タグ別アーカイブ: 事業承継

自分のスタイルを貫く覚悟

後継者と現経営者では、資質や性格の違いにより本来得意とするリーダーシップの発揮の仕方は異なることの方が多いと思います。

それでも、現経営者は無意識に自分と同じスタイルを求め、後継者もそうあらねばと無意識に思い込み、そして従業員も大きな変革を望まないのが普通だと思います。

それでも、自ら得意とするスタイルを貫かねばうまくいかないのも事実です。だから後継者には自分の強みを知り、自分なりのスタイルを確立し、それを貫く覚悟が必要です。

 

2月から後継者の学校のパートナーになりました知識茂雄と申します。

主にコーチとしてコーチングとコミュニケーション系の研修を提供しています。今後、特にチームビルディング、組織活性化の観点から後継者支援にも力をいれていきたいと思っています。

 

私は、仕事柄人それぞれの多様性、特に人それぞれに異なる強み視点での多様性を活かすことの重要さを説くことが多いです。

 

その点を事業承継に当てはめたとき、例えそれが親子という関係性であったとしても、現経営者と後継者の資質や性格、すなわちどこに強みがあるかも異なることが多く、それゆえに後継者が悩み苦しむことが多いのではないかと思います。

 

現経営者、特に創業経営者の場合は、自分自身の強みを活かして事業を発展させてきたはずで、自分なりの確立したやり方を無意識に後継者に求めてしまうのは、ある意味自然なことでしょう。

 

そしてまた後継者としても、そんな現経営者の姿を見て、自分もまたそうあらねばと無意識に思い込んでしまうのも致し方無いことだと思います。

 

また、例え薄々自分には自分なりの得意なやり方があり、それが現経営者と異なるものだと認識していたとしても、現経営者のやり方に慣れている従業員のことを考えると、大きく経営スタイルを変えることに躊躇することもあるでしょう。

 

それでも、やはり自分が不得手とするやり方を捨て、得意なやり方を貫いた方が自分のパフォーマンスが上がるのも事実だと思いますし、経営者自身のパフォーマンスが会社全体としてのパフォーマンスにも大きく影響するのも事実です。

 

例えば、現経営者が独断型のリーダーシップを強みとしていたとして、後継者が調和型、調整型のリーダーシップを強みとしているならば、独断型のリーダーシップを求められるのは苦痛でしかありません。

 

多くの人の意見を聞き、合意点を求めることが最適解に近づく早道だと考える人にとって、自分一人で決めるというのは自然にできることでは決してなく、当然そのやり方では自分の最高のパフォーマンスは出せません。

 

だから、後継者に求められるのは、自己理解を深め、自分の強みを知り、自分の固有のスタイルを確立してそれを貫く覚悟です。

 

そしてそれは、並大抵の覚悟ではないのかもしれません。

 

「後継者の学校」では、そんな覚悟を決めた後継者、そしてまだ悩みの渦中にある後継者に寄り添い支援します。

 

まずは、「後継者インタビュー」を受けてみませんか?今抱えている悩みを語るだけでもすっきりしますよ!

 

ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

Photo credit: mgysler via VisualHunt.com / CC BY-NC-SA

事業承継とプライベート⑤〜男女トラブルの視点から〜

プライベート(特に男女トラブル)という切り口から,後継者の方に知っておいて欲しいポイントをお伝えします。このテーマの最後として,不倫を取り上げたいと思います。

 

第1 はじめに

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

「プライベート」(特に男女トラブル)という切り口で,お話しをしていますが,今回でいったんこのテーマの最終回としたいと思います。最終回のテーマは「不倫」についてです。この記事は,もともと企画していたものですが,期せずして芸能ニュースも賑わっており,タイムリーな感じになりました。

 

第2 不倫が会社経営に与える影響は?

私は,職業柄,不倫問題を取り扱うことが多いです。不倫というと,プライベートの問題と捉えがちですが,会社経営にも影響を与える可能性があります。なぜなら,不倫のケースとして,社内不倫,すなわち上司部下での不倫が多く見られるからです。

たとえば,後継者として,先代の会社の社員として勤務していたとしましょう。そこで,部下と不倫をしていた場合,後に「セクハラだ!」と言われてしまう可能性があります。そうなってしまうと,後継者としての立場を追われることもありえます。

また,経営者の立場でそうなった場合,社内のモラルや指揮の低下等は覚悟しなければならないかもしれません。

さらに,これは後継者・経営者共通の話ですが,不倫が原因で夫婦関係が悪化すれば,仕事へも影響を及ぼします。

 

