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クリニックの事業承継⑤ 統治基盤(経営権の掌握)

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日はクリニックの統治基盤について(経営権の掌握)です。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

クリニックの見えないリスク、放っておくと厄介なことになる・・・

それは「統治基盤」に関することです。

 

クリニックの統治基盤とは何でしょうか?

一般企業であれば代表的なのは「株式」です。

 

「株の保有=会社の所有」とも言えますので

とても重要です。

 

 

クリニックには株はありません。

医療法人の場合でも株はありません。

 

医療法人は財団医療法人と

社団医療法人に分かれます。

 

さらに出資持ち分の定めのある医療法人と

出資持ち分の定めのない医療法人に分かれます。

 

これは平成19年4月1日の

医療法人制度の改正以前に設立されたか

以後に設立されたかで違います。

 

ここで専門家の間で話題になるのは

改正後の医療法人は純資産をどれだけ大きくしても

引き継ぐことができないとか

改正前の医療法人だと

莫大な相続税がかかるかもしれないとか

 

相続の話になりがちです。

 

しかし、統治基盤という観点から見ると

他に注目すべきポイントがあります。

 

医療法人の最高意思決定機関は

「社員総会」ということになります。

 

この「社員」は「株主」とは違い

営利法人がなることは出来ません。

 

社員は個人しかなれないのです。

ゆえに出資金の多寡にかかわらず

議決権はひとり1票です。

 

理事長含めて3人の社員の場合、

理事長以外の2人が結託すれば

たとえ任期途中であっても

理事長を解任することだって出来ます。

 

つまり、誰が社員なのか知らないようでは

いつ乗っ取られるかわかりません。

 

「出資持ち分+社員としての議決権」が

掌握されたらもうお手上げです。

 

個人のクリニックの場合は

開業している土地建物の所有と管理

は大事な要素と言えます。

 

CTやレントゲンなど大きな設備投資が必要な場合

おいそれと移転するわけにはいきません。

 

その所有者が親族だった場合は

相続が発生した時に遺産分割で

さらなる負担が発生することもあります。

 

大先生が亡くなってからでは遅いのです。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者(経営者)の方! まずは

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

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「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

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私が得意なのは以下です。

 

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供

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歯科後継者塾|歯科の事業承継を5日間で学ぶ

後継者の学校に参加した後継者の生の声2 (宝飾品関係/後継者)

 

みなさんこんにちは

後継者の学校の代表の大川原です。

 

今回は、後継者の学校をみなさんにもっと知ってもらうために、

後継者の学校に参加していただいた後継者の生の声をインタビュー形式でお届けいたします。

 

今回の生の声は、東京校で受講していただいた宝飾品関係の後継者の方です。

 

インタビュアー:大川原基剛(後継者の学校 代表)

後継者の学校は、どんなところでしたか?

私にとって、先生であり、協力者であり、仲間である人たちに出会えた場所です。また、自分が後継者になる自覚、決意、覚悟が強まった場所でした。

後継者の学校とは、どのように出会いましたか?

私が生まれてから、父が会社を設立しましたし、父親から好きなことをやれと言われていたので、小さいころは自分が社長になるなんてほとんど意識していませんでした。 それから新卒採用として父親の会社に入ったのですが、周囲から社長の息子=後継者と見ていただくようになり、自身でも「自分は後継者」というのを意識するようになりました。 ただ、そう意識したところで、事業承継するにしても経営するにしても、何をしたらいいかわからない。何を考えていけばいいかもわからない。という状況だったので、不安がだらけだったのです。 そこで、この不安が何かを知るために、まずは同じような境遇の後継者の仲間を作ろう。と思って、いろいろな会に参加を始めました。そこで、ある人から後継者はいないけど、後継者の学校をやっている人がいるよ!と聞かされ、まさにそこだ!経営の学びもできて仲間もできる場所だと直感し、すぐに紹介をしてもらったのが後継者の学校との出会いでした。

後継者の学校へは、入る前は何を期待していましたか?また、実際に入ってみてどうでしたか?

入る前は、「何をしたらいいかわからない・・」という不安を取り除いてくれるきっかけ、そのための“学び”と“仲間”を期待していました。 実際入ってみると、「何をしたらいいかわからない」といったモヤモヤするだけの不安はなくなりました! 一方で、どう進めようか?どう判断しようか?という一歩進んだ不安に変わりました。 学びの内容は、思っていたより実務的でした。もっと学校のお勉強的な感じをイメージしていましたが、事例などをもとに、経営の理論だけでなく実際の現場でどうするべきなのか?学びました。

学校で出会った仲間とはどんな関係ですか?

