後継者が経営者になるための自己成長は、自分の人生と向き合うことから

笠井さん後継者の学校パートナーの笠井智美です。

あなたが経営後継者になるのは何の為ですか?

あなたが自分の人生を懸けて会社を継ぐのは、何の為ですか?

この質問の答えが経営の軸となり、事業承継における様々な壁を超える力を解放する鍵となります。

 

 

こんにちは。後継者の学校パートナー、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

コーチングやキャリアカウンセリングを使って後継者の自己革新のプロセスを促し、後継者の成長と組織づくりを連動させ、経営革新をサポートしています。
(笠井については、こちらから→http://tomomilog.seesaa.net/

今日は、事業承継と後継者の人生の関わりについてお伝えします。

 

さて、唐突ではありますが、
あなたは何のために事業承継をしますか?

 

家業を持つ家に生まれたから、親が社長だから、
周りから後継者だといわれて育ってきたから、
自動的に自分が継がなきゃいけない。この道しかない。
もう決まっていることだから。

ほんとにそうでしょうか?

 

そんなことはありません。

 

他人次第、環境次第で、あなたの人生を犠牲にする必要はありません。

もし、本当は継ぎたくないのなら、継がない覚悟をすればいいのです。

 

あなたが継がないと決めたなら、
他に誰が継ぐのか、経営のプロを雇うのか、
会社をM&Aするのか、廃業する準備に入るのか、
すべてが前倒しに動きはじめます。

 

あなたが経営後継者になるのは、何のためですか?
あなたが自分の人生を懸けて会社を継ぐのは、何のためですか?

 

この質問に答えをもたないのであれば、
会社を継ぐのはやめてもいいんです。

 

むしろ、やめたほうがいいかもしれません。

 

あなたが事業承継のプロデューサーとして、
適任者を探したらいいではありませんか。

 

そして、あなたが生きたい別の人生をしっかり生きたほうが、
きっとあなたは幸せになれるでしょう。

 

 

ところであなたが生きたい人生は、どんな人生ですか?

 

親のようにはなりたくない、親のような経営者になりたい。
親とは違う経営をしたい。

 

これらは、どれをとっても基準は親です。

親次第の人生を、これから先もずっと送りますか?

 

親や先代と比較しながら経営をしていくと、上手くはいきません。

観るべきところは、そこではないから。

 

 

あなたは、何を大事に生きていますか?

 

あなたにとって価値のある人生、
納得感がある人生とはどんなものですか?

 

あなたはその命を遣って、何を実現したいですか?

あなたはその人生を通して、どんなことを創り上げますか?

 

まずは、それを言葉にして下さい。

 

その自分と向き合ってこそ、

はじめて“継ぐもの”の価値が観えてきます。

“継ぐもの”の活かし方が観えてきます。

 

“継ぐもの”の価値が観えなければ、
本当の意味で継ぐかどうかを、検討することはできません。

 

継ぐかどうかを、あなた自身が検討しなければ、
事業承継の主体者になれるわけがありません。

 

ぜひ、ご自身の軸、基準をもつために、
自分の人生(キャリア)と向き合ってみて下さい。

 

ただ、これは1人でやるより、しっかりとトレーニングを受けているプロとやることをお勧めします。

 

なぜなら、以前ブログに書かせていただいたように、
人のもつ変化への抵抗感で自己防衛が起きて、

軸にたどり着かなかったり、
無意識に周りの人の望むことが出てきたりして、

フェイクで自分をごまかしてしまう可能性があるからです。

 

親族間の事業承継は、会社の経営に親子の情や確執が絡んできます。

親族だからこそ、親子だからこその難しさがあります。

 

それを超えるためには、明確な軸・志が鍵になります。

志が明確であればあるほど、公私を切り分けることが出来るようになってくるのです。

 

後継者が自分の人生をしっかり見つめ、
自分の内なる志を発見すれば、
それはやがて企業の存在理由である企業理念として、
従業員や取引先を巻き込んでいきます。

 

リーダーとして掲げるべき旗をもつために、
皆を導く方向性を示せるようになるために、
これから起きてくる様々な困難を乗り越える力を持つために、

「何のために継ぐのか? 何を実現するあなたなのか?」

親や親族や利害関係者の思惑を一旦横において、
自問自答してください。

このプロセスが、あなたの後継経営者としての能力を解放します。

 

志をもったあなたが発する言葉は、
その重みや伝わり方が変わってきます。

 

それが、この先の承継戦略を進めていく上で、
重要な意味を持つことは、想像に難くないですよね。

 

ぜひ、あなた自身の人生と後継経営の接点を見つけてくださいね。

 

 

後継者の学校
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2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイント

後継者の学校パートナーの千野康幸です。

2代目は99%誤解する?!