第3 最後に

このように不倫というプライベートな問題であっても,経営に与える影響は大きいです。なので,軽い気持ちで踏み出した一歩が,(悪い意味で)大きな一歩になってしまうことを頭の片隅においていただければと思います。

 

なお,後継者の学校では,今回私が書いた問題点に限らず,広い視点から,後継者が事業承継をするにあたり注意しなければならないポイントを分かりやすく学ぶことができます。

興味のある方は,お気軽にHPをご覧になったり,各パートナーにお声がけいただければと思います。

また,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる又は今後なるかもしれない方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評をいただきました。こちらも興味が湧いた方は,お気軽にインタビューをご検討ください!

新年 明けまして おめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。

後継者の学校の代表の大川原基剛でございます。

 

新年となりまして、一本目のブログは、後継者の学校で代表を務めるわたくし大川原から

2016年の後継者の学校についてお伝えさせていただきます。

 

後継者の学校プログラムに参加していただき、その後後継者から経営者になり、私どもが継続的にサポートさせていただいている方々は、とても頼もしい経営者になりつつあります。

彼らを見ているとやはり後継者の経営は、やはり創業者の経営とは違うものだと実感をしていますし、単に経営の知識や手法を教えるだけでは、たりないものだと実感しているこのごろです。

そういった経験も踏まえて、わたしたち後継者の学校は、より後継者の育成・成長に特化させ、他にはないオリジナルのサービス・プログラムを展開していこうと考えております。

 

昨年2015年は、パートナ-を増強し、パートナーブログを始めて毎日発信して参りましたが、

今年は、それを具体的な動きに変えていきたいと思います。

 

ひとつは、「事業承継」と「後継者の経営」「後継者育成」という視点でブログ以外でも情報を提供させていただく場所をつくっていきます。

そして、東京・大阪・九州の3か所で後継者の学校プログラムを開催します。時期は、2016年は4月開催で予定しています。

さらに、後継者の学校プログラムの応用版、経営するための具体的な手法・スキル・技を学ぶアドバンスコースを開催します。こちらも4月開校を予定しております。

 

こうした取り組みを進めながら、後継者が経営者となるために、成長する場、学ぶ場、楽しむ場として、後継者の学校を発展させていきたいと考えておりますので、皆さまにはご指導、ご鞭撻をしてただければ幸甚でございます。

 

われわれ後継者の学校は、本年も後継者、経営者と共に一歩一歩前進し成長し行きますので、よろしくお願い申し上げます。

株式会社 後継者の学校

代表取締役 大川原 基剛

 

 

後継者の学校プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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http://school-k.jp/program

 

プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

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「地元の銀行さんと・・・」

地元の銀行さんとの話でも事業承継問題は悩みの種とのこと。中小企業ではもっと深刻かもしれません。

事業承継の本質を分かってアドバイスをする専門家も多くないですし・・・

 

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

 

先日、地元の銀行さんとお話をさせていただく機会がありました。やっぱりどこでも事業承継の問題は悩みの種のようです。

 

銀行さんにとっても、中小企業が減るということはお客様の数が減るということで、事業承継の失敗は大問題なわけです。

せっかく技術や信用があるのに、後継者がいなくて事業経営の存続を諦めるケースもあるようです。

われわれの発するメッセージに『後継者が存在自体に価値がある』とありますが、今後ますます重要なキーワードになってくると思います。

また、『後継者に視点をあてた事業承継』は聞いたことがないとのこと。ほとんどが経営者対象の相続対策に終始しているようです。

私は、ピーンときました。

だから、日本の事業承継問題はいつまでたっても前に進まないのではないかと。

確かに相続問題は非常に重要な要素です。しかし、事業承継を全体から見た場合、重要な要素の1つでしかありません。遠くから森を見てください。木を見て森を見ずでは、事業承継という非常に難しい問題に検討違いな答えを出してしまうこともあります。

事業承継の根本は後継者育成にありと認識を正すべきだと思います。

もちろん簡単ではありません。生きている事業を引き継ぐわけですから難易度Eくらい難しいです。

だから、小手先の対処法の解決できるはずがないと考えるのは当然のことでしょう。

少しずつ準備をして力をつけて、そして機会を待つ。こうした戦略が大切です。

ただ、世の中後継者の視点にたって事業承継をアドバイスしている機関があまりにも少なすぎます。潜在している数と比較したら皆無といってもいいくらいです。

 

だからこそ、私たちは同世代・各分野の専門家を集めて後継者の学校を作りました。

後継者にいまある事業を、また新しい事業を生み出して中小企業を盛り上げてほしい。これは後継者にしかない『特権』です。普通のサラリーマン家庭に生まれたらできないことです。『特権』カードを生かすも殺すも後継者次第。気付くも気付かないも後継者次第。

事業経営の承継、後継者の育成、組織の発展のためなら、私たち後継者の学校はどんな協力も惜しみません。全力で知識と知恵を提供し事業経営を楽しくしていきます!

