タグ別アーカイブ: 相続

後継者の学校パートナー、FPの江浦誠です。

はじめての投稿ですので、今回は自己紹介から。 現在の仕事、生命保険の販売に携わり20年になります。その直前10年は、不動産広告7年・不動産実務3年です。もっと前は求人広告3年。 (書きながら、相続・事業承継絡みの気がしてきました。)
『相続』をあらためて強く意識したのは、この生命保険との関わりからです。 広告をいただいていた不動産業のお客さまを訪ね、 『やっと保険のことを相談できそうだ。』の言葉を聴いたときから。

そのお客さまの『相続』と『事業承継』の話しを食い入るように聞かせていただき、当事者として経験したこと・親(先祖さま)への思い・子供への思い、そして事業存続・事業承継への思い。

そして、なぜあの言葉が出たのか。 今後のことの成就させるためには、ご自身の本業である不動産だけでなく、生命保険の大きな役割があること。

今までその願いがなかなか理解してもらえなかったこと等を聞かせていただきながら、次代への引継ぎのために常に側に居てくれるようにお願いをされました。

8年程前には、友人が立ち上げた相続専門の会社に役員として籍を置いた時期もありますが、大半は、相続発生後の相談に応じる形でした。 あのお客さまの時ほどの強い思いを持って対処した事例になかなか出会いませんが、あの時のことが、その後の『相続』への指標になっています。

“軍師アカデミー”で『相続』と『事業承継』の違いが明確になりました。“後継者の学校”パートナーになることで、その後継者に専門的に寄り添えると確信しています。

今年は申年。 冒頭に出たお客さまの近くに『木葉猿』があります。 皆さんご存知の『見猿・聞か猿・言わ猿』の三猿です。

これから皆さんと共に後継者の方々のお役に立つためにも、『“逆”三猿』を目指します。 『しっかり見て・しっかり聞いて・先方に思いの丈を包み隠さず言ってもらう』 そのためのスキルアップに精進いたします。 どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

 

後継者の学校では無料セミナーを行っています。

公開セミナーは詳しくはこちらをごらんください。

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ベーシックプログラムについてはこちらをごらんください。

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将来輝く後継者のみなさまに出会えることを楽しみにしています。

また、当プログラムの卒業生の経営者の仲間もみなさんが参加して仲間になっていただくことを心待ちにしておりますので、

一度セミナーに来ていただければと思います。

後継者にまつわる小説あれこれ(その6)

後継者のパートナーで司法書士の木村貴裕です。

小説は気軽に読めて、でも何か気づきを得たり、力がわいてくることってありますよね。

ほんの少しでも何か感じてもらえそうなものをこれから少しずつ紹介したいと思います。

後継者の学校パートナーブログですので、もちろん後継者や事業承継に関するものを。

 

司法書士の木村貴裕です。

私は通勤時間をもっぱら読書にあてております。

地下鉄なので外の景色を眺めても面白くもなんともないという理由もありますが。

 

経営書ではなくあまり肩のこらない小説ばかりなのですが、結構事業承継にからむ話もあります。

後継者や後継者候補の方に何か少しでも感じてもらえるものがあればと思い、今まで読んだ中から、後継者や事業承継に関係するものを何冊か紹介します。

 

今回紹介するのは、

 

「かばん屋の相続」池井戸潤 著(文藝春秋)

 

「下町ロケット」の佃航平も確か親父の会社を継いだんじゃかと言われそうですが、今回取り上げるのはこれです。

表題作含め六編の小説が収録されている短編集です。

 

作品の全てが都市銀行や信用金庫などの銀行員の視点で描かれています。

 

表題作である「かばん屋の相続」というタイトルを見ると、多くの方が実際に起こったお家騒動を思い浮かべるでしょう。

かばん屋、遺言書による兄弟二人の争いと、ここまでは同じですが、当然ですが物語はオリジナルです。

 

物語は、社長が急逝し、会社を手伝っていた次男にではなく、社業には一切関わっていなかった大手銀行員の長男に会社の全株を相続させるという内容の遺言書があったというところから始まります。

ちなみに銀行員である兄ではなく、その会社の担当者の信金マンの視点から描かれています。

 

この物語を取り上げた理由は、事業承継とはいうが、「何を承継するのか」ということです。

 

前回の企業理念でお伝えした、その会社の存在意義、不易なる価値とは何なのかというところにもつながってきます。

 

継ぐべきものが見えていた者、見えていなかった者、それによってそれぞれの将来の明暗をわけることになるのですが、継ぐべきものは何なのかを見極めるというのは、実際には言うは易く行うは難しなのかもしれません。

 

でも事業承継では、それらを選別するチャンスでもあります。

いかにうまく継ぐべきでは無いものを切り離すことができるのかというのも生き残りには不可欠になってきます。

 

