クリニックの事業承継⑨ それは突然やってくる

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日は「スティーブン・R・コヴィーの七つの習慣から事業承継を考えてみる」の続きです。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

スティーブン・R・コヴィーの「七つの習慣」という本の

「第三の習慣 重要事項を優先する」という章があります。

 

そのなかに出てくる緊急度と重要度に応じたマトリックスの中の

 

4つの領域

・緊急かつ重要

・緊急ではないが重要

・緊急だが重要ではない

・緊急でも重要でもない

 

 

多くのクリニックの後継者の方にお聞きすると

第2領域・・・つまり

【緊急ではないが重要】

に属するとお答えになります。

 

 

ところが・・・・です。

ある日突然ここに放り込まれるのが

「事業承継」なのです。

 

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ある歯科医師の方が神奈川県で開業されました。

順風満帆の開業でしたが新しい生活にもまだ

ぎこちなさが残る開業1か月後にお母さまから

悲痛な電話が入ったのです・・・

 

お父さんが・・・倒れたの・・・

 

いつもは気丈な母親の不安とも悲痛ともいえる

その声を聴き、大急ぎで実家の静岡県に帰りました。

 

幸いお父様は大事には至らず

最悪の事態は避けられましたが

本当の地獄が始まったのはここからでした・・・

 

開業したての自分のクリニックを

友人や先輩、後輩の協力のもと

なんとか続けながら

 

週に3日は静岡の父親の医院へ

院長代理として勤務

 

東名高速を運転中に何度も意識が飛びそうになりました。

 

「心も体もボロボロです・・・」

疲れ切ったその表情は実際の年齢よりも

10歳は老けたように見えるのでした。

 

 

この先生は無謀な開業をしたのでしょうか?

 

この話を聞くと

「開業前に両親と話し合うべきだったのでは?」とか

「開業は浅はかだったのでは?」などと

 

思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、この先生は

開業前に何度も何度も父親と話をし、

ご両親とも納得の上で

 

「お前は神奈川で自分のやりたい診療をやりなさい」

 

そう言われての開業でした。

 

 

・・・・なのに、です。

 

このように、事業承継は

ある日突然にやってくるのです。

 

それは事実です。

 

 

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児玉秀人でした。

 

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