己の立っている場所はどこだ?

あんた(後継者)あの子(会社)のなんなのさ?

 

 

みなさんこんにちは。
後継者の学校パートナーの千野康幸です。

 

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイントと言うタイトルで書かせて頂いております。

前回は2代目が知っておかなければならない経営の4つの要素について書きました。

 

4つの要素を父親よりも強化させることが、より上手く経営するコツでしたね。

でもそれって、具体的にどうすればいいのでしょう?

 

それこそが、ブログのタイトルである8つのポイントだと考えて下さい。

皆さんが具体的に意識し、行動する8つです。

 

本日は8つのポイントの①について述べさせてもらいます。

 

ホントはさ

もっと時間を稼ぎたかった(笑)

だって、もっとブログ書けって言うんだもん・・・

 

 

 

皆さんは、父親よりも会社を上手く経営したいと考えている。

 

あなたに問いますが、あなたは何者でしょうか?

ん?

いきなり言われても・・・

 

ゆっくりと質問します。

あなたは、今どんな立場で会社と関係していますか?

あなたは、周囲からどんな立場であると思われていますか?

あなたは、あなたがどうあるべきだと感じていますか?

 

これから会社を継ぐのかも知れない。

もうすでに会社を継いでいるかも知れない。

 

人それぞれ状況は違うものです。

しかしあなたは、あなたの立っている場所で、その場にあった考えや行動をしなければなりません。

立っている場所、立場。

 

想像してみて下さい。

今にも落ちてしまいそうな狭い崖路を歩いているとき

町までの平坦な道を歩いているとき

険しい上り坂を上り歩いているとき

 

同じ歩き方はしませんね。

 

今の立場は、どんな状況でしょうか?

 

あなたは会社を継ぐ後継者である・・・本当ですか?

あなたは会社を継いだ代表である・・・本当ですか?

 

例えば、あなたは会社の後継者だったとします。

前回、経営の4要素で統治基盤の話をしました。

あなたの父親が会社の株式を何パーセント持っていれば会社を継げるでしょう?

答えは・・・

「何パーセント持っていようが、継げるかも知れないし、継げないかも知れない」です

 

父親の気持ちが変わったら?

実は父親はほとんど株式を持っていなかったら?

どんな状況になるのか、神のみぞ知るです。

 

では、確実に会社を継ぐためにはどうしたら良いのでしょう?

答えは、自分がほとんどすべての株式を取得すれば良いのです。

自分が死なない限り、確実に会社を承継するでしょう。

 

また、既に会社の経営者になっている方。

ホントに経営者でしょうか?

まだ、お父さんが銀行との交渉をしていませんか?

まだ、お父さんしか借金の額を知らなくないですか?

まだ、お父さんしか取引先に行っていませんか?

まだ、お父さんだけが株式を持っていませんか?

 

これから会社を継ぐ人も、既に継いだ人も誰かが何かをしてくれるのを待っていませんか。

事業承継が完全に終了するのを、ただ待っていませんか?

 

今のあなたに必要なことって何でしょう?

何かしなければならないのでは?

 

立場を誤解しないで下さい!

 

これから会社を継ぐ方は、あなた自身が積極的に行動しなければなりません。

既に会社を継いだ方は、あなた自身が積極的に経営しなければならないのです。

 

今の状況を据え、必要な行動をとる!

経営に必要なことです。

 

待っていれば、父親がやってくれる・・・

 

自分以外の人間に己の運命を委ねるのですか?

それも良いでしょう。

しかし、経営者には向きません。

景気が良くなることを、何もせずただ待っている経営者の会社が儲かると思いますか?

 

また逆に・・・

自分が継いで当たり前だと、うぬぼれている人間

社長として社員が言うことを聞いて当たり前だと思っている傲慢な人間

こんな人間には良い機会は訪れません。

なぜなら、味方がいなくなるからです。

 

自分の立っている場所を良く弁えて、なすべき行動をとること。

自分の今の立場を誤解しない

父親よりも会社を上手く経営するための第一歩です。

 

立場を誤解しないこと!