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校ではもっと詳しくこのあたりの学びができますので、

プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。
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実録 事業承継~後継者が決して忘れてはいけないこと①~

事業承継ってどんなイメージをもたれるでしょうか?お坊ちゃんお嬢ちゃんが、先代がひいてくれたレールの上に乗っかって、主体性のないままボーっとしていても社長になれること。なんて思われている場合も少なくありません。そして、実際にそんなつもりはなくても後継者は受け身に、厳しい言い方をすれば他責になりがちです。だからこそ決して忘れてはいけないことがあります。まず今回は、なぜ後継者が受け身になってしまうのか、その理由の一つをお伝えします。

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは、私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

本日は後継者が事業を承継していく際に、決して忘れてはいけないことについて書かせていただきます。

 

後継者は受け身

みなさん、「後継者」という言葉を聞かれた際にどのような印象を受けられますか?ハングリーなところが少ない、ぼんぼん(関西弁で「お坊ちゃん」ということです)、いろんなことが分かっていない、努力しなくても良い、などなどマイナスイメージの言葉が結構出てくるかもしれません。確かに育った環境は恵まれていたかもしれません。それに、割と「人がいい」言い換えれば「お人よし」なところもあるかもしれません。だからどこか頼りなく、しっかりしていない。関西弁で言う「ぼんぼん」にはそういった意味合いも含まれているようです。

しかし、考えてみてください。好きで社長の息子に生まれたわけではありません。好きで良い環境で育ったわけではありません。生きていくのにそんなに苦労をしていないから、結果としてお人よしになってしまった(お人よしが悪いというわけではありませんが。)のも仕方がないのかもしれません。それで周りからは「ぼんぼん」と呼ばれる。ある意味仕方ないのかなと思いながらも、どこか反発心を持っているのが後継者です。

いや、そんなの贅沢だ!自分の立場をラッキーだと思うべきだ!と思われたでしょうか?それとも、わかるわかる、その通りと思われたでしょうか?いずれにしても、後継者は人から見れば主体性がなく受け身な状態になっているのです。

 

後継者が受け身になる理由

なぜ後継者は受け身の状態になってしまうのでしょうか?その原因の一つは後継者の入社時の考え方にあります。

どんな職業に就いている方でも、人生のどこかでその職業を選択するという決断をします。生まれながらにして特定の職業に就かなければならないと決められている人は、ほとんどいません。ということは、人生のどこかで、何をして生きていくかを決定するときがあるのです。

例えば就職活動を想像してください。どの業界を選ぼうか、業界を選べばどの会社にしようか、と考えます。そしてその会社に就職した場合の自分の人生を思い描きます。このようにして、自ら決めるというプロセスを経て仕事を始め、転職を考えたり出世を考えたりし続けます。

しかし、後継者はほとんどの場合が「親の仕事だから」とか「なんとなく当たり前だと思っていた」という理由で入社しています。つまり、自分自身の将来や本当にやりたいことを考えずに進んでしまっている場合が多いのです。これが、後継者が受け身になってしまう理由の一つです。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

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後継者の学校
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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継③

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回も主人公の星飛雄馬のケースです。彼は何を承継したのか?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬のケースです。
まず飛雄馬は何を継いだのか?

 

言うまでもなく球団や会社を継いだわけではありません。
父の一徹は日雇い労働者でしたから、経営者ではありません。

 

余談ですが・・・

一徹はさすが元プロ野球選手です。

日雇い労働者とはいいながら昼夜なく働きづめ、飛雄馬を「星雲高校」というお坊ちゃん学校に入学させます。

高度経済成長、オリンピック景気、建設ラッシュ・・・などの追い風はありましたが、大したものです。

 

 

話を戻しますと

 

飛雄馬が継いだものは「野球選手」という「個人事業主」にとっての

最も重要な経営資源である「独自技術」を承継しました。

 

そして、さらなる工夫により「新たな価値」を生み出したのです。

 

 

父の一徹は結果的にプロ野球選手を辞める原因になった

「魔送球」という技術を持っていました。

 

