢に共感したのです。

私の弁護士としての期は66期であり,現在,弁護士法人フラクタル法律事務所に在籍しています。事務所としての取扱は,離婚・男女問題,医療問題,著作権,企業法務,交通事故及び刑事事件等が多いです。

 

後継者支援に関わる経緯

弁護士になった後,私は,ベンチャー企業を立ち上げた同世代の方と知り合いました。そして,その方と一緒に仕事をする中で,企業の成長をサポートしていくという企業法務の分野にも強い関心を持つようになりました。

そういった流れの中で,あるご縁により,「軍師アカデミー」を知るに至り,そこで,後継者の経営支援について学ぶことができたのです。なお,この「後継者の学校」に関わる方々は全てこの「軍師アカデミー」を卒業した「軍師」であり,共通のバックボーンのもと,経営者支援をしていくことに主眼においています。

 

最後に

以上のように,簡単な自己紹介等をさせていただきましたが,読んでいただいてお分かりのとおり,私は,これまで,様々な方々との出会い(ご縁)に支えられてきました。

同じように,このブログを読んでくださっている方々が,このブログを通じて,私やこの「後継者の学校」と出会えたことも何かのご縁かと思います。このご縁を通じて,後継者の経営支援の輪が広がり,ひいては日本経済の活性化につながればと願っています。

 

後継者の学校

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後継者に知っていて欲しい会社の登記(序)

 

後継者の学校パートナーの木村貴裕です。

初回は自己紹介がてら、タイトルのなぜ会社の登記を知って欲しいかをお話ししたいと思います。

後継者や後継者候補の方には、登記やそれに関連するごく基本的なことを是非知っておいていただきたいのですが、それは登記に触れるということが自然とあることに触れることになるからです。

 

初めまして、後継者の学校パートナー、司法書士の木村貴裕です。

初回は自己紹介がてら、タイトルの会社の登記を後継者になぜ知って欲しいかをお話しします。

 

私が司法書士の業界に入ったのは今から20年以上前で、現在も勤務している事務所に学生時代にアルバイトとして入ったのがきっかけです。

司法書士がどのような仕事をする職業なのか何の予備知識もなく入り、資格を取る環境に置いてもらったり一人前の司法書士に育ててもらい、事務所所長には感謝しきれない思いで一杯です。

事務所に勤務していた司法書士は数名いましたが現在は皆独立していき、いつからか私がナンバー2の立場になっていました。

所長とは親子ほどの年齢差であり、流れとしては事業承継に、親子親族ではありませんので従業員への承継といったところでしょうか。

 

そのように自身のこともあり数年前から意識し始めて周りをみれば、形は違えど後継者だったり後継者候補だったりする者が多いことに気づかされました。

そして、「軍師アカデミー」に出会い、そこで巡り会った高い専門性をもった仲間と、事業承継が社会問題化する中で、1人でも多くの後継者の力になろうと活動し始めています。

 

さて、司法書士の主な仕事の一つである「登記」手続きの中に会社に関する登記があります。

会社の登記は簡単に言うと、どこにどんな会社がありますよということを証明するものなのですが、登記という形に表れるまでの全てのことに関して当然法律が関係しています。

登記というものに関わるということは、会社を取り巻く法律に関わるということなのです。

 

会社というのはその規模に関係なく、そもそもその設立から運営、終了まで会社法という法律にしたがってなされており、そのほかにもすべての場面において様々な法律の枠組みの中で経営を行わなければなりません。

 

後継者が事業を承継していく過程の中で、また経営者が日常の経営の中で、例えば「株式を譲渡したい」「事業の目的を変えたい」「役員を変更したい」という時、これら全てに法律が関わっています。

 

「会社の登記」の専門家と名乗るためには、その根底にある法律の知識が必要であり、私自身このようにお話ししていて、専門家であり続けるために、その能力の向上に努めていかなければならないと改めて気を引き締めております。

 

私は、企業法務という形で大上段に構えるのではなく、経営者が法律をあまり意識せずに判断し経営している普段の場面で、きちんと法律にしたがって運営しなかったがために困ったことにならないように、気軽に相談してもらえる立場で助言やサポートをしていきたいと思っています。