 

・・・これだけじゃ良くわかんねーよ

・・・同じことテレビで言ってたぞ

・・・それが分からないから、このブログ読んでんじゃねーの

 

はい すいません。

結果をコミットするコンサルタントとしておまけをご提供致します。

下の図をご覧ください。魔法陣シートと命名させて頂きます。

中心のマスにあなたの目標を書いて下さい。また、目標をいつまでに達成するものなのか記入しましょう。

その周囲8マスに、その目標を実現させるために必要な要素(具体的に記載する)を8つ書いてください。

その、8つの要素を外のマスに転記します。

そしてその8つの要素を実現するために必要な具体的な行動を書いて下さい。

どれくらいの頻度で行うかを書くと良いでしょう。
(例)体力 毎日2km走る 本を1カ月一冊読むなど

 

泳ぐ 走る 跳ぶ
信念 腕立 体力 漕ぐ 友情
腹筋 寝る 歩く
信念 体力 友情
人望 人望 1/1
目標
知識 知識
管理 情報
管理 情報

 

自分の目指すものが何なのか、自分自身を客観視できます。

また具体的な行動を目標にすることで、なすべきことがハッキリし、行動しやすくなります。

 

さて如何だったでしょう?

 

もう一度おさらいします。

 

立場を誤解しない!

現状を把握し、自分に必要なものを知ること!

 

 

では

また次回お会いしましょう。

 

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ここだけは知っておきたい!貸借対照表の読み方

福岡さん後継者の学校パートナーの福岡雅樹です。

貸借対照表には、会社の資産や負債の状況が載っています。

経営を行うにあたっては、貸借対照表の内容を把握しておくことが、とても重要になってきます。

今回は、貸借対照表に載っている項目の読み方ついて解説したいと思います。

 

 

後継者の学校パートナーで、公認会計士・税理士・中小企業診断士の福岡です。

前回は損益計算書についてお話ししましたので、今回は貸借対照表についてお話ししていきたいと思います。

 

貸借対照表は、損益計算書に比べてわかりにくいので軽視されがちですが、貸借対照表にはとても大事な情報が多く載っているので、私たち専門家はとても重要視しています。

 

貸借対照表の内容を把握しておくことは、後継者が事業承継するにあたって非常に大事なことですので、前回と同様に是非、可能であれば会社の決算書を片手にお読みください。

 

貸借対照表には、資産と負債の状況が記載されています。

 

貸借対照表は、大きく資産の部、負債の部、純資産の部の3つに分けることができます。

資産の部には、会社が保有している財産が載っており、負債の部には、会社が負っている債務が載っています。

また、純資産の部には、資産の部の合計額から負債の部の合計額を差し引いた金額が載っています。

 

それでは、資産の部の中身を見ていきましょう。

資産の部には、預金、売掛金、固定資産など、会社が保有している様々な資産が載っています。

みなさんの会社の貸借対照表には、どのような項目が載っているでしょうか?

資産なので、これらの金額が大きければ大きいほどいいと思われがちですが、実はそうでもないのです。

例えば、預金はゼロに等しいにもかかわらず、利用価値のない土地が多額に載っていたらどうでしょうか?

これでは会社が何か活動しようとしても、原資がないので身動きのとれない状況になってしまっています。

あるいは、預金がないので倒産寸前かもしれません。

つまり、会社は将来の事業を行っていくために必要な資産をバランスよく持っていることが大切なのです。

 

次に負債の部です。負債の部には、買掛金、未払金、借入金等の負債が載っています。

負債は、ゼロにするのが理想の状態でしょうか?

負債というとマイナスのイメージがありますが、例えば将来有望と見込まれる事業があり、それに投資するために借入をするとしたらどうでしょうか?

自社のお金だけではできない事業を、銀行等の力を借りて行うのです。

借入をして新しい事業に投資し、今まで以上の収益を上げられるとしたら、その借入はいい借入かもしれません。

つまり、負債もゼロにすることがいい訳ではなく、やはり事業の状況とのバランスが大切になってくるのです。

 

純資産の部は、その名の通り会社の実質的な資産が載っていることから、この金額が大きければ大きいほど、対外的な信用も得られやすくなるのです。

純資産の部は、毎年、利益を積み重ねていくことで大きくなっていきます。

したがって、ご自身の会社の純資産の部を見て金額が多額になっていれば、過去にコツコツと利益を蓄積してきた会社であることが推測できるのです。

(※ それ以外にも純資産の部の増加要因はありますが。)

 

貸借対照表は、木の年輪と同じと言われることがあります。年輪を見ることで、その木がどのように生長してきたか読み取ることができるのと同じように、貸借対照表に計上されている資産や負債を見れば、その会社がどのような歴史を経て今の資産、負債の状況になってきたのか、推測することができます。

また、現在保有している資産や負債の状況を表しているので、現在持っている資産等を生かして、今後、どのように経営を行っていくか、といった検討も可能になります。

 