相談できる相手ですし、一緒に飲める、遊べる仲間です!心のよりどころですね。

後継者の学校では、どんなことを学びましたか?

事業承継や経営についてはほとんど知らなかった私ですが、経営の基礎知識から経営者としての行動、考え方まで幅広く学びました。

特によかった学びはなんですか?

決意・覚悟と現状把握、契り結びのあたりが特によかったです。いまでも普段から意識しています。

逆に難しかった学びはありますか?

経営をシンプルに噛み砕いて伝えていただいたので、幅広くやったはずですが、なぜか難しくは感じませんでした。

運営やカリキュラムについて気になった点はありますか?

結構融通をきかせていただき自由に参加させていただきました。カリキュラムもスッとはいってくる流れで、気になるところなどありませんでした。

後継者の学校に来る前と比べて、ご自身がどう変わったと思いますか?

以前から事業承継には関心はありましたが、特になにかをするなど考えることもしてなかったのですが、後継者の学校に行ってから、日ごろから活動を事業承継に紐づけて考え、行動するようになりました。 具体的には、経営会議に参画するようになり経営することへの意識が大きく変わった点や、多くの人との交流をひろげるための活動範囲がひろがり、それがまた売り上げにつながったりしています。

最後に、今後どのような経営者になっていきますか?

社員、お客様、仕入先など関わる全ての人に幸福を感じてもらえるような経営者になっていきたいです! ありがとうございました!

 

以上

このインタビュー内容は、当社HPにも掲載されておりますので、ご覧ください。

http://school-k.jp/

 

以上を読んでいただいて、後継者の学校プログラムの内容について気になる方は、

まずは入門講座(無料)から参加してみてはいかがでしょうか。

入門講座案内:http://www.school-k-program.com/

直近のスケジュール//

東京校入門講座:5月23日18時~19時半

大阪校入門講座:4月26日18時半~20時

 

プログラムの内容紹介はこちらのページから

後継者の学校プログラム

 

講座参加はちょっとなあ・・・という方は、

まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

後継者インタビュー

 

株式会社後継者の学校

代表取締役 大川原基剛

今さら訊けない・・・・財務3表って、なあに?

笠井さん後継者の学校パートナー 人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

後継者の方の中には、「実はまだ、財務の知識がないんです。」という方もおられます。今日は、財務の基礎中の基礎を、ちょっとだけ書いておきますね。

 

こんにちは。後継者の学校パートナー

人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

人や組織の成長プロセスをデザインして、

そこに集う人たちが自ら望む未来を実現するお手伝いをしています。

 

今日は、経営の4つの要素の中の、財務のお話の2回目です。

 

 

前回は、「財務は会社の血液である」というお話をしました。

財務を見ずして、経営判断はできません!

 

でも、財務ってどうやって見るのでしょう?

 

簿記から勉強しないと無理ですか?

 

 

いえいえ、そんなことはありません。(^^)

 

財務諸表の仕組みと、

経営のために必要な、見るべきポイントを押さえておけば大丈夫です。

 

 

ところで、財務諸表ってどんなものでしょう?

 

これからご紹介する3つの書類が、

財務諸表のうち、財務3表と言われるものです。

この3つを押さえておけば、経営に活かすことができます。

 

細かい数字は必要ありません。

大切なのは、全体を俯瞰して、

経営の指標となる、財務の本質を抑えることです。

 

言葉は少し堅苦しい感じがするかもしれませんが、

これをお読みになって、

こんなものなんだなぁ、と概略が掴めればいいですよ。

 

さぁ、これから財務3表さんたちをご紹介しますので、

ぜひ、お友達になってくださいね!

 

≪貸借対照表(B/S)≫

 

一定時点の財政状態がわかります。

持ってるもの(総資産→土地や建物や機材やお金)がどれだけあって、

返さなきゃいけないお金(負債)がどれだけあって、

正味の自分の会社のお金(純資産)が、どれだけあるのか?

