後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。
私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日は、今すべきことについてです。
後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。
あなたが事業承継の重要さに気づいたとしたら、今何をすべきなのか。
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環境整備
まずは環境整備です。準備の最初の一歩です。いわば準備のための準備です。
ここの手を抜かないことが、事業承継に関わらず、全ての仕事の基本になります。
□ 要らないものを捨てる
□ 書類の整理・整頓・ファイリング
□ 材料、備品、倉庫の整理・整頓
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現状把握
自院の隠れた問題を明らかにし、自院の価値と可能性を明らかにする。
□ 財務の実態
実態BS・実態PL・資金繰り・個人との貸借
□ 法務の実態
契約・許認可・コンプライアンス・紛争
□ 事業の実態
市場環境・顧客・商品・競合・SWOT分析
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自社の磨き上げ
□ 業務の改善・無駄な経費支出を削減する。
□ 貸借対照表のスリム化(資産の処分)する。
□ 自院の強みを認識し、より強化する。
□ 勝ち戦のできる事業に選択と集中を行う。
□ 業務の権限委譲を進める。
□ 公私を分ける。(資産の貸借・車・交際費)
□ 社内規程・マニュアル・各種書類を整備する。
□ コンプライアンスを徹底する。
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可能性を探る
事業承継のすべての形態の可能性を探る。
□ 親子間承継
□ 親族への承継
□ 従業員への承継
□ 他人への承継(M&A)
□ 社会への承継(積極的清算・廃業)
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カタチの仮決定
事業承継のすべてのカタチの中で、複数の選択肢を仮決定する。
例えば、親子間での承継を進めながら、M&Aで売却して別の場所に新規開業するなどの選択肢を複数決定する。これは仮決定なので、あとで変えてもよい。
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同時進行
仮決定した事業承継のカタチを複数同時に進めていく、この過程を詳細に記録する。
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ひとつに絞る
最終的に複数の選択肢から一つに絞る。一つに絞れない場合は1からやり直す。
自身人生をかけた大仕事なので、納得いくまでやりきることが大事です。
このエピソードに胸がざわついた
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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」
児玉秀人でした。
メディカル、デンタルのサポートをしています。
「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。
財務状況を改善したら次はヒト。
「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。
私が得意なのは以下です。
・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など