どのような状態の貸借対照表が望ましいかは、その会社の事業の状況によって異なるので一概に言うことはできません。

ただし、一般的には、①流動比率、②当座比率、③自己資本比率等の指標を見て、状況の善し悪しを判断することとされていますので、参考にして頂ければと思います。

 

このように貸借対照表は、過去の会社の状況を把握することもできるとともに、将来行う事業を検討するためにも大事なものとなりますので、事業承継をするにあたって、後継者は必ず見ておきたいものです。

 

後継の学校でも、決算書を読むポイントについてご説明していますので、仲間と一緒に学習したい方は、是非、後継者の学校にもご参加下さい!

 

 

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後継者が事業承継前に取り組むべき事・・・それは、現場経験

坂本さん後継者の学校のパートナーの坂本典隆です。

後継者が事業承継前に取り組んでおきたい事として・・・やはり「人」の部分がいつもポイントにあがると感じております。前回は経営者との信頼関係、仲間意識、仕事への誇りの大切さをお伝えしましたが、今回は後継者の現場経験についてお伝えいたします。

 

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

後継者の学校のパートナーで人を中心とした経営支援専門家の坂本です。

今回は「現場経験」についてのお話をさせていただきます。

 

後継者が事業承継を行う前に「人」に関する悩みがたくさん溢れてくると感じております。

例えば、信頼関係がまだ構築できていない時には、社長の息子というだけでまわりの従業員の目は経営者である父親を見る目とは違う場合が多いかもしれません。

社長の息子であり、お坊ちゃんに何が出来るのか?こう感じている従業員の存在です。

 

そして、事業承継後に、信頼関係が無いまま社長になってしまうと一から関係構築をするまで莫大な時間がかかってくる可能性があります。

 

だからこそ、先に・・・、今から・・・取り組み始めるべき事として従業員との関係を構築する「現場経験」が一つあります。

 

職場というものを一旦、イメージしていただくと分かりますが、上司やリーダーは色々なタイプが存在します。

その上司が現場で一生懸命仕事をしている人だったら?また、現場を全く知らず見ていない状態で指示だけ出す人だったとしたら?メンバーがどういった反応をするでしょうか。

同じ空間で仕事をする事で、その人の性格・考え方・行動・上司としての器などを感じる事ができてきます。

そして、仲間であれば仕事を一生懸命している上司を盛り上げたい気持ちが生まれる事も自然な事だと私は考えます。

 

よくある失敗例としては、いきなり社長の息子が偉そうに入社をしてきて現場も知らない素人レベルで管理職のポジションに居座っているという事です。

その下についているメンバーはどう感じているのか?「やっていられない。」「会社がムチャクチャだから転職したい」このようなマイナスの想いを胸の奥にもっているかもしれません。

 

私が日々のキャリア支援でよく聞く話は親族経営で後継者である息子が原因で退職を考えているという理由です。

これが現実です。だからこそ、事前に現場経験を積む中で、長期的な目線を持って謙虚に教えを請いながら、あなたの決意と覚悟を含めた行動をしっかり見せていくことが必要です。

 

そうする事で、あなたへの見方が徐々に変わってきます。従業員は思っている以上に後継者の力を見ています。社長の息子だから意見はしませんが、腹に色々な想いを抱えて仕事を頑張っています。

だからこそ、その思いを明るい気持ちに変える事は、あなたが今から現場で従業員と共に働き、言葉を交しながら経営者にとって必要な力を一つ一つ磨き上げていくことだと私は考えます。

 

上手くいっている事業承継は、やはり現場で頑張っている姿勢を見せていた後継者だった例が大多数です。偉そうにいきなり入ってきて良い結果になったというケースはほとんど無いのではないでしょうか。

人の気持ちは変わりやすいかもしれませんが、一度掴んだ「信頼」は簡単には崩れない。

 

一つの考え方になりますので、迷っている方は参考にご活用いただければ幸いです。本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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経営の技☆ 決算書を見て1分で会社を読み解く極意!