そして、そうは言っても私ができることは限られており、他の専門家と協力してサポートすることが大変重要だとも考えています。

 

後継者の皆さんへ、登記の専門家から伝えたいこと

登記に触れると自然と会社法という基本的な法律に触れることになります。

また、登記には、そこにいたる過程に経営判断があり、その結果が現れているとも言えますし、それ以外にも重要な役割があります。

後継者や後継者候補の方には、登記や関連するごく基本的なことを是非知っておいていただきたいのです。

それを知っていただくために、今後いくつかにわけて話をしていきたいと思いますのでお付き合い下さい。

 

後継者の学校

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実録 事業承継~経営者の想い・後継者の想い~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

私は祖父の事務所を継いだ2代目税理士です。

私自身、事業承継を経験し、いろいろなことに悩みに悩みました。

そしてお客様にも事業承継に悩んでいる方が多く、何か力になれないかと思い、始めたのが後継者支援の仕事です。

漠然とした悩みも整理すれば押さえどころがあり、考え方一つで解決につながることがよくわかりました。

 

はじめまして。

後継者の学校大阪校を担当しております河合由紀子です。

大阪で祖父の税理士事務所を引き継ぎました。

また株式会社プラス・パートナーという中小企業の経営支援の会社を立ち上げ、中小企業の「未来を創るお手伝い」をミッションとして経営計画の立案やPDCAサイクルを回すお手伝いなどを中心に日々活動しております。

また、中小企業の継続的成長と発展のためには、事業承継は避けて通れない重要な節目です。軍師アカデミ(http://gunshi.or.jp/)で得た考え方やノウハウをベースとして事業承継支援にも力を入れており、「後継者の学校」大阪校の運営パートナーでもあります。

 

今回は自己紹介も兼ねまして、私の事業承継について少し書かせていただきます。

祖父は昭和30年頃に税理士事務所を創業しました。税理士事務所経営は会社経営とは異なり、有資格者が責任者でなければならないという制約があります。

残念ながら私の両親は税理士の資格を取得しませんでしたが、祖父の事務所を手伝っておりました。私が20代で資格を取得し、意気揚々と祖父の事務所に入った時には、全員が喜んでくれている、すべてがうまくいくと思っていました。

入ってみて驚いたのは、ITに対する世間とのギャップでした。他にもいろいろなところで気になることがたくさんありました。

そして、私は気づいたことをストレートに伝えて、祖父や両親と本当によくぶつかりました。私は税理士の資格も取得していましたから、当然に次期経営者になるというつもりで発言していました。

今から思えば鼻持ちならない嫌な小娘だったと思います。特に昔から働いてくれている社員たちには、本当に申し訳ないことをしました。

いくら次期経営者になるからと言っても、頭ごなしに昔からのやり方を否定するようなことを言って、気持ちよく「はい、その通りです。そうしましょう。」と同意してもらえるわけがありません。

表面上は同意してもらえても、変化の必要性を心から感じてもらえなければ、いくら良い仕組みであっても効果はあがりません。

幸い祖父とは話をする機会も多く、話をする中で私の考えを徐々に理解してくれましたので、変革も少しずつですが進みました。2009年祖父の他界により事務所を引き継ぎ、現在に至っています。

事業承継の準備段階にあるお客様とお話をしていて、度々感じることがあります。

それは、経営者と後継者の間で感じるちょっとしたすれ違いです。

大変よくコミュニケーションをとられているというケースはほとんどありませんし、頻繁にお話されている方でも、実は核心の部分については本心を打ち明けられていないという方がほとんどです。

なぜそうなってしまうのでしょうか?その理由はいくつかありますが、内容はまた、この場で少しずつ書かせていただきたいと思います。

後継者の学校には、単に座学に終わらない具体的にどのような言動をすればいいのかというヒントが詰まっています。そういったエッセンスをより具体的にご紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

