カテゴリー別アーカイブ: 熊倉智光

決意と覚悟

後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

後継者は、経営者になるという決意と覚悟が必要です。

勉強しようにも、やはり、決意と覚悟が腹の奥に固まっていないと効果は半減します。

経験も大事だが、最後は気迫なんだということです。

 

こんにちは、後継者の学校の熊倉智光です。

 

後継者がまずやらなければいけないこと。

 

それは、会社を継ぐという、決意と覚悟です。

 

なぜならそれががっちりと定まっていないとところどころでぶれるからです。

 

やっぱり、俺はダメだ、もしかしたら難しいのではないかなど弱音が垣間見えます。こんな状況だといつまでたっても親父は経営のバトンを渡してはくれません。

 

しかし、決意と覚悟をすることは実はとても難しいのです。

 

何をもって決意と覚悟をしなければならないのか基準がないからです。

 

まぁ、基準なんてそもそもないのかもしれませんが。

 

 

先日、すでに継いでいる後継経営者Aさんと、これから継ぐ後継者Bさんとの席に同席したことをお話しします。

 

Aさんは同族ではありませんが、先代から会社継いだ38歳。すでに継いでいますから、決意と覚悟は当然に決まっています。ですから、行動力、判断力がすごい。

 

もちろん、オーラも違います。

 

継いでしっかりとやられている経営者はやっぱりオーラがすごい。自信からみなぎっているのでしょう。発言内容も全然違う。

 

そして、Bさんに、お前な、まず絶対に俺が継ぐんだという決意をしろとアドバイスをしていました。私は何も言ってないのですが、Aさんからはそういった発言ありました。

 

 

Bさんの会社にしても相当な大きな会社です、Bさんは30歳前半で、私が見てもまだまだ継ぐには心もとない気配を感じます。

ということは、本人が一番継ぐことに不安なはずなのです。

 

 

勉強しようにも、やはり、決意と覚悟が腹の奥に固まっていないと効果は半減します。

 

 

Aさんいわく、経験も大事だが、最後は気迫なんだということです。

 

 

日々の業務の他に、事業だ、財務だ、人の問題だ、同族の問題だと、課題は尽きませんがそれは生まれ持った後継者の使命です。

当然1人じゃ解決しない課題でもあります。

 

その使命を全うするのか、それとも避けて別の人生を歩むか。

 

別の道を歩むのもそれもまた決意です。

 

 

後継者に主眼を置いたアドバイザーは少ないと思いますが、周囲の意見を聞いて自らの進路を決定する必要がありますね。

 

後継者の学校では後継者インタビューを積み重ねています。

 

そこから色々なことが分かってきました。

 

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校で詳しくこのあたりの学びができます。

プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/program/

 

プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/interview/

 

 

 

Photo credit: NASA Goddard Photo and Video via Visualhunt.com / CC BY

後継者の陥る罠

後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

事業承継には後継者が陥りやすい罠があります。

後継者の学校では、それを8つに分類して説明していますが、

罠に陥ってしまうと・・・

事業承継は、人任せにできないですね。

 

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

 

今回は、後継者が陥る罠についてお伝えしたいと思います。

 

このお話しをしようと思ったきっかけは、先日訪問した会社でこんなことがありました。

 

ある書類の放置について、社長の責任か息子の責任かで言い争いになったことがありました。

しかも、結構怒鳴り上げるような形になり、周囲にいる従業員や関係者は凍りつくような場面です。話しを聞いていると、あれ?何か、本題がその書類についてではなく、私生活のことにずれこんでいるぞ・・・

お互いの追究事項も過去に遡って、本題から完全に外れているではありませんか。

 

別に話題がずれたことがおかしいとか言っているのではなく、社内でこんな言い争いがあってはならないということです。

 

周囲からしたら、何やっているんだ、恥ずかしい、見苦しい、これが我々のボスなのかという落胆等等、不信感につながっていく可能性を秘めています。

 

これは「家と経営混同の罠」の一種です。

 

後継者が陥る罠は、

・後継者の立場誤解の罠

・決意覚悟欠落の罠

・現状把握軽視の罠

・目的、目標不在の罠

・理念、戦略不在の罠

・問題軽視、放置の罠

・家と経営混同の罠

・勉強、経験不足の罠

があります。

 

親子ゆえに生じるコミュニケーションの難しさや、親と子の間のプライド、見栄、親子間であるがゆえの甘えや思いやり等が複雑に絡み合い、円滑な事業承継が阻害されているケースが多く見受けられます。

 

気付かないうちに、このような罠に陥ってしまいます。今回の事例もどう考えてもおかしい状況なのですが、当人たちはそのことに気付いていない罠に陥ってしまっています。

 

私たちは今まで多くの後継者の声を「インタビュー」という形式で伺ってきました。話しを聞いていると大体の後継者が何らかの罠に陥っています。

もちろん後継者ご本人は、一所懸命やられていますし、それぞれの考えをお持ちで素晴らしいのですが、がんばる方向性が異なれば良い結果は出ないことは明白です。

 

良かれとして努力しているのだけど、心の奥底ではこれでいいのかな?と実は思っている人もいます。

 

それを防ぐ有効策は早期の現状把握と目標の設定です。

 

 

事業承継は、失敗できない一大事業です。うちは大丈夫、周囲は親戚で俺はもう経営者に決まっているから、まさかあの人がこんなことするはずがない、とおっしゃる後継者の方もいます。

 

うまくいけばいいのですが、行かなかったらその先はどうなりますか?

