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今さら訊けない・・・・財務3表って、なあに?

笠井さん後継者の学校パートナー 人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

後継者の方の中には、「実はまだ、財務の知識がないんです。」という方もおられます。今日は、財務の基礎中の基礎を、ちょっとだけ書いておきますね。

 

こんにちは。後継者の学校パートナー

人・組織・風土づくりの専門家 笠井智美です。

人や組織の成長プロセスをデザインして、

そこに集う人たちが自ら望む未来を実現するお手伝いをしています。

 

今日は、経営の4つの要素の中の、財務のお話の2回目です。

 

 

前回は、「財務は会社の血液である」というお話をしました。

財務を見ずして、経営判断はできません!

 

でも、財務ってどうやって見るのでしょう?

 

簿記から勉強しないと無理ですか?

 

 

いえいえ、そんなことはありません。(^^)

 

財務諸表の仕組みと、

経営のために必要な、見るべきポイントを押さえておけば大丈夫です。

 

 

ところで、財務諸表ってどんなものでしょう?

 

これからご紹介する3つの書類が、

財務諸表のうち、財務3表と言われるものです。

この3つを押さえておけば、経営に活かすことができます。

 

細かい数字は必要ありません。

大切なのは、全体を俯瞰して、

経営の指標となる、財務の本質を抑えることです。

 

言葉は少し堅苦しい感じがするかもしれませんが、

これをお読みになって、

こんなものなんだなぁ、と概略が掴めればいいですよ。

 

さぁ、これから財務3表さんたちをご紹介しますので、

ぜひ、お友達になってくださいね!

 

≪貸借対照表(B/S)≫

 

一定時点の財政状態がわかります。

持ってるもの(総資産→土地や建物や機材やお金)がどれだけあって、

返さなきゃいけないお金(負債)がどれだけあって、

正味の自分の会社のお金(純資産)が、どれだけあるのか?

ということが書いてあります。

創業から積み重なってきた集大成です。

 

 

≪損益計算書(P/L)≫

 

一定期間内にどれだけ儲けが出たかわかる書類です。

一定期間に、どれだけの収益が上がり、費用を差し引いた利益が、

どれだけ残ったか?ということが書いてあります。

1年間の成績表みたいなものです。

 

 

≪キャッシュフロー(C/F)≫

 

一定期間における現金預金の増減の状況を示すものです。

この書類で、現金が減ったのか、増えたのか、

それは何故なのか?ということを見ていきます。

営業活動、投資活動、財務活動がある中、どこで増減したのか、

その意味合いが大事なのです。

 

P/L 上で、いくら利益が出ていても、

営業活動で現金預金が増えていない場合は、

事業を見直さなきゃ、いけませんよね。

 

また、B/S上でいくら純資産が大きくても、

現金預金が底をつけば、会社は破たんしてしまいます。

 

まずは、現金預金の残高と、

キャッシュフロー(現金預金の増減)を見て下さいね。

 

後継者の学校は、後継者を経営者に育てるプログラムをご用意しています。

詳しくはホームページをご覧ください

 

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変えざるべきものと変えるべきもの

後継経営者の第一の役割は、自社を存続させることです。その役割さえ見失わなければ、変えざるべきものと変えるべきものの峻別は自ずとできるはずです。

 

前回のブログでは、後継者が現経営者と異なる資質や性格を持つならば、それに合わせた自分なりのリーダーシップのあり方を貫くべきと書きました。

 

一方で、その逆のようなこともまた起こりがちなのではないかと思います。

 

すなわち、豊富な経験と実績を持つ現経営者とは違う自分なりのやり方でやってこそ自分の価値があると思い込み、ことさら現経営者のやり方を否定し、変えようとしてしまうことです。

 

これもまた、後継者の勘違いと思い込みによって起こり得ることだと思います。

 

後継者は本来いるだけで価値のある存在です。

 

ことさらに自分の存在価値をアピールする必要など、本来ないはずなのです。

 

確かに、いち早く自分のことを経営者として従業員に、そしてステークホルダーに認めて欲しいと思い、”自分だけの”実力で何か成果を出したいと思う気持ちはわかります。

 

それでも、そこで立ち止まって、踏みとどまって思い出して欲しいのです。

 

後継経営者としての自分の本来の役割は何なのかということを。

 