ということが書いてあります。

創業から積み重なってきた集大成です。

 

 

≪損益計算書(P/L)≫

 

一定期間内にどれだけ儲けが出たかわかる書類です。

一定期間に、どれだけの収益が上がり、費用を差し引いた利益が、

どれだけ残ったか?ということが書いてあります。

1年間の成績表みたいなものです。

 

 

≪キャッシュフロー(C/F)≫

 

一定期間における現金預金の増減の状況を示すものです。

この書類で、現金が減ったのか、増えたのか、

それは何故なのか?ということを見ていきます。

営業活動、投資活動、財務活動がある中、どこで増減したのか、

その意味合いが大事なのです。

 

P/L 上で、いくら利益が出ていても、

営業活動で現金預金が増えていない場合は、

事業を見直さなきゃ、いけませんよね。

 

また、B/S上でいくら純資産が大きくても、

現金預金が底をつけば、会社は破たんしてしまいます。

 

まずは、現金預金の残高と、

キャッシュフロー(現金預金の増減)を見て下さいね。

 

後継者の学校は、後継者を経営者に育てるプログラムをご用意しています。

詳しくはホームページをご覧ください

 

後継者の学校
http://school-k.jp/
後継者の経営、後継者の勉強、後継者主導の事業承継を学びたいなら「後継者の学校」へ

気になる方は、ぜひ一度、後継者インタビューをお試しくださいね。

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クリニックの事業承継① 後継者の覚悟

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日は後継者の覚悟についてです。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

一般的にクリニックや病院の後継者というとどう思われますでしょうか?

 

きっとお金持ちなんやろな~とか

なんも心配なくていいな~とか

なんでうちは病院じゃなくて工場やねんとか・・・

 

思われている方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

ご推測の通り

医者のご子息は医者になることが多いのは事実です。

 

では、皆さんが安泰なのかというと

そううまくいくほど世の中は甘くないのです。

 

一般の事業承継と決定的に違うところは

経営者は医師でもあるということです。

 

つまり、後継者候補もまた医師だということになります。

 

どういうことかと申しますと

 

最近はとくにですが

自分の将来のキャリアを選択する時期は

大学に入ってからという方が多いのではないでしょうか。

 

ところが、医師や歯科医師になるためには

医大や歯科医大を卒業し

国家試験に合格しなければいけません。

 

つまり、遅くても高校を卒業する前には

自分のキャリアは決めなければいけないということになります。

 

そして医学部はそんなに簡単に入れませんので

もっと前から受験を含めた準備が必要ということになります。

 

 

ほとんどの方は10代のころに

医師になる決意と覚悟を決めていることになります。

 

難しい国家試験を通過した後は

よっぽどのことがなければ、ドクターでありつづけます。

 

 

そのキャリアの選択肢は

一般の人と比べると少ないかもしれません。

 

病院の医局勤務か

大学病院で研究を続けるか

クリニックを開業するか

親の医院を継ぐのか

 

医者をやめる選択肢を除くと

そんなに多くはありません。

 

 

特に歯科医師は

大学かクリニックかの2択しかないと言っても過言ではありません。

 

そうなると

継ぐのか?

開業するのか?

 

みたいになりますが、

クリニックというのは地域ビジネスです。

(医療ですがあえてビジネスという言葉を使っています)

 

そして医療技術は日進月歩。

 

まずもって、親の世代と子の世代が

診療方針で一致するなどというのは

まれでございます。

 

 

それに輪をかけて

一般の事業会社と違うのは

余剰金の配当禁止などという

よく知られた法律の話ではございません。

 

「ヒエラルキー」と「メンタリティ」です。

 

個人医院の院長や

医療法人の理事長というのは

 

資格者の頂点であり階層社会のTOPです。

「ヒエラルキー」の頂点です。

 

そしてさらに

地域を長年支えてきた

地元の誇りともいうべき存在感ともいうべき

「メンタリティ」です。

 

 

そこに親父の威厳みたいなものが

加わるわけですから

 

そう簡単ではないのです。

 

 

小さいころから親に期待されて育ってないと

なかなかその道に進むのは難しそうです。

 

 

10代で人生の分かれ目を経験しているからこその

強みともいえます。

 

あなたは10代の決意で今も揺らいでないものはありますか?