想定していますか。

考えると恐いですよね。。

 

 

 

だから、やっぱり事業承継は、人任せにしてはいけない。

 

 

自分が継ぐのだから、自分の将来なのだから、自分が責任を負うのだから、

自分が全て把握することが、失敗しない事業承継の近道です。

 

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校で詳しくこのあたりの学びができます。

プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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備えるか備えないか

後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

知り合いからの相談事例ですが、

娘婿に事業承継をしたら2,3年後には大赤字に転落してしまったようです。

事業承継の現場ではよくあることです。

なんでこんなことが起きてしまうのでしょう。

 

こんにちは、後継者の学校の熊倉智光です。

 

 

さて、

今日は私の知り合いからの相談事例をご紹介したいと思います。

 

とある運送会社で社長は60歳を過ぎた女性が勤めていて事業も安定していました。

 

そろそろ、事業を承継したいとのことで、娘婿に全てを任せたみたいです。すると2,3年後に大赤字に転落。

 

慌てて前代表が舵取りを取り直すということがあったようです。

 

私の知り合いは以前から、事業承継に時間を掛けてじっくり取り組みべきだと進言していたようですがそれを全く聞き入れずに来たようです。

 

『身から出た錆』

 

と、言っていましたがその一言で固唾けるにはあまりにも恐ろしい失敗だと思います。

 

日本人は、予防や備えに乏しい人種と言えます。これは、震災や近年の労働トラブル、相続対策についても垣間見えるところだと思います。

(生命保険の加入率は高いそうです)

 

後継者の皆様は周囲でそう感じるとこはありませんか??

 

事業承継については、必要性は感じてはいるものの、優先順位が低いようです。

それは現経営者の考えであり、これから事業を、人を引き継ぐ後継者の立場としてそれでいいのかはよく考える必要があります。

 

そうでないと、上述したような事態に成りかねない。事業が順調で引き継いでも急下降なんてよくある話しです。

 

常に、自分に満足せず、まだまだ、まだまだという姿勢が経営者の資質に必要ではないでしょうか。

 

後継者の皆様、後継者の学校では、後継者インタビューを推奨しています。

 

無料ですので、お気軽にご連絡ください。

 

明日の御社の経営を語りましょう!

 

 

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外部労組の対応の仕方

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

労組問題、中小企業は労働組合がないから関係ないと思わないでください。

外部労組というのがあります。

しかも労組対応って急にできるほど単純ではないのです。

 

先日ある後継者の方と話している中で『労働組合』の話題になりました。後継者としては組合問題は無視できない問題です。そして自分が陣頭指揮を執るときがくるかもしれません。

しかし労組対応って急にできるほど単純ではありません。劇場型の団体交渉に出ると本当に恐い。特に初めてだと・・・

そんな場面には血が騒ぐという方は向いています(笑)

 

そんな方は稀なので、今日は特に外部労組との対応の仕方を特別に教えます。

 

外部労組とは、、、1人でも駆け込みで入れる労働組合、ユニオンなどと言われている組織です。解雇撤回や残業代請求、労働条件の改善などを求めて憲法に定めれている団体交渉を要求してきます。

 

そんなとき、後継者のあなたらなどうしますか??

 

すぱっと解決できたら社内の見る目も変わります。(すぱっと終われる問題は稀ですが)

 

では、団体交渉時のポイントをお伝えします。

 

1.  団体交渉には説明責任を果たせる人を出席させましょう!

これは行政の労基署や年金事務所の調査と同様のことですが、説明ができないとどんどん突っ込まれてますます不利な状況に陥ります。組合との交渉は、一度不利になった条件を挽回することは至難の業です。

 

2.  交渉事項は申し入れ書に記載のある内容のみ

団体交渉は、文書による団体交渉の申し入れから始まります。申し入れ書を見たことのある人なら分かると思いますが、要求事項が羅列されています。理不尽なことから到底受け入れられないことまで・・・

そこでやってはいけないのは、羅列されている以外のことの要求には応じないことです。議論が熱くなってくるとそのことを忘れてしまって口頭合戦が始まってしまいます。そんなときは社労士である私が議論を元に戻します。

 

3.  不誠実団交となるような行為をしない。

団体交渉には誠実に応じる姿勢を持ちましょう。その上で意見の不一致ならかまいませんが、最初から合意する意思のないこと、最初から拒否を続ける、資料提示などの具体的対応の不足、一方的な回答のみで合理的な説明をしないという行動はしてはいけません。