後継経営者の第一の役割は、なんといっても自社を存続させることです。

 

そのためには、今あるリソースを、現経営者の豊富な経験からくる知恵を含めて最大限活用することです。

 

もちろん、何かを変えることが必要なタイミングは必ずあります。

 

しかしながら、変えること自体が目的化してはいけないのです。

 

変えざるべきものと変えるべきもの。

 

それは、本来の目的を見失わなければ、自ずと見えてくるはずです。

 

「後継者の学校」では、後継者、経営者としてのスキルだけでなく、心=マインド、あり方の部分も大切に扱います。

 

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実録 事業承継~継ぐべきか継がざるべきか③~

事業承継は敷かれたレールに乗っかるだけではうまくいきません。それは何となく分かっているけど具体的にどうしていいか分からないまま時間だけが過ぎていく。そんな状態に陥っていませんか?継ぐべきか継がざるべきか、どこかで判断をしなければ、前に進めません。とはいえ、事業承継って多くの人が経験するものでもないし、誰に相談しても明確な答えも返ってこないし、どうしていいか分からないまま「悩んでいてもしかたない!ここは覚悟を決めて…えいやっ!継いでしまえ」。こんなお話、実は結構あります。でも継ぐ前に押さえないといけないポイント、明確にあるんです。

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合由紀子です。

実家が事業をしているけれど、継ぐべきか継がざるべきか悩まれている方、結構いらっしゃいます。そして、「なんとなく」とか「当たり前だと思って」代表に就任してしまうパターンが結構あります。本日は、前回に引き続き、事業を継ぐべきか継がざるべきか判断する際の具体的な方法をお伝えします。

 

契約書って見たことありますか?

事業をしていると、様々な契約を結んでいます。

例えば事務所や工場が賃貸物件であれば、賃貸借契約、仕入先、得意先との取引に関する基本契約、大切な機器のリース契約、金融機関から借入をしている場合には借入に関する契約、従業員さんとの雇用契約などなどです。

これらは契約書として書面になっているものもあれば、口約束になっているものもあるかもしれません。人に関すること、お金に関すること、取引に関すること、モノ(有形・無形)に関すること、といった分類でそれぞれの契約をチェックしていってみましょう。

 

なぜ契約のチェックがいるのでしょうか?

以前のブログで、会社の実態を数字から把握していくことが、事業承継をするかしないか判断する際の一つのポイントになるとお伝えしました。しかし、決算書や総勘定元帳や請求書や領収書を見ても、掴めないものがあります。

例えば主要工場が賃貸物件で、あと3年で契約期間が満了するという契約になっていて、契約は更新されないという約束になっていたとすると、後継者が継ぐと決めるなら、3年後には移転しなければならないということを頭に入れておかなければなりません。そして、移転するための費用はどれくらいかかるのか、それにより財務面はどうなるのか知っておかなければなりません。また、書面上は契約の更新はしないとなっていても、交渉により更新できる可能性があるのかについても早めに探ることもできます。

他にも、例えばリース契約を結んでいたとすると、残り何年間でいくらの支払が必要なのか、帳簿上に出ている場合と出ていない場合がありますので、その総額を把握する必要があります。

一例をあげましたが、詳細に帳簿の内容を把握しても、帳簿には載っていないリスクが隠れている場合があります。継ぐか継ぐのをやめるか判断する際には、こういったリスクを改めて整理して把握することが重要です。普段当たり前のように思っていて、気にしていなかったことも、実は経営をしていく上でとても重要な事柄があります。それを整理し、リスクを把握するためにも契約書(契約書がない契約についても)のチェックは必須です。

 

後継者の学校では、このようなテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

また、お得に参加できる「放課後勉強会」や無料で受けられる「後継者インタビュー」好評実施中です。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイント その③

後継者の学校パートナーで社会保険労務士の千野康幸です。

あんた背中が煤けてるゼ

現状を把握せよ!

己を知り、敵を知れば百戦して危うからず

根拠のない自信は、認めません!

 

みなさん

ダメです。

ダメダメです。

また時間を空けてしまいました。

ホントすんません。

 

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイントと言うタイトルで書かせて頂いております。

前回はポイント②として「覚悟のススメ」!について書きました。

自分のすべては己の力であると自覚し、どう生きるか覚悟をするという内容でした。

 

さて、今回はポイント③として、現状把握をせよ!をお伝え致します。

 

さてみなさん、根拠のない自信ってありません?