池井戸潤氏の作品の多くは、力強かったり穏やかだったり色々ですが読者に明るい読後感を与えてくれるものが結構多いですよね。

この短編集もほとんどがそのような作品です。

 

一度手にとってみて下さい。

 

ちなみに私は作者の作品で銀行を舞台にしたものでは「オレたちバブル入行組」のシリーズも好きですが、一番好きなのは「シャイロックの子供たち」です。

 

この話が少しでも何かのきっかけになれば幸いです。

 

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どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継⑥

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回は主人公の星飛雄馬の親友、伴忠太のケースです。彼の事業承継とは?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬の親友 伴忠太(バンチュウタ)のケースです。
伴忠太は昭和のガキ大将です。

伴もまた、当時の花形産業である「自動車産業」の「伴自動車工業」の後継ぎとして生まれました。

 

星雲高校時代は柔道部に所属し、父の伴大造はPTA会長であり、なぜか飛雄馬の入学の面接をしていました。。

親分肌で根性があり、野球部をシゴキ自宅に招いて飯を食わせるなど「威張っているけど仲間想い」な昭和の番長でした。

 

飛雄馬と出会って敵対するが、飛雄馬の根性に惚れ込み、以後親友となります。 野球の素人であるにもかかわらず持ち前の根性で飛雄馬の剛速球を捕球できるようになるなど、若い時から努力家で義理と人情を重んじる性格でした。

 

高校卒業後も親友の飛雄馬と一緒に巨人の入団テストを受け、補欠合格します。 その後も飛雄馬の女房役として大リーグボールの躍進に貢献しますが、飛雄馬の父一徹により中日への移籍を強いられます。友情に熱い伴は悩みますが、やがて飛雄馬のために・・・最後のライバルとなるのです。

 

伴はのちに「伴自動車工業」(後の伴重工業)に常務として入ります。

 

しかし、仕事よりも元プロ野球選手としての活動が多く、後継経営者として活躍する場面はあまりありません。

 

自社のスポンサーするテレビ番組に出演するタレントに惚れ込んでしまいます(笑)

 

 

では、伴忠太の事業承継の特徴とは?

 

 

・伴は経営よりも人心掌握にたけており、営業が得意

・「事業承継」を「相続」と思っているため、社長の聖域へ踏み入れる事に遠慮がある

・若い時から父の威光を苦にも感じず、継ぐことにためらいがない

 

 

つまり伴忠太は事業承継することは当たり前という環境で育っています。

後継経営者というよりは「親父の会社を相続する」という風に思っています。

 

「後継者の罠」に見事に嵌っていますね。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者(経営者)の方! まずは

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

財務状況を改善したら次はヒト。

「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

 

Photo credit: DRD4-7R via Visual Hunt / CC BY-ND

事業承継によくある話「専門家に相談すると・・・」

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

事業承継って、社会的にいろいろと取り上げられていますし、事業承継支援をしているという専門家の方はたくさんいますが、実は事業承継の本質がわからずに支援している専門家の方が結構いらっしゃいます。

そんな専門家に事業承継の相談をした際によくある光景を5つ上げてみました。

 

こんにちは

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

事業承継って、社会的にいろいろと取り上げられていますし、事業承継支援をしているという専門家の方はたくさんいますが、実は事業承継の本質がわからずに支援している専門家の方が結構いらっしゃいます。

事業承継と相続がごっちゃになっている専門家がそうなってしまう可能性がありますが、

そんな専門家に事業承継の相談をした際によくある光景を5つ上げてみました。思い当たる節ありませんか?

 

①本当の悩みに応えてもらえない。

本当の不安や悩みは表面に出ていないので、注意深く観察しなければわかりませんし、事業承継について本質的な理解をしていないと、悩みがあることすらわからないかもしれません。

専門家は、不安や悩みをじっくり聞いて本当のところに応える努力をするよりも、持てる知識とテクニックをどう駆使しようかと考える傾向があります。

②相談しても親身になってもらえない。

後継者は何もしらない、何もできないと思い、上から目線で「こんなこともわからんのか」「自分の方が会社のことわかっているから言うこと聞け」とか態度に出てしまう専門家・・・。いますいます。

本当にたまに出くわしますが、同じ専門家としては、ちょっと残念な感じがしてしまいます。後継者が本物の経営者へ成長していくのはこれからですよ。

③専門的な方法論は教えてくれるが、大きな方向性についてのアドバイスはない。

専門家は各論は知識があるのでたくさん教えてくれます。相続税の話とか不動産、会計、事業価値の話とか・・・。でも、事業承継ってもっと大きいもの。次の世代につないで、また次の世代につないで、次の世代につないで・・・ そういうものですよね。