株式会社後継者の学校

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後継者と共に強い会社を作る。財務戦略の専門家

後継者の学校パートナーの児玉秀人です。

後継者と共に強い会社を作る財務戦略の専門家。

私は100年続く、地域に愛され 感動ストーリーを紡いでいく会社を ひとつでも多く次世代に残すために仕事をしています。

そして 全ての国民が満足のいく生活環境に 出会えるように世界を変えていきます。

私が得意なのは以下です。

  • 資金調達のための経営改善計画書の作成
  • 設備投資と事業戦略に基づいた財務計画の策定
  • ホームページコンサル(1クール6か月)
  • 人材採用・育成コンサル(1クール6か月)

少し自己紹介をさせていただきます。

私は office echo 代表 児玉秀人(こだまひでひと)です。

1970年北海道札幌市生まれ。 千葉県内の高校を卒業後、法政大学と放送大学の通信課程にて、法律、経営学、経済学、マーケ ティング、組織運営と内部監査などを学びました。東証一部上場の物流会社、オートバイ用品の商社、欧州のタイヤメーカー、Webコンサルティング会社にてマーケティングを担当。400を超える経営者と対話し、収益向上支援、採用・育成支援、事業承継支援を行っています。歯科医院の経営コンサルティングを得意としています。 一般社団法人軍師アカデミー1級認定軍師。 JiDA認定相続診断士。メンターズクラブ会員。

いままで2度ほど社員として「事業承継」に関わったことがあります。

一度目は創業社長から娘婿へ
二度目は娘婿から離婚した創業者の娘へ

同族問題が複雑に絡み、たいへんえぐいものをみせていただきました。

そのような現場を見て、事業承継と相続が入り乱れ準備も何もない事業承継ではなく、後継者主導の「超友好的な乗っ取り」を全力で支援していく所存です。

経営の4要素

通常、経営者は以下の4要素の崩壊を 防ぎながら様々な意思決定を行います。

ビジネスモデル、財務、人・組織、統治基盤

しかしながら 各要素、例えば 広告や人材の戦略などは スポット的な施策になることが多く

長期経営というスタンスで 広告や人材を考える中小企業は少ないのが現状です。

それこそが地域経済を支え、企業の信頼を地域に根ざすこと になるのではないかと考えます。

そのために「強いクリニックを作る財務診断」をさせていただいてます。

私が一番恐れているのは、財務状況に合わない理想の戦略を立ててしまうことです。

無理なくできる原資があるかどうか 将来的な設備投資計画、必要資金など お金の状態を知らずして マーケティング、採用などのアドバイスは出来ないというのが、「強い会社を作る財務戦略の専門家」としての私のポリシーです。

いずれもコストがかかる活動になります。

強い会社を作るためには、リピータを増やす事、お客様を増やす事が最も大事な部分となるのですが、それらを実現するための手段としてウェブ戦略、人材採用・教育が必要となります。

一緒に世界をちょっとだけ 変えてみませんか?

 

後継者の学校の代表が語る「後継者の学校」が持つ意味 

 

私は、後継者のみなさんと同世代の38歳・・・・

そんな私が「後継者の学校」を作って本気で後継者支援をするようになったのは、3つの意味があります。

1つめは、後継者へ本気の経営支援をするため・・・

2つめは、同世代の後継者の仲間をサポートするため・・・

3つめは、 軍師アカデミーのノウハウを世の中に提供するため・・・

 

ご挨拶

みなさんこんにちは

後継者の学校の代表をしております、大川原基剛です。

 

この記事では、なぜ「後継者の学校」を作ったのか?その意味を私の経歴なども踏まえてお伝えしたいと思います。

 

私は、後継者のみなさんと同世代の38歳で、いわゆる就職氷河期を乗り越え、ロストジェネレーションと呼ばれ、バブル期世代の上司とゆとり世代の部下にはさまれ、組織の中で苦しい思いをしながら、ちゃくちゃくと未来を見据えて自分を高めていた世代です。

売上高100億円程の事業会社で財務や経営企画、経営参謀として、超成長期から崩壊寸前期、再生復活期を経営者と共に乗り切ってきました。そこでの様々な経営経験や中小企業診断士の知識やコンサルティングの師匠のノウハウを活かすかたちで経営者を支援するハンズオン型経営コンサルティング会社(株式会社BG)をつくり、いまでは私の経営支援パワーの中枢となっています。