 

大丈夫!

人生何とかなるさ!

 

ポジティブな感じで!!

明日を憂い立って仕方ないさ!

歌でも唄おう!キリギリス的な・・・

 

バカヤロー

戦場で油断した奴は命を落とす!

と、赤い彗星も言っています。

 

 

みなさんは何か目標を持っていますか?

その目標を達成するために、まず何が必要でしょう?

 

例をあげて考えてみましょう!

例えばダイエット

10㎏痩せたい・・・

 

10㎏痩せるのにまず必要なものってなんでしょうね。

まず必要なのは・・・

現在の体重が何㎏なのかです。

 

え?

わかっている?

だからマイナス10㎏なんだ?

ホントに?

 

では質問を変えましょう。

そもそもなんでダイエットする人はなぜ、ダイエットしたいんでしょうね。

痩せたい理由・・・

健康のため?

いやいや本当はモテるためでは?

まあどちらでも良いのですが、健康のためとしましょうか。

ダイエットをして今より健康になるためには、

どんな体形になるべきなんでしょうか?

そして今より健康になるために減らすべき体重は?

主観では言えますよね。

〇㎏と。

 

ですが、本当に健康のことを考えたら、

ベストな体重ってあるはずなんですよ。

 

では、それは何㎏なのか・・・

その答えは、あなた自身にあります。

今の健康状態はどうなっているか?です。

 

そもそも、健康のためにダイエットって言いますが、

現在の健康状態では何㎏減量、増量しなければ

ならないって知ってますか?

まぁ、実際は正確に〇㎏ではなく、〇㎏~〇㎏になってしまうのでしょう。

 

また、モテるために痩せたいって、何㎏なんでしょう?

あなたが素敵に見える体重、筋肉の付き具合、

または、意中の人が好む体形・・・

 

目標を達成するためにどうなるべきなのか?

があるはずなのです。

 

つまり、何が言いたいかというと

何か目標を達成するためには、

現状を正確に知って、どの様な状態になれば良いのかを

知る必要があるということです。

 

特に会社経営では正確に現状を把握する必要性があります。

例えば、来週までにいくら現金が必要か?

この金額を1円でも間違えれば、倒産することだってあるんですよ!

 

また、計画をよく練らずに取り敢えず見切り発車したプロジェクト!

もし見積りの数字が間違っていたとしたら?

笑えないでしょうね。

 

世の中の会社経営がうまく行かない殆んどは、

現状をキチンと把握していないからです。

 

現状把握の精度が高ければ、打つ手も間違いにくい。

現状把握が間違っていればいるほど、打つ手も間違い、

間違った打ち手は時として会社経営に致命傷を負わせるのです。

 

もし、みなさんがこれから会社継ぐとしたら、

会社の現在の状況を正確に知ることなく会社継ぎますか?

よくよく分析すると、倒産間近で社長になり、連帯保証人になって

多額の借金を負うとしても?

 

また、既に継いでしまって未だ会社の状況が良くわからない方、

本当は、倒産に近づいているのに会社の命運を的外れな手法で

運営していないと言えますか?

 

なんとかなるさ~

それはポジティブな発想ではありません。

現状から目を背けているだけです。

 

ポジティブとは、現状を把握しその状況のなかで

決して目標を諦めないマインドを言います。

 

面倒くさがって「今」を見つめない人のことではありません。

 

会社経営には現状把握を真剣に考えなければなりません。

現状把握しないで経営することは、

広い海で現在地も分からずに

海図も羅針盤もなく、航海するのと同じです。

 

みなさん、これから会社を継ぐ方も

もう継いだ方も

今のあなた自身の現状を把握しましょう!

 

では

また次回お会いしましょう。

ちなみに、いま後継者の学校プログラムベーシックコースが4月から開講しますので、

東京校では、その直前の2月と3月にですので公開セミナーを実施しています。

無料でご案内しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

公開セミナーは詳しくはこちらをごらんください。

http://okawara.wix.com/school-k-program

 

ベーシックプログラムについてはこちらをごらんください。

http://okawara.wix.com/school-k-program#!blank/acty5

 

将来輝く後継者のみなさまに出会えることを楽しみにしています。

また、当プログラムの卒業生の経営者の仲間もみなさんが参加して仲間になっていただくことを心待ちにしておりますので、

一度セミナーに来ていただければと思います。

 

 

後継者の学校プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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その事業あと何年もちますか?

