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後継者は、従業員一人一人の「持ち味や能力」を語れるようになろう。

笠井さん後継者の学校パートナーの笠井智美です。

事業承継期の人・組織づくりには、そこにいる従業員一人一人の持ち味や能力を後継者が把握して、それぞれとパートナーシップを創っていくことが重要です。

 

こんにちは。後継者の学校パートナーの笠井智美です。

後継者が事業承継期の悩みとして挙げられる中に、

従業員との人間関係があります。

 

もっとこうして欲しいとか、もっとこうなって欲しいとか、

これが出来てないじゃないかとか、

ついついそんなところばかりに目が行って、

従業員一人一人の、既に持っている能力や特徴を、

見落としてはいないでしょうか?

 

人を活かすためには、

その人がどんな活かしどころを持っている従業員さんなのか?

どんな時に力を発揮し、どんな時に力を発揮できなくなるのか?

その人のバックグラウンドや、何を大事にしている人なのか?

やりがいを感じるのはどんな時なのか?

この先どうなりたいと思っているのか?

そして、今何を思っているのか?

これらを知ろうとする姿勢が重要です。

 

そうやって相手に意識を向けることで、

相手にあったコミュニケーションがとれるのです。

 

まずは、従業員さん一人一人を、観察してみましょう。

 

それをするうちに、

これまであなたに観えていなかった従業員さんの姿が、

観えてくるはずです。

 

その時こそ、

従業員さんとパートナーシップを創り出すベースが整った時です。

 

 

もしもあなたが、自分の頭に収まる以上の未来を実現したいなら、

人を活かす経営が必要ですよね。

 

そのためには、従業員さんたち一人一人の中に、

活かせる力をたくさん発見してみてください。

 

自分の中に活かせる力を発見してくれる人を、

従業員さんが信頼しないはずはありません。

 

「認める」ことから始まる、従業員さんとの信頼関係の構築。

 

自律的な人材の育成と組織づくりは、そこから始まります。

 

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後継者は自分のトリセツを持とう!

笠井さん後継者の学校パートナーの笠井智美です。

自分がどんな時に力を発揮し、どんな時に力を発揮しづらいか?自分を客観視することで、あなたらしくリーダーシップを発揮することができ、周りをどう活かすかが観えてきます。

今日は後継者自身が、自分のトリセツ(取扱い説明書)を持つことをお勧めする理由についてお伝えします。

 

こんにちは。後継者の学校パートナーの笠井智美です。

このブログでは、後継者の方々が自分の人生や事業承継に向き合い、

経営者としてのリーダーシップを発揮して、

経営革新を起こしていくための自己革新のプロセスについて、

書かせていただいております。

 

今日は後継者自身が、自分のトリセツ(取扱い説明書)を持つことを

お勧めする理由についてお伝えします。

 

中小企業では経営者の物事の捉え方、考え方や行動の特性が、

直に経営に影響を及ぼします。

つまり、経営者が自分を客観視できていないと、

判断を誤って、まわりを巻き込んでしまう危険がありますよね。

 

そもそも自分は、どんなものの捉え方をしやすいのか?

どんな時に活き活きと力を発揮し、どんな時に力が発揮できなくなるのか?

何に捉われやすく、どんなことに影響されやすいのか?

 

無意識のままでは、コントロール不能ですが、

意識できれば、予防策をとったり、サポート体制をとることもできます。

また、どんな時に自分のバイタリティが発揮できているのかに気付けると、

それを経営に意識的に活かすこともできます。

ほうっておいてもパフォーマンスを発揮するところを、

活かさない手はないですものね。

 

そして、自分を観察して、自分のトリセツを作るように、

周りの人を観察して、自分やチームを助けてくれる特徴を、

見つけてみてもいいですね。

 

この人は、どんな時にどんな力を発揮する人なのか?

どんな時に活き活きと能力を発揮してくれるのか?

どんな時に、力を出せなくなってしまうのか?

 

それが観えてきたら、その人への関わり方も、

より相手が力を発揮できるような関わり方になっていくでしょう。

 

自分を知って、相手を活かす。

相手を知って、自分を活かす。

 

互いを活かしあって、

共に目指すところを実現していく。

 

そんなパートナーシップを社員さんたちと築きたい方は、

ご自身のトリセツから作ってみて下さい。

 

どうやって作るかって?

ほら、スポーツ選手がよくやっていますよね?