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

事業承継を控えた後継者は、決算書を読めなければ会社の状況が分からず、自身が経営する会社の現状も把握しきれないですよね。

今回のブログでは、私から速攻で決算書を見て会社の状況を理解するための”技”についてお伝えします。

 

こんにちは

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

 

今回は、後継者経営に役立つ経営の技について少し紹介していきたいと思います。

 

 

後継者のみなさんは、普段関わらないからか財務、決算書といった数字面が苦手だという方が多いと感じています。

実際、後継者インタビューの結果でもそれは明らかになっていて、

決算書を見たことある後継者は、67%いましたが、

純資産の額を知っているという後継者は、44%でした。

 

 

そこで、財務を得意分野とする私から、すぐに簡単に決算書を読み解くための極意をお教えします。

この方法は、私がコンサルタントとしてある会社さんに決算書を拝見させていただいたときに、1分程度でその会社の状況を判断するために用いる技です。

ただ、ぜんぜん難しくないので、最後までご覧ください。

 

皆さんは、はじめて決算書を手に取ったとき、決算書のどこから見ていきますか?

ぜひ、専門家の方もぜひ考えてみてください。

 

売上高がいくらか?利益がいくらか?でしょうか。

 

会社の目の前の状況を知るためにはそれでいいのかもしれませんが、

もっとその会社を知るためには、売上高から見るよりも、もっと効果的に会社の状況を判断することができるのです。

 

 

 

それは、その「会社の年数」と、貸借対照表いわゆるB/Sと呼ばれている資料の右下にある「純資産の額」を見ます。

 

「純資産の額」中には、その会社の歴史が反映されています。いままでの歴史が積み上げて詰まっています。

 

どれだけ利益を積み上げてきたのか、それとも食いつぶしているのか。

資本金は、増やしてきたるのか。変わらないのか。

 

ここを見るだけで、会社がどういう歴史を経て今に至るのかがわかりますし、そこまでのストーリーが想像され、

私はノスタルジックな気分にさえなってきます。

 

 

会社は生き物です。

 

 

それまでの歴史を踏まえて、次の歴史が作られていきます。

 

 

ですので、決算書を拝見ときは、その時点が良いか悪いかだけでなく、それまでの歴史とそれからの歴史をイメージしながら見てみるとおのずとその会社の状況がわかってくるのです。

 

もちろん、具体的に見ていくためには、もう少し時間をかけますが、その時も技を使います。

その話は、また今度したいと思います。

 

今回は、ここまででです。

 

ブログを見て,ちょっと経営の勉強をしたいなと思った後継者の方

後継者の学校で同じ境遇の後継者の仲間と共に学んでみませんか?

プログラム内容については下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/program

 

プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/interview/

 

「後継者を導く江田島平八」

後継者の学校代表の大川原基剛でした。

 

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ノーベル賞受賞者の「心・技・体」

後継者の学校パートナーで中小企業診断士の岡部眞明です。

今年も日本人がノーベル賞を受賞しました。北里大学の大村智さん、東京大学の梶田隆章さんです。

お二人の意識・知識・行動から学ぶ後継者が事業承継に備えて持つべき「心・技・体」についてお話します。

 

後継者の学校パートナーの岡部眞明です。

今年も日本人がノーベル賞を受賞しました。医学・生理学賞は、「寄生虫によっておこる感染症の治療法の発見」によって北里大学の大村智さん、物理学賞は「ニュートリノに質量があることを発見」し、それまでの定説を覆した東京大学の梶田隆章さんです。

10月6日、7日と2日続けての吉報に日本中が沸きました。私も同じ日本人として誇らしい気持ちになります。

大村さんは、受賞の記者会見で、「とにかく人のためになることを考えなさい。」という祖母の教えを忘れず「常に世の中のためになる研究を心がけ。」土壌の微生物をコツコツ集め続けたそうです。また、梶田さんは、「きちんと(研究を)やっていけば、何かに結びつく、自分の進んでいる道が正しいと思って頑張った。」と研究を進めました。

おふたりのこの言葉からは、仕事に取り組む一本の芯、決意を感じ取ることができます。

また、このおふたりは同じような発言をされています。大場さんは、「微生物がやってくれたことを私が見つけただけで、そんなに自慢できることではない。賞は微生物にあげたい。」、梶田さんは「ニュートリノに感謝をしたい。それから、ニュートリノは宇宙線がつくるものなので、宇宙線にも感謝したい。」と。自分たちの成果は、研究対象から教わったものということでしょうか。

おふたりは、「世の中のためになる」ために「何かに結びつく」という「自分の道」を「きちんと」「コツコツ」研究を進め、「感染症の治療法」や「物理学の定説を覆す」という大きな成果を「微生物」や「ニュートリノ」からいただいたわけです。

従業員を牽引し成果をあげる経営者の方に鍛えていただきたいものがあります。

それは、心(=経営に対する決意と覚悟)、技(=ビジネス知識)、体(=結果をもたらす行動)です。

受賞のおふたりに重ねて見ると、「世の中のため」に「自分の道」という決意・覚悟(心)を以て、いろいろな課題を解決しながら(=体)、研究分野に対する知識(=技)を拡大させて、大きな成果に結び付けています。