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者(経営者)の方! まずは

後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

財務状況を改善したら次はヒト。

「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

 

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供

・資金調達のための経営改善計画書の作成

・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定

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歯科後継者塾|歯科の事業承継を5日間で学ぶ

歴史に学ぶ後継者経営 毛利元就のケース

私主に日本の歴史から後継者経営に学べる題材をとって、皆さんと一緒に後継者経営とは、を考えて参りたいと思います。

六回目は、「三本の矢」の訓戒で知られる、中国地方の覇者毛利元就に学ぶ、統治基盤のあり方です。矢は三本集まると確かに折れにくくなりますが、経営者は三人集まっても団結するとは限らない、そしてリスクに直面したときに統治基盤が弱いと、組織を危機に陥れる、ということです。

 

後継者の皆様

 

後継者の学校パートナーにして後継者の考古学者(笑)である、石橋治朗です。

 

私はこのブログを通じて、事業承継はどのようにすればうまくいくのか、後継者経営にはなにが大切なのだろうか、創業者経営とはなにが違ってくるのかについて、主として日本の歴史を題材にして皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。

 

前回までは、東日本の戦国時代のボスキャラ、織田信長、武田信玄、上杉謙信を取り上げて参りました。

今回からは、少し西にも目を向けたいと思います。

 

そして戦国シリーズの第四回目にして西国編の第一回目は、戦国きっての知謀派である毛利元就を取り上げたいと思います。

 

毛利元就、真田昌幸、本多正信、黒田官兵衛…

戦国ゲームでの知謀派は、挙げていくときりがありません。

しかし、知謀だけで一介の国人(村の大きな庄屋さん)レベルから中国地方一帯の支配者となった、正真正銘にして王道中の王道の知謀派は、毛利元就をおいて他にいないでしょう。

 

猪突猛進タイプの武将であった陶晴賢を厳島におびき寄せて敗死させたことは有名ですが、敵方に謀略をしかけて人間関係をがたがたにさせたり、偽情報を流して自分に有利な状況を作り出すことに極めて長けていました。

しかし、毛利元就本人は本当に誠実な、人情に篤い人物だったようです。そうでなければ、謀略は成功しないのでしょう。

 

毛利元就で有名なエピソードは、なんといっても「三本の矢」として知られている、息子たちへの戒めですね。

 

毛利元就には、後継者候補として三人の息子がいました。

毛利隆元、吉川元春、小早川隆景です。

毛利隆元は温厚で篤実な常識人、吉川元春は猪突猛進型の猛将、小早川隆景は冷静沈着な知謀派と、それぞれ元就の違う側面を継いでいたようです。

 

能力は隆元よりも弟たちの元春、隆景が優れていたようですが、元就は「三子教訓状」で三人に伝えます。

宗家である隆元を中心として、他の二人は宗家を支えるように努めること。

隆元は他の二人に対して、寛容な親心をもって接すること。

 

元春と隆景は、有力な家臣の養子になっていましたが、決して毛利宗家を疎かにしないよう、また宗家である隆元は他の二人をいたわり、三本の矢のように三人で団結して毛利家をもり立てていくように説いています。吉川と小早川のそれぞれの「川」の字をとって、「毛利両川」と呼ばれていました。

 

伝承されている「三本の矢」とは、事実は異なっていたようですが、ニュアンスは似たようなものですね。

 

しかし、史実は元就の希望したとおりには進みませんでした。

 

 

まず、宗家の隆元が若くして急逝します。元就は後見人として実権を握っていたので、毛利家の勢力には影響しませんでしたが、長男が親よりも先に亡くなったため、事業承継はいったん頓挫してしまいます。

 

その後、毛利隆元の嫡子である輝元が毛利宗家の当主に就任します。

 

元就亡き後の輝元の時代は、織田信長との過酷な戦いに直面しますが、本能寺の変で救われるとともに、豊臣秀吉と同盟することで前回の上杉景勝と同様に、奉行を務めることになります。

 

ここまでは吉川元春と小早川隆景が協力し、毛利家をもり立てていたのでうまくいきましたが、吉川元春と小早川隆景が逝去することにより、家内が必ずしも一枚岩とは言えなくなります。

 

吉川家は元春の嫡男である広家が継ぎ、小早川家は豊臣秀吉の意向により秀吉の甥である秀秋が継ぎます。

すでにこの時点で、「毛利両川」体制はなかば崩壊します。

毛利宗家で有力なアドバイザーであった、外交担当の安国寺恵瓊と、吉川広家とは考え方が合わなかったようです。次第に、毛利宗家と両川のうち残った吉川家との間に、すきま風が吹くというか、ボタンの掛け違いが生じてきます。

 

このような微妙な状況で、まさに天下分け目の戦いである関ヶ原の合戦を迎えたのは、毛利家にとって運の悪いことでした。

 

外交担当の安国寺恵瓊は豊臣側に、軍事を担当していた吉川広家は徳川側につくことをそれぞれ主張して、物別れになります。

 