後継者の学校の大川原です。

今回のブログでは、継いでから事業がうまくいかなくなってしまった事例を踏まえて、

後継者はどうすればよかったのか、そのポイントについて2つご説明させていただきます。

 

私は、事業承継のセミナーなどを全国各地でやらせていただいていますが、

ある地区にいったときのこと、ある経営者の方が私の話に共感して、「私も周りにもこんな方がいる」ということを教えてくれました。

 

その会社は、クリーニング店を経営していて、父親である社長が創業してから20年ほど頑張ってきて30店舗を持って営業をしていました。

社長が65歳の時に息子に事業を承継したのですが、それから約5年間後に、結果的に、会社を倒産させることになってしまった後継者がいるということでした。

 

私は、同じような話を、いろいろなところでお聞きします。

もっと早く、わたしと出会っていたら、 後継者の学校のメッセージがとどいていたら、

そんなことにならなかったかもしれないのにと、いつも悔しく思ってしまいます。

 

では、なぜ事業承継後にそんなことになってしまったのでしょうか?

 

ポイントは2つ あります。

 

ひとつは、

承継する事業がどんな状態であったのか「現状把握」をしっかりとしないままに事業をついでしまったことです。

 

・その事業はあと何年もつのか?

 

永遠に続く事業はほとんどありません。市場に合わせて形を変えていく必要がありますが、

先代が続けてきた事業がそのままの状態であとどれくらい続くのか?想定しておく必要があります。

また、そのためにも、ここ数年間がどんな状態であったのか徹底的に事業の現状を把握するのです。

 

ふたつめは、

・現状把握を踏まえて、事業承継をしたら事業をどうしていくのか後継者自身が戦略的に考えていたかどうかです。

おそらくここの後継者は、売上げが下がっていくのに、何もできずに、ただ時が過ぎてしまったのではないでしょうか。

 

・事業をどうかじ取りしていくのか、後継者としての戦略をもつ

 

後継者といっても事業を承継したら経営者です。経営者として、自身が継いだ後で会社のかじ取りをどうするのか考えておかなければ、会社は成り行きで進んでいっていしまい、結果として衰退させてしまうことになるのです。

 

先ほども書きましたが、事業はそのままではいずれ衰退してしまいます。

先代経営者も時代の流れ、市場の流れに合わせて、事業の形をすこしずつ変えながら、継続してきたのです。

そこをわかったうえで、事業の現状を徹底的に把握して、そして後継者が自らが事業をどうするのか戦略的に考えて、事業を推進しかなければならないのです。

 

 

このブログを見て、なにか事業承継における事業について気になることがありましたら、ご相談ください。

 

また、事業をどう戦略的に考えていくのか。こちらは後継者の学校にベーシックコースで非常にわかりやすくお伝えしています。学んだあとですぐに実践で生かしていただきたいと考えています。

 

 

ちなみに、いま後継者の学校プログラムベーシックコースが4月から開講しますので、

東京校では、その直前の2月と3月にですので公開セミナーを実施しています。

無料でご案内しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

公開セミナーは詳しくはこちらをごらんください。

http://okawara.wix.com/school-k-program/

 

ベーシックプログラムについてはこちらをごらんください。

http://okawara.wix.com/school-k-program#!blank/acty5/

 

将来輝く後継者のみなさまに出会えることを楽しみにしています。

また、当プログラムの卒業生の経営者の仲間もみなさんが参加して仲間になっていただくことを心待ちにしておりますので、

一度セミナーに来ていただければと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

代表取締役 大川原 基剛

 

 

後継者の学校プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

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「組織の把握①」 【マンガ・事業承継】

後継者の学校の小峯です。マンガで事業承継の本質について、なるべくわかりやすくお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします。今回は、組織の把握①についてお伝えします。

 

まんが6

 

こんにちは

 

後継者の学校の小峯です。

 

今回は組織についてです。

事業・財務と同じように、まずは現状把握をしていきましょう。

 

自分の会社の組織・役割体制がどうなっているか、把握できていますか?

 

業務上、「キーマン」となる方は誰か、把握できていますか?