サッカーノートみたいなもの。

うまくいったとき、うまくいかなかった時を観察し続けると、

おのずと自分のトリセツが出来てきます。

ぜひ、そのトリセツを経営に活かして下さいね。

 

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実録 事業承継~株の事知っていますか?②~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

事業承継というと、株の所有権を後継者に移せば終わりと考えていらっしゃる方が割と多いかもしれません。でも、事業承継って本当にそれだけで終わるのでしょうか?所有と経営の一致しているオーナー企業の場合、株式の移転とともに後継者に経営権を移していかなければなりません。この考え方や手順を間違うと大変なことになる可能性があります。

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

本日は、前回の続きの株の移転のお話です。前回は、オーナー企業の所有と経営の考え方について少し書かせていただきましたが、今回は具体的にどのように移転していくかについて書かせていただきます。

 

株式移転のプロセス

理想的な株式移転のプロセスは、後継者が代表者になる前に株主の株式を買い取るということです。複数の株主がいる場合には、個別に話し合いをして、後継者が経営者になることを認めてもらうことが大切です。

普段はあまり気にされることがなく、意外と見落としがちな株式ですが、会社の所有権を左右する重要な事項です。分散している場合などは特に、大変なことがおきる可能性があるため注意が必要です。ブログをお読みいただいている後継者の方、特に確認してください。

まず、現在の株主を確認します。誰が何株持っているのか?です。いったい何を確認すればいいの?と思われるかもしれません。たいてい、法人税の申告の際の別表2を見てくださいと言われますが、それを信じて良いかどうかはケースバイケースです。

次に株価を算定します。これは必ず専門家にお願いしてください。根拠のない金額で取引すると後々もめる可能性を残すことになりますし、実際の価値より低すぎる金額で売買してしまった場合には、贈与税の問題が発生する可能性もあります。

そして、株主それぞれと交渉してください。

 

主役は後継者

株の移転のご相談を受けることがよくありますが、お話をいただくのは後継者の方ではなく、経営者の方からの場合が圧倒的に多いです。経営者はご自身の財産と考えておられますので、基本的な考え方が相続の問題とからめてのご相談ということになります。しかし、中小企業の株の価値は経営者の努力次第で上がったり下がったりするものです。だから、基本的には所有権と経営権は同一の方が持つべきです。

しかし、経営者の財産と考えると、後継者の方から株式を移転してほしいという話はなかなかしにくいものです。そこで、株は相続と切り離して考えるということが重要になってきます。相続と切り離すためにも後継者が買い取ることが必要なのです。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

また、後継者インタビューも無料でさせていただいています。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

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後継者が経営者になるための自己成長は、自分の人生と向き合うことから

笠井さん後継者の学校パートナーの笠井智美です。

あなたが経営後継者になるのは何の為ですか?

あなたが自分の人生を懸けて会社を継ぐのは、何の為ですか?

この質問の答えが経営の軸となり、事業承継における様々な壁を超える力を解放する鍵となります。

 

 

こんにちは。後継者の学校パートナー、エグゼクティブコーチの笠井智美です。

コーチングやキャリアカウンセリングを使って後継者の自己革新のプロセスを促し、後継者の成長と組織づくりを連動させ、経営革新をサポートしています。
(笠井については、こちらから→http://tomomilog.seesaa.net/

今日は、事業承継と後継者の人生の関わりについてお伝えします。

 

さて、唐突ではありますが、
あなたは何のために事業承継をしますか?

 

家業を持つ家に生まれたから、親が社長だから、
周りから後継者だといわれて育ってきたから、
自動的に自分が継がなきゃいけない。この道しかない。
もう決まっていることだから。

ほんとにそうでしょうか?

 

そんなことはありません。

 

他人次第、環境次第で、あなたの人生を犠牲にする必要はありません。

もし、本当は継ぎたくないのなら、継がない覚悟をすればいいのです。

 

あなたが継がないと決めたなら、
他に誰が継ぐのか、経営のプロを雇うのか、
会社をM&Aするのか、廃業する準備に入るのか、
すべてが前倒しに動きはじめます。

 

あなたが経営後継者になるのは、何のためですか?
あなたが自分の人生を懸けて会社を継ぐのは、何のためですか?

 

この質問に答えをもたないのであれば、
会社を継ぐのはやめてもいいんです。

 

むしろ、やめたほうがいいかもしれません。

 

あなたが事業承継のプロデューサーとして、
適任者を探したらいいではありませんか。

 

そして、あなたが生きたい別の人生をしっかり生きたほうが、
きっとあなたは幸せになれるでしょう。

 

 

ところであなたが生きたい人生は、どんな人生ですか?

 

親のようにはなりたくない、親のような経営者になりたい。
親とは違う経営をしたい。

 

これらは、どれをとっても基準は親です。

親次第の人生を、これから先もずっと送りますか?

 

親や先代と比較しながら経営をしていくと、上手くはいきません。

観るべきところは、そこではないから。

 

 

あなたは、何を大事に生きていますか?

 

あなたにとって価値のある人生、
納得感がある人生とはどんなものですか?

 

あなたはその命を遣って、何を実現したいですか?

あなたはその人生を通して、どんなことを創り上げますか?