毛利宗家は安国寺恵瓊に従って西軍側の当主となりますが、吉川広家は徳川家康に裏で通じて、関ヶ原の戦いでは西軍方に参加せず傍観を決め込むことで、西軍の敗退の原因を作ります。

まさに、この一大事に至って、毛利宗家と吉川家はそれぞれ勝手にばらばらな行動を取ることになってしまいました。

 

吉川広家は徳川家康から恩賞を受け取りますが、毛利宗家は西軍側の当主になった責任を問われ、一〇カ国に及ぶ領土を家康から全て取り上げられます。皮肉にも、そのうち周防国と長門国(今の山口県)は吉川広家に与えられることになる領土でした。

 

吉川広家の嘆願もあり、その後毛利宗家は吉川広家に与えられる二カ国への減封にとどまりますが、いずれにしても一二〇万石から三七万石への大減封という処分を受けます。前回の上杉景勝と、ほぼ同じですね。

 

三人(三家)仲良く、という毛利元就の戒めは、それを直接聞かされた代まではうまく機能しましたが、その後は三家がばらばらになってしまい、毛利家の衰微する原因となりました。元就の戒めは、上杉とは違って「理念」までには至らなかったということですね。

しかし、毛利家も減封をきっかけとして家中が団結し、国力を増して幕末の討幕運動の中心を担うことになるのですが。

 

毛利の失敗から学べることは、物事の決断と実権はできるだけ集中しなければならない、ということでしょうか。兄弟同士が協力することは、毛利家の躍進の原動力となりましたが、いざリスクに直面したときに、吉川家は勝手な行動を取ることで毛利家を危機に陥れました。いわゆる「三本の矢」は、いざというときに組織を守る「統治基盤」として、有効に機能しなかったということですね。

 

後継者経営においても、兄弟でちからを合わせて会社を切り盛りするケースが少なくないと思いますが、仲の良さは別として、どちらが最終決定の責任を有しているか、については明確に決めておき、厳格に運用する必要があります。

 

 

ブログを読んで興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非後継者の学校の説明会にご参加下さい。

その前に、まず後継者インタビュー(無料)を受けてみて下さい。時間はそれほどかかりません。だいたい、30分~1時間ほどです。

事業承継に関する自身の悩みが整理され、すっきりすると好評です。お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

後継者の学校

http://school-k.jp/

事実と向き合う覚悟

セブン&アイHDの鈴木前会長の引退劇を見て感じること。後継者が現実と正面から向き合い覚悟を決める必要があるのと同じように、経営者もまた事実と向き合い覚悟を決める必要があります。

後継者の学校パートナーの知識茂雄です。

セブン&アイHDの鈴木前会長の突然の引退問題がメディアを賑わせています。

「老害だ。」

「潮時を見誤った。」

「晩節を汚した。」

事ここに至って、散々な言われようです。

どんなに優秀な経営者であっても、いずれ、必ず事業承継の問題に突き当ります。

そして、この問題が難しいのは、自ら向き合おうとした人にしかその問題は見えないということです。

目をそむけようと思えば、いくらでもそうすることができるのです。

「まだまだ自分でやれる。」

「今はまだその時期ではない。」

「時期がくれば自ずと誰かが台頭してくるだろう。」

そう考えているうちに、時間はどんどん過ぎていきます。

優秀であればあるほど、実績を残せば残すほど、将来、いや本来目の前にあるはずの問題に向き合う意識は希薄になっていくのかもしれません。

(鈴木前会長がそうだったのかどうかは知る由もありませんが。)

後継者には後継者としての、事業を引き継ぐものとしての覚悟が必要です。

それと同時に、もう一人の当事者である経営者もまた、後進に道をゆずる覚悟が必要です。

その覚悟には、”自らの経営スタイルをそのまま踏襲する後継者は存在しない”という事実と向き合う覚悟も含まれるはずです。

これは、たとえ親子であっても異なる人格と資質を持つ以上、厳然たる事実です。

そして、自らが実績を上げていればいるだけ、向き合いたくないはずの事実です。

それでも、そことしっかりと向き合い、覚悟を決めた経営者だけが次世代へのバトンをしっかりと渡せるのだと思います。

経営者のそうした覚悟は、後継者にもしっかりと伝わり、受け継ぐ覚悟を決める勇気となるでしょう。

そして、また、そんな後継者の姿を見て、経営者は最大限の支援をするでしょう。

理想論かもしれないけれど、本質だと思います。

「後継者の学校」では、事業承継の本質を捉えた学びを提供しています。

まずは、「後継者インタビュー」を受けてみませんか?今抱えている悩みを語るだけでもすっきりしますよ!

ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

刑事弁護をやっていて感じること

弁護士業務の1つとして,刑事事件という分野があります。今回は,それを通して,日々の生活だけでなく,事業承継でも大切なことだと思いましたので,ブログの記事にしました。

後継者の学校パートナーで弁護士の佐藤祐介です。

今季,「99.9」というタイトルで,テレビドラマが放送されます。何でも刑事事件を専門的に取り扱う弁護士を題材にしているとか。私はあまりドラマを見ない派なのですが,これにはちょっと興味を惹かれています。

弁護士の仕事のジャンルは,おおまかに分けると,民事事件と刑事事件があり,この「99.9」は,後者,すなわち刑事事件にスポットを当てています。なお,民事事件は,お金を返して欲しいや離婚したいといったものであるのに対して,刑事事件は,犯罪を行ったとされる人をサポートするというものです。

 

さて,この刑事事件において,弁護士はどのような活動をするのかというと,必ずしも無罪を主張するというだけではありません。罪を犯したこと(例えば,駅で酔っ払って人を殴ってしまったり,万引きをしてしまったり,覚せい剤を使ってしまったり。)を前提に,刑罰を軽くして欲しいという主張をすることもあり,刑事事件においては,むしろこっちの方が多いです(いわゆる「情状弁護」といいます。)。

この情状弁護の具体的内容ですが,典型的な内容は,示談や証人の方にお願いをして裁判の際に証言台に立ってもらうことです。妻や親だけでなく,友人や就業先の上司等が罪を犯してしまった人の更生と社会復帰を信じて,全力で協力してくれるのです。そして,このような周囲の方々のサポートに触れ,罪を犯してしまった人は,初めて身近な方々の有り難さや優しさを実感する,といったことも珍しくありません。

 

このような業務を通じて感じることは,私もそうですが,普段身近にあるものの有り難さなどは,しっかり向き合う時間がなければ,なかなか感じにくいということです。

これは事業承継において,後継者の方が,自己や自社と向き合う際も同じではないかと思います。自己・自社がどんな立場でどんな環境にあるかを考えることは,事業承継をするか否かの意思決定をするにあたり大切なことですが,一朝一夕でできるものではありません。早すぎるということはありませんので,このような向きあう時間を意識的に作ると良いかと思います。

 

なお,後継者の学校では,後継者の方が自己や自社と向き合うためのお手伝いをさせていただいております。興味のある方は,お気軽にHPをご覧いただいたり,各パートナーにお声がけいただければと思います。

また,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる又は今後なるかもしれない方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)。

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評をいただきました。こちらも興味が湧いた方は,お気軽にインタビューをご検討ください。

後継者にまつわる小説あれこれ(その8)

司法書士の木村貴裕です。

小説は気軽に読めて、でも何か気づきを得たり、力がわいてくることってありますよね。

ほんの少しでも何か感じてもらえそうなものをこれから少しずつ紹介したいと思います。

後継者の学校パートナーブログですので、もちろん後継者や事業承継に関するものを。

 

後継者の学校パートナーで司法書士の木村貴裕です。

私は通勤時間をもっぱら読書にあてております。

地下鉄なので外の景色を眺めても面白くもなんともないという理由もありますが。

 

経営書ではなくあまり肩のこらない小説ばかりなのですが、結構事業承継にからむ話もあります。

後継者や後継者候補の方に何か少しでも感じてもらえるものがあればと思い、今まで読んだ中から、後継者や事業承継に関係するものを何冊か紹介します。

 

今回紹介するのは、

 

「総会屋錦城」城山三郎 著(新潮社)

 

表題作を含む7編からなる短編集です。

今回取り上げるのは、その中の一編「メイド・イン・ジャパン」。

 

著者はご存じ経済小説の先駆者。

この本は初期の頃の作品集で、どれもなぜだか気だるい印象を残すものばかりです。

 

「メイド・イン・ジャパン」の主人公は後継経営者で、戦前は先代の元で胃腸剤メーカーだった会社を、戦後の市場の変化にともない主人公自身の主導で湿度計メーカーへと業態を大きく変え、事業を拡大していきます。

 