おふたりは、何年何十年と毎日、コツコツ仕事を積み重ねてきたわけです。

二宮尊徳は「積小為大」と言ったそうです。これは、日々の積み重ねの大切さのたとえとされています。

残念ながら、受賞のおふたりや二宮尊徳ほどの心・技・体を持ち合わせない身としては、「積小」だけは同じくらいできそうです。そして、それは成果となって現れるでしょう。

「できなかった場合でも、それを反省することで何とか成長したい」。などと思う私は論外かもしれませんが。

PS.

鍛えるべき経営者の心・技・体については、「後継者の学校」で学べます。

 

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後継者のためのワンポイント労働法②〜残業代〜

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

事業承継をすれば,後継者は必ずと言っていいほど労務管理という場面に直面します。そこで,その労務管理をするにあたり深い関わりをもつ労働法について,ざっくりと解説します。今回のテーマは残業代です。

 

第1 はじめに

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

今回は,労働法の「残業代」について,ざっくりとお話させていただきます。まずは次のケースをご覧ください。

<ケース>

Aさんは,ある部品を製造する会社の二代目社長として,先月,先代社長の父から事業を承継しました。

そんな矢先,元従業員のXさんから,残業代の請求をされてしまいました。Xさんは,タイムカードの打刻時間に従って残業代を計算しています。

Aさんの父によれば,Xさんがそのタイムカードどおりに仕事をしているとは考えにくく,実際の労働時間はもっと少なかったとのことです。Aさんの会社はこの請求に応じなければならないのでしょうか。

 

第2 タイムカードの打刻時間=従業員の労働時間?

本件のAさんの会社のように,従業員の労働時間をタイムカードで管理している場合,タイムカードの打刻時間=従業員の労働時間と事実上推定される可能があります。

そうすると,仮にAさんの父親の言い分が真実だった場合,このままでは,Aさん側が,Xさんに対し,不本意な残業代を支払わなければならないことになります。

 

そこで,Aさん側は,反論をしていかなければならないことになります。

 

第3 Aさん側にはどんな反論が考えられるか

タイムカードにはそのように打刻されているけれども,その打刻部分は,労働時間とは言えないという反論が考えられます。

この「労働時間とは言えない」という反論は,法的に言えば,「その残業が会社の指揮命令に基づくものではない」ということになります。

そこで,Aさん側としては,これまでXさんに対し「残業しなさい」と言ったことはないという反論を証拠とともにしていくことになります。

この点は,専門家の方とともに検討することをお勧めします。

 

第4 最後に

今回は,残業代の中から,よく問題となるケースを取り上げてみました。

このような問題を解決するために,そして,このような問題が生じないために,経営者,そしてその後継者となる方々にとって,この記事が1つのきっかけなれば幸いです。

 

なお,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)。

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評を得てきました。

今回の私の記事のような法律問題に限らず,自社と向き合うきっかけになるかもしれません。興味が湧いた方は,お気軽にインタビューを受けてみてください。

 

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事業承継は10年かかる。「あの時これを知っていれば」というお話。

児玉写真後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

後継者の学校はこれから5年以内に事業を継ぐ方、継いで3年以内の経営者、今後も事業を継ぐつもりのない方の3つのどれかに当てはまる方を対象としています。事業承継から15年を過ぎた先輩のほろ苦い体験。あの時これを知っていれば・・・というお話。実際の事例をもとにお伝えしたいと思います。

 

 

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

 

私のクライエントではないのですが、少し先輩の世代の経営者で製造業の方がいます。

その方は後継者で20年前に入社、15年前に社長になられました。

我々の後継者支援の在り方についてお話させていただいたときに、話していただいた経験談をシェアさせていただきたいと思います。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

ご実家は東京の下町で工場を経営されていました。

 

世はバブル末期。

 

ご自身は大学を卒業されてから、当時の憧れの職業であった、広告代理店に就職して充実した社会人生活を送っていました。

 

楽しい日々が永遠に続くと思われたある日、彼の人生は大きく変わりました。

 

 

「お前の親父さん倒れたらしいぞ」

「すぐ実家に帰ってやれ」

 

 

携帯電話など無い時代ですので、その知らせは職場の上司から聞くことになりました。

 

 

お父様は口にこそ出さないものの
本当は後を継いでほしかった様子。

 

でも本人はそのことにうすうす気づいていながらも
見て見ぬふりをしてきました。

 

