後継者の学校の代表の大川原基剛です。
事業承継を控えた後継者は、決算書を読めなければ会社の状況が分からず、自身が経営する会社の現状も把握しきれないですよね。
今回のブログでは、私から速攻で決算書を見て会社の状況を理解するための”技”についてお伝えします。
こんにちは
後継者の学校の代表の大川原基剛です。
今回は、後継者経営に役立つ経営の技について少し紹介していきたいと思います。
後継者のみなさんは、普段関わらないからか財務、決算書といった数字面が苦手だという方が多いと感じています。
実際、後継者インタビューの結果でもそれは明らかになっていて、
決算書を見たことある後継者は、67%いましたが、
純資産の額を知っているという後継者は、44%でした。
そこで、財務を得意分野とする私から、すぐに簡単に決算書を読み解くための極意をお教えします。
この方法は、私がコンサルタントとしてある会社さんに決算書を拝見させていただいたときに、1分程度でその会社の状況を判断するために用いる技です。
ただ、ぜんぜん難しくないので、最後までご覧ください。
皆さんは、はじめて決算書を手に取ったとき、決算書のどこから見ていきますか?
ぜひ、専門家の方もぜひ考えてみてください。
売上高がいくらか?利益がいくらか?でしょうか。
会社の目の前の状況を知るためにはそれでいいのかもしれませんが、
もっとその会社を知るためには、売上高から見るよりも、もっと効果的に会社の状況を判断することができるのです。
それは、その「会社の年数」と、貸借対照表いわゆるB/Sと呼ばれている資料の右下にある「純資産の額」を見ます。
「純資産の額」中には、その会社の歴史が反映されています。いままでの歴史が積み上げて詰まっています。
どれだけ利益を積み上げてきたのか、それとも食いつぶしているのか。
資本金は、増やしてきたるのか。変わらないのか。
ここを見るだけで、会社がどういう歴史を経て今に至るのかがわかりますし、そこまでのストーリーが想像され、
私はノスタルジックな気分にさえなってきます。
会社は生き物です。
それまでの歴史を踏まえて、次の歴史が作られていきます。
ですので、決算書を拝見ときは、その時点が良いか悪いかだけでなく、それまでの歴史とそれからの歴史をイメージしながら見てみるとおのずとその会社の状況がわかってくるのです。
もちろん、具体的に見ていくためには、もう少し時間をかけますが、その時も技を使います。
その話は、また今度したいと思います。
今回は、ここまででです。
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「後継者を導く江田島平八」
後継者の学校代表の大川原基剛でした。
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