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クリニックの事業承継⑫ 事業承継における専門家とは?

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

私はクリニックの相談にのらせていただくことが多いです。クリニックの経営は財務のこと人事採用教育のこと、相続問題にマーケティングのことなど相談事は多岐にわたります。クリニックの事業承継は一般と何が違うのでしょうか。そのあたりをつづっていきたいと思います。本日は、事業承継における専門家についてです。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

事業承継の相談は誰にしますか?

一般的に多いのは顧問税理士の先生ではないでしょうか。

 

特に現院長、理事長にとって、顧問税理士さんは大切なブレインですよね。

実際に相談される経営者も多いそうです。

 

他には経営コンサルタントや生命保険の営業マンに相談するケースもあります。

M&Aコンサルタントと称して、クリニックや病院を扱う人もいます。

銀行や金融機関に相談する人もいるかもしれません。

 

これらの専門家と言われる人たちに相談した結果・・・

以下のような意見が圧倒的に多いのが現実です。

 

・自分の本当の悩みに応えてもらえない

・親身になってもらえない

・専門的な方法は教えてくれるが、大きな方向性についてのアドバイスがない

・譲る側の視点ばかりで、受け取る側(後継者)の視点が抜けている

・事業承継と経営の可能性を拡げてくれない

 

なんとも暗い話ばかりです。

 

しかし、それは仕方のないことかもしれません。

「専門家」と言われる人たちは、ある特定の分野の「専門家」なのです。

 

税理士さんは税金の専門家ですが、あまりにも範囲が広すぎて

それぞれの得意分野が違います。

 

事業承継においては「相続税」(これも怪しい人がいますが・・・)は

詳しく教えてくださいます。

 

経営コンサルタントは「マーケティング」に特化している方が多く、

財務に強い方は少なく感じます。

 

生命保険の営業マンも「相続」に関して詳しい方はいますが

経営に関しては知識のばらつきは大きいです。

 

M&Aコンサルタントとは直接的な売り買いの話になるので、

評価に愕然として悲しくなってしまう経営者もいます。

そこには後継者の介入の余地がないことが多いです。

 

 

これらの専門家に相談することも有効な場合がありますが、

いずれも抜けている視点があります。

 

 

それは

「後継者経営」

「次世代経営」

の考え方です。

 

事業承継とはどんなに最高の形で引き継ぎをしたとしても

後継者が会社を潰してしまったら「失敗」です。

 

このグランドデザインなくして

「専門家」と呼ばれる職人たちの出番はないわけです。

 

 

このグランドデザインをする「プロフェッショナル」は誰でしょうか?

 

それは紛れもない「後継者自身」なのです。

まずは後継者自身の学びと成長のためになる人たちと同じ悩みを抱える同志に相談しましょう。

 

後継者の学校はそんな「環境」を用意してお待ちしております。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者(経営者)の方! まずは

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無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。 後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

財務状況を改善したら次はヒト。

「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

 

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供

・資金調達のための経営改善計画書の作成

・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定

・Web戦略相談など

歯科後継者塾|歯科の事業承継を5日間で学ぶ

事業承継の現場から -そこの後継者のあなた。相談できる人はいますか?-

後継者は悩みの総合商社だと言われます。さらに苦しいのはその悩みを自身ですべて抱え込もうとしている後継者の方が多いという現状です。後継者には悩みを吐き出せる相談相手はいるのか?

ある日の後継者の方との会話からその答えが見えてきました。

 

2月から後継者の学校のパートナーになりました高浜亮と申します。主に中小企業の財務面や収益改善を中心とした経営支援を行っています。同じくらいの年代の30代の後継者と会社の成長をサポートしたいという想いで後継者の学校のパートナーになりました。

現在は九州の熊本で後継者の学校 九州校の立ち上げに奔走しています。今後も定期的にブログを書いていきますので宜しくお願い致します。

 

私は仕事柄、様々な後継者とお会いする機会があります。その中でよく聞くのが「色々と悩みはあるんですが相談できる人がいないんです。」ということです。

 

相談相手がいない・・・しかし、相談相手になりそうな人を考えてみるといくつかでてきます。

そこで、こんな質問を後継者の方にしてみました。

 

事業承継に関する相談相手として、「例えば現社長。つまりお父さんはいかがですか?」

 

「社長には相談はできませんよ。だって社長でもありますが父親でもあるため、身内にはなんか恥ずかしいのもあるし、そんなことで悩むな!と言われそうなんで・・・」

 

やはり親と子の関係であるが故に相談しにくい部分があるんでしょうね。

 

じゃあ外部で身近な人なら。「では、税理士さんはどうですか?」

「うーん。確かに税理士さんは数字の話とかはしてくれます。数字とかに関しては少し相談はできるかもしれませんが、社員との人間関係や父親とのことは話しにくいんですよね。

それに社長に話がいったりしても嫌ですし。」

 

後継者からしたら今の税理士さんは父親が選んだ税理士さん。つまり自分の味方にはなりえないって感覚があるんでしょうね。

 

「ではいろいろ所属している団体、例えば商工会や青年会議所で一緒に活動しているお仲間の後継者の方たちとかはどうですか?」

 

「立場も一緒ですし相談しやすいのでは?」

 

「そうですね。事業承継という同じ悩みを抱えてることがあるんで相談はできるかもしれません。

でもなかなか、面と向かって相談を持ち掛けるのも少し気がひけるんですよね。たまに懇親会とかで流れでそんな話にもなったりしますが、お酒も入ってるのでなんか大変だよね。お互い。で終わっちゃうんです。」

 

そう考えると後継者の相談相手って本当にいないんですね。でも後継者の方々はたくさんの悩みを抱えています。悩みを相談でき一緒に解決策を探し、導いてくれるような存在がとても重要なんですね。

 

そんな存在になるべく「後継者の学校」は発足しました。今、抱えている悩みを話すことで問題が可視化され明確になります。そんな機会を後継者の学校では「後継者インタビュー」という形で設けています。

是非、この機会に受けてみてはいかがでしょうか?

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)

ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

Photo credit: andreasw1966 via Visual Hunt / CC BY