専門家が経営者と後継者と一緒にその将来について考えなければ、いったいどんな事業承継のアドバイスをするのでしょう。小手先のアドバイスだけでは、大きな将来は描けません。

④譲る側(現経営者)の視点ばかりで、受け取る側(後継者)の視点が抜けてる

事業承継アドバイスの依頼を受けるのは大抵が現経営者からですし、報酬をいただくのも現経営者からということになると、現経営者が最終的にうまくいく方法を考えます。これは当たり前のことですし、致し方ないところです。ただ、だからといって受け取る側の視点が抜けてはだめです。これからの企業を背負うのは後継者ですから、事業承継の主役は後継者でなければなりません。

事業承継は、「経営者が後継者に受け継ぐ」ものではなく、「後継者が経営者から受け継ぐ」ものと考えましょう。え・・何が違うかって?主役が違うんです。

⑤事業承継と経営の可能性を広げてくれない。

事業承継を点で考えると、いかにして現経営者と後継者をうまく引き継がせるかという点に注力してしまいますが、事業承継はその機会を生かすか殺すかで、その後事業が大きく発展することもありますし、逆に衰退して、  しまいには大変なことになってしまう可能性もあります。

事業承継は、その取り組み自体で企業価値を高め、将来の可能性を広げる活動にも成り得るのです。

 

※コンテンツby 軍師アカデミー

 

いかがでしたでしょうか?

不安や悩みがあるので、専門家に相談するのは良いことですが、その専門家選びを間違えると、逆効果になってしまいます。下手したら、もっと苦労することになってしまうかもしれません。

 

じゃあ、どうすりゃいいの?だれに相談すればいいの?と思われた方・・・

この後継者の学校のパートナーブログは、後継者が事業承継するヒントがたくさん詰まっていますので、

毎日お読みいただければ、何かをつかめるかもしれません。

 

もっと、聞きたいという方は直接ご連絡いただければ、後継者の学校のパートナーが無料で御相談に応じます。

 

 

また、ブログを見て,ちょっと後継者の学校勉強をしたいなと思った後継者の方

後継者の学校で同じ境遇の後継者の仲間と共に学んでみませんか?

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「後継者を導く江田島平八」
後継者の学校代表の大川原基剛でした。

実録 事業承継~株の事知っていますか?②~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

事業承継というと、株の所有権を後継者に移せば終わりと考えていらっしゃる方が割と多いかもしれません。でも、事業承継って本当にそれだけで終わるのでしょうか?所有と経営の一致しているオーナー企業の場合、株式の移転とともに後継者に経営権を移していかなければなりません。この考え方や手順を間違うと大変なことになる可能性があります。

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

本日は、前回の続きの株の移転のお話です。前回は、オーナー企業の所有と経営の考え方について少し書かせていただきましたが、今回は具体的にどのように移転していくかについて書かせていただきます。

 

株式移転のプロセス

理想的な株式移転のプロセスは、後継者が代表者になる前に株主の株式を買い取るということです。複数の株主がいる場合には、個別に話し合いをして、後継者が経営者になることを認めてもらうことが大切です。

普段はあまり気にされることがなく、意外と見落としがちな株式ですが、会社の所有権を左右する重要な事項です。分散している場合などは特に、大変なことがおきる可能性があるため注意が必要です。ブログをお読みいただいている後継者の方、特に確認してください。

まず、現在の株主を確認します。誰が何株持っているのか?です。いったい何を確認すればいいの?と思われるかもしれません。たいてい、法人税の申告の際の別表2を見てくださいと言われますが、それを信じて良いかどうかはケースバイケースです。

次に株価を算定します。これは必ず専門家にお願いしてください。根拠のない金額で取引すると後々もめる可能性を残すことになりますし、実際の価値より低すぎる金額で売買してしまった場合には、贈与税の問題が発生する可能性もあります。

そして、株主それぞれと交渉してください。

 

主役は後継者

株の移転のご相談を受けることがよくありますが、お話をいただくのは後継者の方ではなく、経営者の方からの場合が圧倒的に多いです。経営者はご自身の財産と考えておられますので、基本的な考え方が相続の問題とからめてのご相談ということになります。しかし、中小企業の株の価値は経営者の努力次第で上がったり下がったりするものです。だから、基本的には所有権と経営権は同一の方が持つべきです。

しかし、経営者の財産と考えると、後継者の方から株式を移転してほしいという話はなかなかしにくいものです。そこで、株は相続と切り離して考えるということが重要になってきます。相続と切り離すためにも後継者が買い取ることが必要なのです。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

また、後継者インタビューも無料でさせていただいています。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

後継者の学校
http://school-k.jp/
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