まだありますが今回はこんなところでしょうか。

 

 

特に事業承継期あるいは事業承継直後に労働組合に狙われるケースもあります。対策としては後継者時代によく観察することです。団体交渉に会社側の人間として出席することもいい経験になると思います。

 

いずれは自分が長になる会社です。後継者時代にほぼ全てを掌握するという気持ちで日々を過ごされると全然違うと思います。

 

後継者時代とはそれだけ貴重な時間でもあります。ぼーっとゆっくりしている時間は実はないのです。

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校でもこのあたりの学びができますので、

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Photo credit: Dawid Krawczyk via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

「地元の銀行さんと・・・」

地元の銀行さんとの話でも事業承継問題は悩みの種とのこと。中小企業ではもっと深刻かもしれません。

事業承継の本質を分かってアドバイスをする専門家も多くないですし・・・

 

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

 

先日、地元の銀行さんとお話をさせていただく機会がありました。やっぱりどこでも事業承継の問題は悩みの種のようです。

 

銀行さんにとっても、中小企業が減るということはお客様の数が減るということで、事業承継の失敗は大問題なわけです。

せっかく技術や信用があるのに、後継者がいなくて事業経営の存続を諦めるケースもあるようです。

われわれの発するメッセージに『後継者が存在自体に価値がある』とありますが、今後ますます重要なキーワードになってくると思います。

また、『後継者に視点をあてた事業承継』は聞いたことがないとのこと。ほとんどが経営者対象の相続対策に終始しているようです。

私は、ピーンときました。

だから、日本の事業承継問題はいつまでたっても前に進まないのではないかと。

確かに相続問題は非常に重要な要素です。しかし、事業承継を全体から見た場合、重要な要素の1つでしかありません。遠くから森を見てください。木を見て森を見ずでは、事業承継という非常に難しい問題に検討違いな答えを出してしまうこともあります。

事業承継の根本は後継者育成にありと認識を正すべきだと思います。

もちろん簡単ではありません。生きている事業を引き継ぐわけですから難易度Eくらい難しいです。

だから、小手先の対処法の解決できるはずがないと考えるのは当然のことでしょう。

少しずつ準備をして力をつけて、そして機会を待つ。こうした戦略が大切です。

ただ、世の中後継者の視点にたって事業承継をアドバイスしている機関があまりにも少なすぎます。潜在している数と比較したら皆無といってもいいくらいです。

 

だからこそ、私たちは同世代・各分野の専門家を集めて後継者の学校を作りました。

後継者にいまある事業を、また新しい事業を生み出して中小企業を盛り上げてほしい。これは後継者にしかない『特権』です。普通のサラリーマン家庭に生まれたらできないことです。『特権』カードを生かすも殺すも後継者次第。気付くも気付かないも後継者次第。

事業経営の承継、後継者の育成、組織の発展のためなら、私たち後継者の学校はどんな協力も惜しみません。全力で知識と知恵を提供し事業経営を楽しくしていきます!

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校ではもっと詳しくこのあたりの学びができますので、

プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。
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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

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後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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後継者インタビューに力を入れています

今、われわれは後継者インタビューに力を入れています。それは何のためにしていると思われますか?

もちろん我々と後継者のみなさんとの接点を持たせていただきたいというのはありますが、

それ以上に、後継者のみなさんにとってメリットの方が大きいと感じているからです。

今は無料のサービスでインタビューをさせていただいていますので、この機会に受けていただけると嬉しいです。

 

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

 

我々がいま一番力を入れている業務の1つに「後継者インタビュー」があります。

先日、愛知県にあるK印刷株式会社のに後継者にインタビューをお願いしました!

後継者インタビューの内容はわざと突っ込んだ質問も組み込まれていますので、答えに悩んだり、答えられないということもあります。また自信を持って答えられることもあります。

今まで我々はたくさんの後継者の方とお話しをさせていただいているのですが、明確にyes/noを言える方って中々少ない印象があります。自分の考えが明確になっている人は現状把握、その先の現状分析が進んでいる証拠だと思います。

 

後継者インタビューは何のためにしているのか?

それは、後継者の方にインタビューを通して「後継者としての気付き」に気付いてほしいという狙いがあります。

現状に甘んじている状態だと中々気付かず「あれ?そんなこと知らないな(汗)」とちょっと気付く状態になります。

後継者インタビューはこの「ちょっと気付く」ことができれば大成功だと考えています。

そうは言っても、後継者インタビューも完全ではありませんので、後継者って?事業承継って?自己成長って?というさらに詳しく知りたい場合はセミナーやランチ会等の交流会で少しずつ知っていただくことが良いかなと思います。

 

今なら後継者インタビューは無料で実施しています。同世代の仲間である後継者支援の専門家がお話しを伺いますよ(^^)

 

 

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://school-k.jp/interview/

 

また、後継者の学校の研修プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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