 

後継者インタビューでは、

大部分の方が把握できていると回答しています。

今の仕事を通して、

組織の役割をしっかりと把握されていました。

 

しかし,比較的大きな規模の会社の場合に、

組織・役割体制を把握しきれない後継者の方もいるようです。

 

まずは会社全体の組織や役割を把握できているか

確認してみてください。

 

できれば、

なぜそのような組織体制になったのかまで知っておくと良いと思います。

 

皆さんが経営者になった時の参考になるはずです。

 

 

 

後継者の学校のプログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。

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「事業の把握」 【マンガ・事業承継】

後継者の学校パートナーの小峯です。マンガで事業承継の本質について、なるべくわかりやすくお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします。今回は、事業の把握について、お伝えします。

 

まんが3

 

こんにちは

 

後継者の学校の小峯です。

 

「後継者の方は今のうちから会社の現状把握を進めてくださいね」

ということをお伝えしました。

では、具体的に何から始めたらよいのでしょうか、

まずは事業そのものについて興味を持って、理解することが重要です。

 

「ウチは何の事業をやっているのか」

「ウチはどのくらいの規模の会社なのか」

「お客様はウチの商品の何が気に入って購入してくださるのか」などです。

 

「こんなことは当然知っているよ」と思うかもしれません。

でも、もしかしたら盲点があるかもしれません。

 

たとえば、直近3年間の売上を把握していますか?

「新社長」の方は全員が把握されていました。

「後継者」の方も、ほとんどの方が把握されています。

 

「ウチの会社はどのくらいの事業規模なのか」

「最近の業績は、上昇傾向なのか下降傾向なのか」

こういったことは把握されている方が多いということですね。

 

では、これから先の業績の見通しについてご存知ですか?

「新社長」の方は、大体把握しています。

「後継者」の方は、半分以上の方が把握できていないと回答しています。

 

インタビューした後継者のお父さん、

つまり経営者の方の平均年齢は、64歳でした。

 

ということは、これから3~5年で事業承継を迎えるのでしょう。

 

3年後の業績見通しは、

後継者の方が社長になった時の業績のことかもしれません。

そのとき、会社の業績はどうなっているでしょうか?

その時の課題や、打ち手の優先順位はどうなっているでしょうか?

 

会社が今、将来に向けてどういう行動をとろうとしているのか、

どんな業績見通しを持っているのか、知っておいて損はなさそうです。

 

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「後継者と経営者の違い」 【マンガ・事業承継】

後継者の学校の小峯です。マンガで事業承継の本質について、なるべくわかりやすくお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします。今回は、後継者と経営者の違いについて、お伝えします。

まんが2

 

こんにちは

 

後継者の学校の小峯です。

 

『後継者の学校』では、中小企業の後継者の皆さんに

「後継者インタビュー」を実施しています。

 

インタビューした方々は、

大きく2つのグループに分けられます。

 

1つめのグループは、

将来は経営者になると思うけど、今はまだ営業部などで修行中という方々。

いわゆる「後継者」のグループです。

 

もう1つのグループは、

最近、事業承継をして経営者になったばかりの方々。

「後継者」のグループと区別して、「新社長」のグループと呼びます。

 

新社長のグループは、きちんと会社の現状把握をしていました。

 

一方、後継者のグループは、

会社の現状把握が十分ではないことがわかりました。

まだ経営していないから、知らないことが多いのかもしれません。

 

でも、ちょっと待ってください。

後継者の方は本当にこのままで良いのでしょうか?

 

もしかしたら、

ある日突然、経営者や経営者代理になることがあるかもしれません。

そのとき、経営者として行動することができるでしょうか?

 

もしかしたら、

会社が何か深刻な問題を抱えているかもしれません。

今から手を打たないでよろしいのでしょうか?

 

会社の現状を知らないままに経営者になると、

もしかしたら、

経営者になってから、さまざまな問題が出てくるかもしれません。

 

ですから、後継者の方は「まだ先のことだから…」と思わずに、

今から準備を進めてほしいと思います。まずは会社の把握をしましょう。

 

 

後継者の学校のプログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。
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事業承継の本当の意味について、考えてみませんか?

こんにちは。後継者の学校パートナー 人・組織の専門家 笠井智美です。笠井さん

今日は、事業承継において、会社の現状を何を起点にして知っていくか?