戦争で肩を痛めた一徹は一塁への矢のような送球ができなくなったため

三塁から一塁への送球を走者に向けて投げ、ボールが当たりそうになって

走者の足が止まったとたん、ボールは鋭く弧を描き一塁手のミットに吸い込まれます。

 

これなら送球が遅くても一塁でアウトに出来ます。(強引ですが・・・)

ところがこれが走者への「危険球」扱いになり、反則とされてしまうのです。

 

飛雄馬はこれを受け継ぎ進化させるのです。

針の穴を通すようなコントロールが「大リーグボール1号」を生み出し、

「魔送球」を縦に変化させたのが「消える魔球」で有名な「大リーグボール2号」です。

大リーグボールについてはこちらの動画を https://www.youtube.com/watch?v=UF5keZtV4nA

 

ところが、ようやく父を超えていこうとした頃に
厳しい父と努力家の息子の関係にひびが入り始める・・・

 

世の中の「親子承継」によく見られる「衝突」が起こります。

その辺については次回。

 

このエピソードに胸がざわついた

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・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継②

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回は主人公の星飛雄馬のケースです。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回は主人公の星飛雄馬のケースです。

まずこの物語の時代背景と飛雄馬の家族関係を整理しておきます。

原作は梶原一騎、作画は川崎のぼる。発表時期は1966年から1971年とされています。

ちなみに「巨人の星」の続編「新巨人の星」の発表時期は1976年から1979年です。

ちょうど今、後継者として事業承継に関わる世代が生まれた年かもしれません。

 

主人公 星飛雄馬の母はすでに他界しており、家族は、父 一徹、姉 明子の3人家族です。

そうです。ご想像の通り、今回は星一徹から星飛雄馬への事業承継です。

 

 

星飛雄馬の父、一徹は元巨人軍の選手でした。

名三塁手として戦前は巨人軍で活躍していました。ところが世は大東亜戦争のさなか。一徹も従軍を余儀なくされます。

戦場では手りゅう弾を投げまくり、肩を壊してしまいます。

 

終戦とともに野球選手へと復帰しますが、かつての矢のような送球は出来ず、努力の末ある方法を生み出すのですが、それが反則だと言われ、巨人軍を去ります。

そしてこの一徹の夢を飛雄馬が継ぐことになるのです。

 

このケースは後継者である飛雄馬の意志は全く尊重されていません。

子供の頃から野球選手になり巨人軍で活躍するべく特訓されます。飛雄馬は父を信じて猛特訓に耐え抜きます。

ここで姉の明子だけが心配そうに見守るのですが、この時代、女性が口出しすることなどできないのです。

 

ちなみに後継者である飛雄馬は相当後になって、このことを後悔することになります。

アームストロング・オズマに「お前は人間じゃない。俺と同じ野球マシンだ」と言われ、

野球選手、巨人入団は自らの意志ではないのか悩みます。

 

そして、悩んだ末になんと・・・

クリスマスパーティを開きます(笑)

このエピソードは切なすぎます。

なにせ、誰も来てくれないというオチですから・・・

http://gentle-breeze.org/anime/9092/

 

 

昭和の時代の事業承継、飛雄馬のケースは完全に受け身の姿勢でした。

しかし、事業承継とは「事業」を継ぐこと。飛雄馬は何を継いだのか?

 

父一徹の夢を継いだだけなのか?

 

そのへんについては次回。

 

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・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継①

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。「この巨人の星には事業承継に関するヒントがいろいろあるね」とある経営者との雑談の中から出てきました。これから何回かにわたって「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継について書いてみたいと思います。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

その経営者も後継経営者です。 10年前に都内にあるお父様の経営する印刷工場に入社しました。

当時はネット印刷などの新業態が台頭してきた時代でもあり、経営は芳しくなかったそうです。

それでもなんとか家業を繁盛させようと彼は懸命に勉強し得意先を回って、新しいものを生み出そうとしていました。

しかしながら、お父様はそのやり方に違和感を感じ毎晩のように喧嘩し、言い争い、決して楽しい日々ではなかったそうです。

結果的には彼がお父様を追い出す形になり、工場は閉鎖。今はお得意様を引き継いでクリエイティブ全般を引き受ける新会社を興しました。

今でも、親子関係は円滑には、いってないようです。

 

彼は今でもこういいます。

「親父には悪いことした・・・今、児玉さんから聞く話を当時知っていればなあ」

 

そんな彼のお誘いで共通の友人に自分の写真を撮ってもらいました。

その撮影の中で雑談するうちに「巨人の星」の話になり、盛り上がったというわけです。

 

