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「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継④

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回も主人公の星飛雄馬のケースです。親子の衝突で何が起きたのか?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬のケースです。
飛雄馬は何を継いだのか?

 

前回のお話で飛雄馬は「針の穴を通すコントロール」と「魔送球」という技術を継承したとお伝えしました。

 

 

ところが、ようやく父を超えていこうとした頃に

厳しい父と努力家の息子の関係にひびが入り始める・・・

 

世の中の「親子承継」によく見られる「衝突」が起こります。

 

 

飛雄馬が大リーグボールでブイブイ言わせるようになると

父 一徹の出番はもうなくなり、飛雄馬の時代になります。

 

 

そんな時、飛雄馬攻略のために中日ドラゴンズが飛雄馬を一番よく知る人物である一徹に監督のオファーを出します。

父 一徹は飛雄馬のさらなる成長を願い、それを受け、打倒飛雄馬に燃えるのです。

 

アメリカからアームストロング・オズマを呼び、鍛えに鍛えて飛雄馬を脅かし・・・

飛雄馬の親友伴宙太を巨人から引き抜いて飛雄馬と対決させる・・・

 

精神的にも追い込んでいくのです。

 

 

自分の父親が自分のビジネスのライバル店に行き、経営者として自分の親友を雇い切磋琢磨する。

なかなかすごいストーリーですよね。

 

 

一徹は飛雄馬のさらなる成長を願った側面もあったのでしょうが、

実は寂しかったのではないでしょうか。

 

 

事業承継では先代の花道をつくるという重要なステップがあります。

先代を尊敬し感謝する。簡単なようでできていないケースが多いように思います。

 

人生をかけた事業、経営資源を使わせてもらうわけですから感謝しかないはずです。

感謝が足りないと喧嘩になり、邪魔される。すべて自分のせいです。

親子承継とは最も合理的であり、最も難しいのかもしれません。

 

次回は飛雄馬の永遠のライバル花形満編です。

 

このエピソードに胸がざわついた

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・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

 

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継③

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回も主人公の星飛雄馬のケースです。彼は何を承継したのか?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬のケースです。
まず飛雄馬は何を継いだのか?

 

言うまでもなく球団や会社を継いだわけではありません。
父の一徹は日雇い労働者でしたから、経営者ではありません。

 

余談ですが・・・

一徹はさすが元プロ野球選手です。

日雇い労働者とはいいながら昼夜なく働きづめ、飛雄馬を「星雲高校」というお坊ちゃん学校に入学させます。

高度経済成長、オリンピック景気、建設ラッシュ・・・などの追い風はありましたが、大したものです。

 

 

話を戻しますと

 

飛雄馬が継いだものは「野球選手」という「個人事業主」にとっての

最も重要な経営資源である「独自技術」を承継しました。

 

そして、さらなる工夫により「新たな価値」を生み出したのです。

 

 

父の一徹は結果的にプロ野球選手を辞める原因になった

「魔送球」という技術を持っていました。

 

戦争で肩を痛めた一徹は一塁への矢のような送球ができなくなったため

三塁から一塁への送球を走者に向けて投げ、ボールが当たりそうになって

走者の足が止まったとたん、ボールは鋭く弧を描き一塁手のミットに吸い込まれます。

 

これなら送球が遅くても一塁でアウトに出来ます。(強引ですが・・・)

ところがこれが走者への「危険球」扱いになり、反則とされてしまうのです。

 

飛雄馬はこれを受け継ぎ進化させるのです。

針の穴を通すようなコントロールが「大リーグボール1号」を生み出し、

「魔送球」を縦に変化させたのが「消える魔球」で有名な「大リーグボール2号」です。

大リーグボールについてはこちらの動画を https://www.youtube.com/watch?v=UF5keZtV4nA

 

ところが、ようやく父を超えていこうとした頃に
厳しい父と努力家の息子の関係にひびが入り始める・・・

 