事業承継の本当の意味とは?そんなことを考えていただくきっかけを提供します。

 

こんにちは。後継者の学校パートナー 笠井 智美です。

前回は「事業承継の主役は後継者」、

そして、継ぐ対象となる会社のことを知ることが大事、ということをお伝えしました。

そもそも、あなたが知らないことに対して、決意も覚悟もできませんよね。

 

大きな声じゃ言えませんけど、

決算書も見せずに「覚悟はあるのか?!」なんて迫るなんて、そりゃあ理不尽な話ですよ。誰とは言いませんけどね。

 

会社の現状を知らないのに、この先どうしたらいいかなんて、わかるわけありませんよね。

 

あなたが手に入れようとしている会社が、

あなたが経営して、

この先価値を生み出し続けていくための「価値創造機」が、

今、どんな状態なのか?

 

・燃料が切れて、途中で止まってしまうなんてことに、ならないかしら?

・ネジが緩みかけていて、このまま動かし続けると、部品がばらばらに飛び散って、周りに被害が及んでしまう可能性はありませんか?

・どこかに亀裂が入っていて、動かしているうちに、いずれパキーンと割れてしまいそうな箇所はありませんか?

・そもそも、「価値創造機」が乗っかっている土台は、本当に大丈夫なのかしら?
もしかしたら、ちょっとした地震で、地盤沈下してしまう地質かもしれませんよね?

 

さあ、こんな観点から、現状把握を始めていきましょう。

現状把握は、幸せな事業承継の鍵ですからね!

 

あ、大事なことをお伝えするのを忘れてました。

そう、とーっても重要なこと。

 

 

それは、事業承継の本当の意味。

つまり、この2つの質問に答えられることです。

 

  1. あなたは、この会社が、これまでどんな価値を生み出してきた「価値創造機」か、本当に知っていますか?
  2. あなたは、経営後継者として、どんな価値を生み出していくために、その「価値創造機」を手に入れますか?

 

 

この質問の答えを見つけるために、現状把握を始めましょうね!

それが事業承継のファーストステージです。

具体的な戦略・戦術は、ファーストステージをクリアしてからのことです。

ここは、焦らないでね。

 

 

物事には、必要な順番というものがあります。

 

お料理だって、下ごしらえをしてから調理に入らないと、おいしく頂けないですよね。

 

壁の色を塗り替えるのだって、

表面の凹凸に鑢をかけて整えてからでないと、綺麗に仕上がりませんよね。

 

どれだけ道具やパーツを集めても、

ドミノが倒れるように流れを作ってあげないと上手くいきません。

 

そして、全体が俯瞰できていないと、細部に適切な流れは作れません。

 

つまり、会社の現状を把握することが、経営全体を俯瞰することでもあるのです。

 

では、経営全体を俯瞰するために、

「何を “取っ手” に 現状把握したらいいの?」ってことですよね。

 

おすすめは、経営を4つの要素に分けて観ていくことです。

 

経営の4つの要素とは、

・事業

・財務

・人・組織・風土

・統治基盤

 

この4つの要素ごとに、あなたが手に入れる会社が、現在どういう状況にあるのかを把握・分析し、課題と可能性を見つけること。

それが事業承継のファーストステージの目標です。

 

じゃあ、ファーストステージの目的は?

あなたの決意と覚悟が定まることです。

 

会社の現状・課題・可能性が見つかるということは、

決意と覚悟をする対象が観えたということですよね。

 

つまり、それは、

事業承継の本当の意味を問う2つの質問に、

「その時点での答え」が出せるということでもあります。

 

  1. あなたは、この会社が、これまでどんな価値を生み出してきた「価値創造機」か、本当に知っていますか?
  2. あなたは、経営後継者として、どんな価値を生み出していくために、その「価値創造機」を手に入れますか?

 

 

ただし、ファーストステージをクリアするには、もう一つの鍵がいります。

それは、何かって?

それは・・・・・・・後継者の学校でお会いしたときに!

 

後継者の学校
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後継者の経営、後継者の勉強、後継者主導の事業承継を学びたいなら「後継者の学校」へ

後継者が事業承継の最初にすることとは?

後継者の学校パートナー 人・組織の専門家 笠井智美です。笠井さん

事業承継の主役である後継者が、まず何からやっていったらいいのか?