想像できない人が多くなったと思いますが、「メイド・イン・ジャパン」といえば、当時は粗悪品の代名詞。

日本製というだけで、世界では売れない状態です。

 

湿度計の輸出をめぐって、粗悪品やダンピングで市場を荒らす同業者と、アメリカが日本製品に関税をかけようとする動き、この二つの敵と戦う主人公。

 

気だるい印象を残す話が多いと書きましたが、実はこの作品も。

でも、いくつかの作品に共通しているのは、主人公が気概を持って行動しているというところでしょうか。

 

やるせない現状の中、もがきながらも筋を通そうとする姿勢。

胸に迫るものがあります。

 

この作品には、主人公ともう一人、ライバル会社の経営者が登場します。

彼は、主人公には市場を荒らす「一発屋」とさげすまれている存在ですが。

 

もしかすると、読んでいてどちらの経営者の姿勢にちかしいものを感ずるのかは人それぞれなのかもしれません。

 

というのは、

 

主人公は、「将来」を思い、信念を持って真っ向勝負を挑みます。

しかし、物語の最後ではかなり苦戦を強いられる状態になっていきます。

かたやライバル会社は、「今」を最重要視して業績を伸ばしていきます。

立派なことを言っても、食っていけなければどうしようもないという感じでしょうか。

 

ライバル会社の姿勢に眉をひそめるかもしれません。

でも現実には、主人公のような姿勢で経営をすることができるでしょうか。

 

また、主人公の言葉は正論です。

しかし、周りは「正論であっても、現実はそれでは、やっていけないよ。」と冷たい態度です。

 

主人公は周りから浮いた存在になっています。

後継者や後継者候補にはご自身と少し重なるものを感じる方がいるかも知れませんね。

 

小説の主人公がその後どうなっていくのかは定かではありません。

しかし、現実を生きる後継者は、当然浮いた存在のままでいるわけにはいきません。

現実と向き合い、課題を解決して前へ進んでいかなければなりません。

 

後継者の学校では、後継者や後継者候補が、現状を把握し課題解決を促すプログラムを用意しています。

 

ご興味のある方は、一度ご連絡下さい。

 

城山三郎氏の作品は、多くは今とは時代背景が違っていますが、それでも色あせない作品ばかりです。

未読の方は一度手にとってみてはいかがでしょうか。

 

この話が少しでも何かのきっかけになれば幸いです。

後継者の学校は、後継者を経営者に育てるプログラムをご用意しています。

詳しくはホームページをご覧ください

 

後継者の学校
http://school-k.jp/
後継者の経営、後継者の勉強、後継者主導の事業承継を学びたいなら「後継者の学校」へ

 

気になる方は、ぜひ一度、後継者インタビューをお試しくださいね。

後継者インタビューお申し込みはこちらから
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http://school-k.jp/interview/

当たり前の枠の外にこそ、可能性がある

笠井さん後継者の学校パートナー 人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

あなたの会社や業界には、どんな“当たり前”が存在しているでしょう?自分たちが知らず知らずのうちに、基づいていること、信じ込んでしまっていることに気づくことで、経営革新の扉が開きます。

こんにちは。後継者の学校パートナー

人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

人や組織の成長プロセスをデザインして、

そこに集う人たちが自ら望む未来を実現するお手伝いをしています。

前回は、経営の4つの要素の中の、人・組織・風土づくりに必要なコミュニケーションについて、“褒める”と“認める”の違いを例に、お伝えさせていただきました。

社員さんが本来持っている能力を発揮するには、

どんなチーム作り、組織作りがいいのか、

まず、現状の社員さんたちの状態をよく観てあげることから始まります。

そして、そこにいる人達をよく観察していると、

会社の風土=会社としての「思考・行動の当たり前」も観えてきます。

「当たり前」というのは、ある意味“盲点”でもあります。

なぜなら、私たちの脳には、

情報を出来るだけ省エネで処理しようとする性質があり、

ある一定の“枠組み”で物事を捉えるからです。

そうなると、その“枠組み”の外のことは、視野に入ってきません。

見えていない=盲点ですよね。

だからこそ、枠組みの外には、可能性があると言えます。

「わが社にとって当たり前だから」、

「業界にとって常識だから」、となっていたら、

私たちは通常、わざわざ改めて「何故そうなの?」

「ホントにこれでいいの?」「他にないか?」なんて、

探ろうとしなくなります。

枠組みの中に映っている当たり前の景色を。

何の疑いもなく毎日見て過ごしていきます。

でも、もしその景色を違うところからみたら、

どう見えるでしょうか?