 

ほどなくして最悪の事態が訪れます。

 

 

「工場どうしようか?」

「お母さんひとりでやってみるわ」

「番頭さんもいるしね」

 

 

一瞬の空白のあと・・・

ご本人は今まで一度も考えたことのないことを口にします。

 

 

「俺も一緒にやっていくわ」

 

 

お母様が社長に就任し、ご本人は専務として再スタートしました。

そこからが地獄の日々の始まりだったそうです。

 

 

バブル崩壊とともに受注は激減・・・

 

技術力をかわれ大手企業からの受注が多かったものの

大手への依存度が高く、失った注文の補てんができません。

 

 

営業だって今までほとんどしたことがない・・・

得意の広告戦略も大手と違って原資となるお金がない・・・

 

 

なんとか頑張って受注してきても

職人たちはやる気がない・・・

 

「こんなんうちの仕事と違いますよ」

「こんな誰でもできる安い仕事したくありません」

 

 

・・・・・・

 

 

古参の社員たちは不満を言うだけで全然協力してくれません。

新しく採用した若い工員もギスギスした会社の雰囲気になじめず

1か月で辞めていきます。

 

 

八方ふさがりでどうしようもない中で数々の専門家に相談に行ったそうです。

 

顧問の税理士さんはこう言いました。

「幹部社員のAさん、この人のコスト高すぎますね」

「整理できませんか?」

 

もやもやとした気持ちが湧いてきました。

 

あらゆる専門家が「コスト!コスト!」という中で

 

唯一、お父様の代から世話になっている社労士さんがこう言ったそうです。

 

「専務、先代は人を大事にする人でした。」

「”企業は人なり”といつもおっしゃってましたよ。」

「先代が大切にされてきた従業員の皆様を守るために、まだできることがあるか一緒に考えてみましょう」

 

 

この瞬間、目が覚めたそうです。

 

 

そこから猛烈に「事業ドメイン」を見直し、自社の強みをみんなで考え、

ついにニッチではあるが利益性の高い、技術力を生かしたビジネスモデルにたどり着きました。

 

 

その後、社長に就任し今では海外の重要なプロジェクトから声がかかるほどの「技術集団」になったそうです。

 

 

「あのとき、リストラしていたら今の我が社はないでしょうね」

「事業承継の本質を全く理解していなかった私に軍師として助言してくださったあの社労士さんこそ、父の残してくれた最高のアドバイスでした。」

 

「後継者の学校」のパートナーとしての専門家のあり方は素晴らしいと思う。

「あのとき、この考え方に出会っていればもう少し楽できたかな(笑)」

 

 

今でもその社長は給与明細を渡す時には社員ひとりひとりに手渡ししています。

そして手書きのメッセージと共に「いつもありがとう」と目を見て伝えているそうです。

 

 

あと10年早く・・・

 

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者の方!

まずは

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「後継者と共に強い会社をつくる財務戦略の専門家」

児玉秀人でした。
私が得意なのは以下です。

・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・ホームページコンサルティング(1クール6か月)
・人材採用・育成コンサルティング(1クール6か月)

 

 

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ラグビーワールドカップで見えたリーダーの心

後継者の学校パートナーの岡部眞明です。

今、ラグビーワールドカップが開催されています。エディジョーンズ監督率いる日本はこれまで(10/5現在)2勝1敗、歴史上最高の成績をあげています。ラグビー好きの私も寝酒とともに楽しんでいます。初戦の南アフリカ戦は、ノーサイド(試合終了のことを)直前のトライで32×34と逆転勝ち。

第2戦のスコットランド戦は、5つのトライを許すなど、45×10と完敗。

第3戦のサモア戦は26×5で勝利しました。

 

今回は会社でいえば社長にあたる「監督」から「リーダーのあり方」について考察してみたいと思います。

 

繰り返しなりますが、第3戦のサモア戦は26×5で勝利しました。

このサモア戦に向けての練習中に、選手の動きを見て、「エディジョーンズ監督が、「熱が入っていない」と激怒した」とのことです。

初戦の南アフリカ戦では、日本のラグビー、俺たちのラグビーをして、ワールドカップを楽しもうというコメントが、選手たちから聞かれました。選手たちの関心は、試合結果より、ラグビーのゲームそのものに向かっていたと思います。

