クリニックの事業承継⑭ 本質(若先生の視点)

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日は、事業承継における本質を若先生の視点で考えてみます。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

後継者というのはとても特殊な立場にいます。

ある若先生は父親の医院で精神的に追い込まれ、心の健康を害してしまいました。

一時は本当に自分でもわけが分からなくなり、命の危険さえ感じたということです。

あの時、後継者の学校のような「同じ立場の仲間」がいれば・・・と

しみじみおっしゃっていたのが非常に印象的でした。

 

なぜ、そのような状態になってしまうのでしょうか?

それは、創業者と後継者は立場的に決定的に違うのです。

 

創業者である大先生は医院を立ち上げ、小さな失敗を

たくさん重ねながら少しづつ組織をつくり、成長してきました。

 

その過程には、大先生の考え方、大先生の目指す理想の医院

時代背景、事業環境などなど・・・

 

大先生の理念の塊のような人材

大先生の理念の塊のような仕事の仕組み

大先生の理念の塊のような診療方針

 

つまり大先生の色に染まったもの以外は

自然に淘汰されてきたと言えます。

 

そんなところに突如帰ってくる若先生は

猛烈な違和感に襲われます。

 

こんなやり方でいいのか?

こんなことも出来ていないの?

これって今の時代まずいんじゃない・・・

 

そしてそれを口にしたとたん

大先生からの猛烈な反発にあいます。

 

最初に出てきた若先生はこの対策として

「一切話をしない」という方法をとるしかなかったそうです。

口を開けば喧嘩になる・・・

 

確かに大先生の言うとおりに従っていれば

摩擦は起きないかもしれません。

 

しかし、これでは

経営者にもなれない

勤務医でもない

知らないことばかり

見えないことばかり

 

漠然とした不安

誰にも相談できない

受け身の状態になってしまうのです。

 

このまま黙っていれば

無事院長になるのでそれまでの我慢。。。

 

本当にそうでしょうか?

最初に感じた違和感をほったらかしにして

継いでしまっても本当にいいのでしょうか?

 

もしそのまま継いでしまうと

最悪の場合、

継いでからすべての問題に直面し、

継いだことを後悔するかもしれません。

 

なぜ、このような受け身の後継者になってしまうのか?

それは性格でも能力でもありません。

世間一般の間違った常識が邪魔をしているのです。

 

後継者の学校ではこのポイントについて

とてもシンプルだがとても深い考え方をお伝えしています。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

財務状況を改善したら次はヒト。

「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

 

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供

・資金調達のための経営改善計画書の作成

・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定

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