 

得意分野は“経営参謀(軍師)”

主要スキルは“ビジネスファシリテーション”、“経営管理機能づくり”、“財務コンサルティング”など・・・

保有資格は、中小企業診断士など・・・

 

運営する会社は、

㈱後継者の学校 代表取締役(後継者支援専門会社)を中心に

http://school-k.jp/

㈱BG コンサルタント(ハンズオン型経営コンサルティング会社)

http://www.bg-inc.jp/

(一社)軍師アカデミー 理事(軍師力養成機関)

http://gunshi.or.jp/

などがあります。

 

後継者支援をするようになった3つの意味

そんな私が「後継者の学校」を作って本気で後継者支援をするようになったのは、3つの意味があります。

 

1つめは、後継者へ本気の経営支援をするため・・・

事業会社で経営参謀をし、その後経営者への経営支援をする過程で、経営者の生き様を目の当たりにし、その経営者の人生とって価値のある経営支援をしたいと強く想い、経営スキルを磨き上げてきました。

そして今度はその価値を、より悩みや不安が多様な同世代の後継者という立場の仲間に活かしてもらい、後継者の人生が飛躍するきっかけとなる存在として活動したいと考えています。

 

2つめは、同世代の後継者の仲間をサポートするため・・・

前述しましたが、私の年齢は38歳です。ちょうど事業承継する後継者と同じ世代になります。

私の古くからの友人にも最近会社を承継した人、3年後に会社を承継する人など、ちょうど30代前後で事業承継をする後継者が多く、後継者の学校に参加していただく後継者も30代前後の方々が中心になります。

そんな後継者は、勉強もして仕事もバリバリとこなす優秀なかたが多いと思う一方で、経営をするのは初めての方がほとんどで、経営者ってなにするの?経営ってどうするの?という本質の部分がまだ見えていないかたも多く、不安と悩みが心の奥底で渦巻いている状態だと思われます。

しかし、これからの時代は、後継者も含めたわれわれの30代前後の世代が市場をつくっていくことになります。

私はそれを後継者の仲間とわれわれとが共に成長することでつくっていきたいと考えています。

 

ちなみに、私の得意領域は経営参謀(軍師)です。

事業を推進していく力を持つ後継者とその経営を後方で支える参謀(軍師)が組み合わされば、最高のパフォーマンスを発揮すると考えています。

 

3つめは、 軍師アカデミーのノウハウを世の中に提供するため・・・

後継者の学校の講師や運営を構成するメンバーは、みな「軍師アカデミー」(http://gunshi.or.jp/)を修了し、共通価値の軍師ノウハウ習得した軍師認定コンサルタントのプロ軍師として経営者支援、後継者支援、事業承継支援などをしている仲間です。

軍師アカデミーが発信する価値は、事業承継や経営を進めていくうえで必要なシンプルだけど本質的なものです。ただ、本質的であるのに一般的に共有されていない価値ですし、他社が実施する後継者塾や経営塾とは大きく異なるところです。(例:相続≠事業承継・・・・・ この意味はお問い合わせください)

もっと多くの経営者・後継者がこの価値にふれることができたら、それがその方の運命の分かれ目になると信じており、それを市場へ発信して共有するための場所として後継者の学校を設立したのです。

 

以上のように後継者の学校は、1.後継者へ本気の経営支援をし、2.同世代の後継者のサポートをし、3.軍師の価値を提供・共有するための場所として設立しましが、

後継者の皆さまにとっては、a.後継者経営と事業承継の本質を学ぶ場、b.後継者同士で切磋琢磨する場.c.後継者が自ら経営者へ成長していく場、となる”学校”をイメージしています。

後継者は、ひとりでは事業承継に対峙して前にすすむときに不安や悩みがいろいろとあるかもしれません、そんなとき「後継者の学校」を思い出してください、われわれはどこまでも後継者の味方です。共に一歩前にすすんでいきましょう。

いつでもご相談ください。

 

2015年9月1日

株式会社後継者の学校

URL : http://school-k.jp/

代表取締役 大川原基剛