準備をしないで事業承継をすると、どんなことが起きてしまうのか?

そこに潜む、様々なリスクについて考えてみましょう。

 

こんにちは。後継者の学校パートナーの笠井 智美です。

今日は、事業承継において、

後継者が最初にすることについてお話させていただきます。

 

「準備をしないで事業承継をすると、どんなことが起こりそうか?」

そんな視点で、日常を観察してみてみると、

そこに潜む様々なリスクが、観えてくるのではないでしょうか?

 

 

中小企業は長期政権です。

経営者と一緒に事業そのものが育ってきました。

でも、それを承継する後継者さんは、

会社や事業そのものが、身の丈に合いません。

 

後継者さんが知らない、わからないことだらけ!

 

それって、自分が生まれる前に埋め込まれた経営上の問題が、

継いでから表面化してくるかもしれないってことでもありますよね。

 

つまり、あなたのせいじゃない、

全く知らないことの責任を、

経営者としてとらなくてはいけないってことですよね。

 

取引先や社員への責任、社会への責任がある中、

自分が全く関与していないこと、

知らないことの蓄積から起きてくることに、

後継経営者として責任をとらなければいけないなんて、

本当に怖い話です。

 

自分と一緒に会社が成長してきた創業者なら、

会社のあらゆる部分に神経が行き届いているでしょう。

 

後継者であるあなたも、まずは「知らない、わからないこと」を知る。

それが事業承継に向けて最初にすることです。

 

そんなこと、あたりまえだよ。

言われなくてもわかってるよ。とおっしゃる方もいるでしょう。

 

 

でも、本当にどこまでリアルにわかっているでしょうか?

 

 

長年のコンプライアンスの問題で、崩壊する会社。

同族問題が悪化して、崩壊する会社。

従来の事業が立ち行かなくなり、崩壊する会社。

オーナーや会社の借金で、崩壊する会社。

風土や人の問題で、崩壊する会社。

 

巷では、日々こんなニュースが流れています。

 

これらはすべて、

何かのきっかけで問題が表面化しただけにすぎません。

 

すでに埋め込まれていた経営上の爆弾が、

時を経て爆発したにすぎないのです。

 

 

あなたがこれから人生懸けて経営していく会社を、

できるだけ健全な状態で、あなたが手に入れるために、

まずは、現状把握からはじめてください。

 

事業承継の主役であるあなたが、

何を知っていて、何を知らないか。

それを知ってほしいのです。

 

 

生きた事業は止めることができません。

 

でも、あなたが後継者のうちなら、立ち止まって考えることが出来ます。

 

今なら、事業承継について、向き合って考えることができます。

 

 

・事業の、過去は?現状は?将来は?

 

・会社の、過去は?現状は?将来は?

 

・このまま手を打たないと、どうなるのでしょうか?

 

・あなたは、どのような承継をしますか?

 

 

これらに向き合うことが、

あなたが「真の経営者」になるための、事業承継のスタートとなります。

 

 

お笑いの大御所、明石屋さんま さんは、

「生きてるだけで、まるもうけ」というポリシーから、

娘さんに「いまる」と名付けたそうです。

 

 

そう、

人は、いつ何があるか、

明日どうなるのかなんて、誰にもわかりません。

 

 

実は、後継者さんの中には、ある日突然、社長が倒れて、連れ戻され、

なんの準備もないまま会社を継いだ、という方が少なくないのです。

 

「こんなはずじゃなかった。」

 

「まさか、こんなことになるなんて・・・・・」

 

「もっと早く準備をしておけば、よかった。」

 

「先代に、もっといろんなことを訊いておけばよかった」

と後悔している方も多いと聞きます。

 

 

でも、会社のことを知らなければ、

社長に何を訊いたらいいのかさえ、わかりませんよね。

 

逆に言うと、会社のことを知れば、

承継の前に、社長と一緒に解決しておけることもあるはずです。

 

 

そして、継ぐ対象となる会社のことを知るからこそ、

本当の決意と覚悟ができます。

 

自分が決めた、自分が選んだという、納得感も生まれてきます。

納得感は、あなたのパワーを、より発揮させてくれる源となります。

 

とは、言っても、

「何を “取っ手” に 現状把握したらいいの?」と思いますよね。

 

 

はい、次回はそのことに触れていきますので、楽しみにお待ちくださいね!

 

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