例えば日清食品のカップヌードルの開発秘話は、

当たり前の枠が外れたことで、

世界的な大ヒット商品が生まれたという見方ができます。

当時、拡大を続けてきた国内の即席めん市場が

翳りを見せ始めていました。

日清食品の創業者 安藤百福氏は、

丼にお湯を入れるだけで食べられるチキンラーメンを

海外で商品展開しようと、欧米に視察旅行に行きます。

アメリカのスーパーに商談に行き、試食をしてもらおうとしますが、

日本には当たり前にある「丼やお箸」がありません。

すると、商談相手はチキンラーメンを小さく割って紙コップに入れ、

お湯を注いでフォークで食べ始めたのです。

その光景に、安藤氏は衝撃を受けます。

フォークで食べられる容器入りインスタントラーメン「カップヌードル」は、

こんなきっかけで生まれ、世界に広がっていきました。

風土や文化などの“当たり前”が違うところに触れると、

自分たちが“無意識に基づいているもの”に気づきます。

そこに気づくと、違う枠組みからの景色も見ることができるのです。

経営革新は、自分たちの当たり前を、

「本当にそうか?」「他にないか?」と疑うことから始まります。

まだ、どっぷりと会社の中に浸かっていない、

後継者のあなただからこそ、

会社の盲点が見えるかもしれませんね!

後継者の学校は、後継者を経営者に育てるプログラムをご用意しています。

詳しくはホームページをご覧ください

後継者の学校
http://school-k.jp/

後継者の経営、後継者の勉強、後継者主導の事業承継を学びたいなら「後継者の学校」へ

気になる方は、ぜひ一度、後継者インタビューをお試しくださいね。

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深山の桜

後継者の学校パートナー、中小企業診断士の岡部眞明です。

桜の季節になりました。東京では3月21日に開花宣言が出されました。満開は、3月末頃になるとのことです。

 

今回は、桜の季節になって、昔読んだ雑誌(「致知」)に載っていた和歌をおもいだしました。

「あれを見よ みやまの桜 咲にけり 真心つくせ 人知らずとも」

このうたは、松原泰道というお坊さんが紹介したとされているものです。

山道を歩いていくと、だんだん足取りも重く、視線も足元におとしがちになってしまいます。そんな時、稜線の木立の切れ目で、ふと目をあげると、向かい側の山々の雄大な姿が飛び込んでくる瞬間があります。新緑に染まり始めた山々の中に、一本、満開の桜の薄桃色。桜好きの私(千葉県佐倉市に住む前から、桜が好きです。)でなくとも、思わず見とれてしまう光景ですよね。

桜の花は、だれかに見てもらおうとして咲いているわけではありません。だれかに美しいと褒めてもらおうとして咲いているわけでもないのです。桜の花にしてみれば、ただ、咲いているだけのことなのです。

ただ自分の役割として美しく咲く桜の花は、実をつけ、世代をつないでいくという大きな役割を担っています。桜はそのはかなさが日本人の美意識に重なっているといわれます。その美しさは、その役割の大きさゆえの、そして、そのただ全うするだけで散っていく潔さゆえのものなのかもしれません。

経営の現場、会社の現場ではどうでしょうか?

自分を振り返ってみますと、社長の顔色が気になるし、コストダウンのためには少しだけ品質を落とすのもやむを得ないと考えたりすることもありがちだったりします。

でも、会社の役割は世の中の役に立つこと、そして、従業員やその家族に幸福をもたらすことですよね。その決断は、日々の仕事は、本当に世の中のため、家族や社員の幸福のためになっていますか?そのことに思いをいだして、会社の、自分の役割を考えてみることも必要なことです。

社是とか企業理念として、会社やその関係の人々と共有できれば、お客様との価値観の共有できて、企業価値のアップにもつながってきます。

このうたを詠んだ人はわからないそうですが、人知れず咲いて、訪れる人々の心をとらえ続けている桜の姿に、人としての在り方を映し出しています。

勿論、私などは、他人の評価に気一喜一憂、「ちょっとならいいんじゃないの?」とすぐ考えてしまうのですが。だからこそ、時々(ときどきですよ)思い出して、わが身を振り返ってみることが大事なのだと思います。(でなければ、今頃、どんなことになっていたのかと、思いやられます。)

後継者の学校では、ひとの思いにこだわります。

 

後継者(経営者)の方! まずは

後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。 後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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