世の中の「親子承継」によく見られる「衝突」が起こります。

その辺については次回。

 

このエピソードに胸がざわついた

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児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。
「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

財務状況を改善したら次はヒト。
「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継②

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回は主人公の星飛雄馬のケースです。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回は主人公の星飛雄馬のケースです。

まずこの物語の時代背景と飛雄馬の家族関係を整理しておきます。

原作は梶原一騎、作画は川崎のぼる。発表時期は1966年から1971年とされています。

ちなみに「巨人の星」の続編「新巨人の星」の発表時期は1976年から1979年です。

ちょうど今、後継者として事業承継に関わる世代が生まれた年かもしれません。

 

主人公 星飛雄馬の母はすでに他界しており、家族は、父 一徹、姉 明子の3人家族です。

そうです。ご想像の通り、今回は星一徹から星飛雄馬への事業承継です。

 

 

星飛雄馬の父、一徹は元巨人軍の選手でした。

名三塁手として戦前は巨人軍で活躍していました。ところが世は大東亜戦争のさなか。一徹も従軍を余儀なくされます。

戦場では手りゅう弾を投げまくり、肩を壊してしまいます。

 

終戦とともに野球選手へと復帰しますが、かつての矢のような送球は出来ず、努力の末ある方法を生み出すのですが、それが反則だと言われ、巨人軍を去ります。

そしてこの一徹の夢を飛雄馬が継ぐことになるのです。

 

このケースは後継者である飛雄馬の意志は全く尊重されていません。

子供の頃から野球選手になり巨人軍で活躍するべく特訓されます。飛雄馬は父を信じて猛特訓に耐え抜きます。

ここで姉の明子だけが心配そうに見守るのですが、この時代、女性が口出しすることなどできないのです。

 

ちなみに後継者である飛雄馬は相当後になって、このことを後悔することになります。

アームストロング・オズマに「お前は人間じゃない。俺と同じ野球マシンだ」と言われ、

野球選手、巨人入団は自らの意志ではないのか悩みます。

 

そして、悩んだ末になんと・・・

クリスマスパーティを開きます(笑)

このエピソードは切なすぎます。

なにせ、誰も来てくれないというオチですから・・・

http://gentle-breeze.org/anime/9092/

 

 

昭和の時代の事業承継、飛雄馬のケースは完全に受け身の姿勢でした。

しかし、事業承継とは「事業」を継ぐこと。飛雄馬は何を継いだのか?

 

父一徹の夢を継いだだけなのか?

 

そのへんについては次回。

 

このエピソードに胸がざわついた
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・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継①

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。「この巨人の星には事業承継に関するヒントがいろいろあるね」とある経営者との雑談の中から出てきました。これから何回かにわたって「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継について書いてみたいと思います。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

その経営者も後継経営者です。 10年前に都内にあるお父様の経営する印刷工場に入社しました。

当時はネット印刷などの新業態が台頭してきた時代でもあり、経営は芳しくなかったそうです。

それでもなんとか家業を繁盛させようと彼は懸命に勉強し得意先を回って、新しいものを生み出そうとしていました。

しかしながら、お父様はそのやり方に違和感を感じ毎晩のように喧嘩し、言い争い、決して楽しい日々ではなかったそうです。

結果的には彼がお父様を追い出す形になり、工場は閉鎖。今はお得意様を引き継いでクリエイティブ全般を引き受ける新会社を興しました。

今でも、親子関係は円滑には、いってないようです。

 

彼は今でもこういいます。

「親父には悪いことした・・・今、児玉さんから聞く話を当時知っていればなあ」

 

そんな彼のお誘いで共通の友人に自分の写真を撮ってもらいました。

その撮影の中で雑談するうちに「巨人の星」の話になり、盛り上がったというわけです。

 

おっと、「巨人の星」の話が出ない第1回目となってしまいました。

次回、本題に入っていきます。

 

このエピソードに胸がざわついた
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・Web戦略相談