第2戦のスコットランド戦で、選手は南アフリカ戦と同じ気持ちで試合に臨んだとは思いますが、格下(南ア戦の勝利によって、両者のランキングが逆転していました)相手にランキング通りの試結果を求める気持ちがあったのではないでしょうか。試合では、日本ボールの攻撃中にパスをインターセプトされてトライとなった場面が3回ありました。これがなければ、試合はもっと緊迫していたでしょうし、両軍にはスコアが示すほどの開きはなかったのです。日本選手の試合に対する姿勢が結果に表れたと思います。

エディジョーンズ監督は、そんな選手たちの気持ちを、ゲームでのパフォーマンスに集中することに気付かせるために、「喝」を入れたのでしょう。当初、選手には反発もあったようですが、監督の意図を理解したことは、サモアでの完勝が示しています。

 

優しそうで、日本人的な顔立ちのオーストラリア人、エディジョーンズ監督は、見かけによらず「激」の字がぴったりする激しい性格のようで、喧嘩屋、独裁的、扱いづらいとマスコミの評価も厳しいのです。最近、一般的に求められるリーダー像とは、大分趣を異にします。

 

民主的であることは重要ですし、部下のやる気と積極的関与は組織に不可欠ですが、ときに独裁的といわれることや、衝突が起きることも恐れない強い意思を深くもっていることが、リーダーには重要なのではないでしょうか。

あのカリスマ経営者といわれたスティーブ・ジョブスも独裁者といわれ、解雇されたりする一方でライバル企業の経営者をも魅了する人間性を持っていたといわれています。

リーダーの人間性が、従業員のパフォーマンス、ひいては満足にも繋がるのです。

サモア戦後の選手の晴れやかな顔を見て確信しました。

「千万人といえどもわれゆかん。」リーダーには確信が必要です。

この偉大なるリーダーの後継者は自らこのポジションを奪いに来てくれるのでしょうか?

 

追伸

サモア戦、個人的にはあと2トライほしかった!!

 

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実録 事業承継~財務のデータを知っていますか?~

後継者の学校パートナーで税理士の河合由紀子です。

事業承継と一口に言っても、何から始めればいいんだろうと思われる後継者の方は多いようです。

小さいころから跡を継ぐものだと感じながら生きてこられ、何の迷いもなく親の会社に入り、真面目にやれることをやってきたという方は本当に多いです。

決して怠けているわけではないけれど、このまま頑張っていても社長になれる気がしない。そんな声にならない気持ちを感じることがよくあります。

 

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。本日は財務データについてです。

 

このままでいいのだろうか?

何年か経験を積み年齢的にもそろそろ、という時期になっていても、具体的にどのように動けばいいのか分からず、日々目の前にある業務を一生懸命こなしているという後継者の方はたくさんいらっしゃいます。

例えば営業をされている方であれば、お客様との関係をしっかりと築かれ、他の社員さんには到底こなせないような仕事きっちりこなしておられる方。努力して現場の仕事を覚え、古株の職人さんにもなかなかやるなと一目置かれるようになっている方。

皆さん後継者としての責任を感じ、大変な努力をされてきたのだと思います。

しかし、現在のスキルをさらに伸ばしていけばその延長線上に、立派な経営者となる未来がまっているのでしょうか?そうではない気がする。ここまでは何となく感じていらっしゃる方が多いです。しかしどのように動けば良いか分からず立ち止まっている状態。しかし動き出さなければ何もはじまりません。

 

いくら借金があるか知っていますか?

後継者の方に「会社の借金がどれくらいあるかご存知ですか?」と尋ねると、実は「分からない」「知らない」と答えられる方が多いです。

後継者の学校では、これまで後継者の方の実際のお気持ちや考え方、現状を知るために、後継者の方を対象にインタビューをさせていただいております。

質問の中に、承継する会社の財務状況を尋ねる項目があります。これまで全体で約100人の方にインタビューをさせていただきましたが、ほとんどの方が「知らない」「わからない」という答えでした。

このお話をすると、後継者の方の意識が低いからでしょ?と思われる方も多いかもしれませんが、実は後継者の方が財務状況について知らないということには理由があるのです。

考えてみてください。後継者の方はどのような働き方をしておられますか?

営業を頑張る、現場を知るために社員さんより長く働く、とにかく頑張る、などなど。思い当たられることはないでしょうか?目の前にあることに一生懸命になっている。

それが自分のやるべきことだと思っている方が、会社の財務状況を知る機会はあるでしょうか?

社員の中で一番になることと、経営者として会社の舵取りをすることとは根本的に違うのです。

事業承継の第一歩は現状を知る事です。現状を知るためには財務状況の把握は外せません。このように後継者が真の経営者になるために、押さえておくべきポイントがあります。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みが入っています。また、後継者インタビューも無料でさせていただいています。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

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