おっと、「巨人の星」の話が出ない第1回目となってしまいました。

次回、本題に入っていきます。

 

このエピソードに胸がざわついた
そんな後継者(経営者)の方! まずは

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとお金の専門家」
児玉秀人でした。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供 ・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
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事業承継とプライベート①〜男女トラブルの視点から〜

後継者の学校パートナーの佐藤祐介です。

男女トラブルと事業承継,一見すると両者は全く関係ないように思えます。ですが,中小企業(家族経営の場合は特に)の場合,両者は密接に関係します。後継者は事業承継をするあたり,自身のプライベートが会社に影響を与え得ることを知っておく必要があります。

 

第1 はじめに

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

前回までは,労働法にスポットをあててお話をしてきましたが,今回からは,タイトルからもお分かりのように,分野をガラッと変えてみたいと思います。

私は,最初にこのブログで自己紹介をさせていただいた際,自身の専門分野の一つとして,離婚や男女問題を挙げさせていただきましたので,この視点から記事を書いてみようと思います。事業承継は「公」の側面が強いですが,プライベートはその名のとおり「私」です。一見すると両者は無関係のように思えます。しかし,離婚や男女問題というものを介すと,両者は切っても切り離せない関係となっていきます。そして,それは中小企業に多い家族経営のようなところであればあるほど,その影響はより強くなってきます。

 

第2 具体例

例えば,夫が経営し,その妻が経理を担当する会社を想像してみてください。そのような会社において,夫婦が離婚又は別居することとなり,妻が経理を行わなくなった,これでは会社がうまく回りません。更にその妻が他の従業員から慕われていた場合には,経営者である夫の求心力の低下は避けられません。そして,その原因が従業員との不倫であったりすると・・・。

 

第3 最後に

いかがでしょうか。確かに男女トラブルはプライベートのお話ですが,それは経営に大きな影響を及ぼしうるとイメージしていただけたかと思います。

後継者は会社を継ぐにあたっては,自身の問題が会社に影響を与えるのだというのを自覚しておく必要があると思います。次回以降は,今回のような話を,より法律の要素も交えてお話ししたいと思っています。

なお,後継者の学校では,今回私が指摘した問題点に限らず,広い視点から,後継者が事業承継をするにあたり注意しなければならないポイントを分かりやすく学ぶことができます。興味のある方は,お気軽にHPをご覧になったり,私にお声がけいただければと思います。

また,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる又は今後なるかもしれない方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)。

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評を得てきました。こちらも興味が湧いた方は,お気軽にインタビューを受けてみてください。

 

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実録 事業承継~株の事知っていますか?⑤~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

前回は、なぜ経営者主体の株式移転になってしまうのか、また移転するときの経営者の気持ちについてお伝えしました。今回は、前回の内容も踏まえて、株式の移転はどのような考え方に基づき進めればよいかについてお伝えしたいと思います。

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

本日も、引き続き株の移転のお話です。前回は、現経営者主導で、早々に後継者に株式を移転してしまう理由と、その時の経営者の気持ちについてお伝えしました。今回は、そういった事情を踏まえて、株式移転はどのような考え方に基づいて進めていくと上手くいくかについてお伝えしていきたいと思います。

 

後継者が自ら動く

前回書きました通り、経営者の多くは、後継者に安心して事業を任せることはできないと考えながらも、相続税の対策として仕方なく、あるいは株を渡せば息子も少しはしっかりするかもしれないという思いで株式を移しているのが実態です。

ところで、以前から書いてきましたように、事業承継の「主役は後継者!」です。なぜなら、事業を引き継ぎ、その後の会社の業績を良くするのも悪くするのも、後継者次第だからです。

では、具体的に主役になるにはどうすればいいか。後継者自ら現状を把握して、この会社を継いでどのように売り上げを伸ばし、お世話になってきた取引先を大切にしながら、社会に貢献して、どのような組織作りをして…と、自分で会社を運営していくならという将来像を描き、行動が変わってくれば、経営者はどう感じるでしょうか。少し安心できるのではないでしょうか。そうです。まず後継者が主体的に事業承継を考え、行動し始めることです。

そして、描いた未来を実現するために、後継者が株式の取得についてもしっかり戦略を練って自ら動き出す必要があるのです。後継者が主体的に事業承継を考えた時、全てが動き出すといっても過言ではありません。

ただ、実際に株式を取得していく際には、押さえるべきポイントがあります。これらを外すとかえって大変なことになってしまう場合もありますので注意が必要です。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

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