 

まずは、それを言葉にして下さい。

 

その自分と向き合ってこそ、

はじめて“継ぐもの”の価値が観えてきます。

“継ぐもの”の活かし方が観えてきます。

 

“継ぐもの”の価値が観えなければ、
本当の意味で継ぐかどうかを、検討することはできません。

 

継ぐかどうかを、あなた自身が検討しなければ、
事業承継の主体者になれるわけがありません。

 

ぜひ、ご自身の軸、基準をもつために、
自分の人生(キャリア)と向き合ってみて下さい。

 

ただ、これは1人でやるより、しっかりとトレーニングを受けているプロとやることをお勧めします。

 

なぜなら、以前ブログに書かせていただいたように、
人のもつ変化への抵抗感で自己防衛が起きて、

軸にたどり着かなかったり、
無意識に周りの人の望むことが出てきたりして、

フェイクで自分をごまかしてしまう可能性があるからです。

 

親族間の事業承継は、会社の経営に親子の情や確執が絡んできます。

親族だからこそ、親子だからこその難しさがあります。

 

それを超えるためには、明確な軸・志が鍵になります。

志が明確であればあるほど、公私を切り分けることが出来るようになってくるのです。

 

後継者が自分の人生をしっかり見つめ、
自分の内なる志を発見すれば、
それはやがて企業の存在理由である企業理念として、
従業員や取引先を巻き込んでいきます。

 

リーダーとして掲げるべき旗をもつために、
皆を導く方向性を示せるようになるために、
これから起きてくる様々な困難を乗り越える力を持つために、

「何のために継ぐのか? 何を実現するあなたなのか?」

親や親族や利害関係者の思惑を一旦横において、
自問自答してください。

このプロセスが、あなたの後継経営者としての能力を解放します。

 

志をもったあなたが発する言葉は、
その重みや伝わり方が変わってきます。

 

それが、この先の承継戦略を進めていく上で、
重要な意味を持つことは、想像に難くないですよね。

 

ぜひ、あなた自身の人生と後継経営の接点を見つけてくださいね。

 

 

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2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイント

後継者の学校パートナーの千野康幸です。

2代目は99%誤解する?!

己の立っている場所はどこだ?

あんた(後継者)あの子(会社)のなんなのさ?

 

 

みなさんこんにちは。
後継者の学校パートナーの千野康幸です。

 

2代目が、父親よりも会社を上手く経営する8つのポイントと言うタイトルで書かせて頂いております。

前回は2代目が知っておかなければならない経営の4つの要素について書きました。

 

4つの要素を父親よりも強化させることが、より上手く経営するコツでしたね。

でもそれって、具体的にどうすればいいのでしょう?

 

それこそが、ブログのタイトルである8つのポイントだと考えて下さい。

皆さんが具体的に意識し、行動する8つです。

 

本日は8つのポイントの①について述べさせてもらいます。

 

ホントはさ

もっと時間を稼ぎたかった(笑)

だって、もっとブログ書けって言うんだもん・・・

 

 

 

皆さんは、父親よりも会社を上手く経営したいと考えている。

 

あなたに問いますが、あなたは何者でしょうか?

ん?

いきなり言われても・・・

 

ゆっくりと質問します。

あなたは、今どんな立場で会社と関係していますか?

あなたは、周囲からどんな立場であると思われていますか?

あなたは、あなたがどうあるべきだと感じていますか?

 

これから会社を継ぐのかも知れない。

もうすでに会社を継いでいるかも知れない。

 

人それぞれ状況は違うものです。

しかしあなたは、あなたの立っている場所で、その場にあった考えや行動をしなければなりません。

立っている場所、立場。

 

想像してみて下さい。

今にも落ちてしまいそうな狭い崖路を歩いているとき

町までの平坦な道を歩いているとき

険しい上り坂を上り歩いているとき

 

同じ歩き方はしませんね。

 

今の立場は、どんな状況でしょうか?

 

あなたは会社を継ぐ後継者である・・・本当ですか?

あなたは会社を継いだ代表である・・・本当ですか?

 

例えば、あなたは会社の後継者だったとします。

前回、経営の4要素で統治基盤の話をしました。

あなたの父親が会社の株式を何パーセント持っていれば会社を継げるでしょう?

答えは・・・

「何パーセント持っていようが、継げるかも知れないし、継げないかも知れない」です

 

父親の気持ちが変わったら?

実は父親はほとんど株式を持っていなかったら?

どんな状況になるのか、神のみぞ知るです。

 

では、確実に会社を継ぐためにはどうしたら良いのでしょう?

答えは、自分がほとんどすべての株式を取得すれば良いのです。

自分が死なない限り、確実に会社を承継するでしょう。

 

また、既に会社の経営者になっている方。

ホントに経営者でしょうか?

まだ、お父さんが銀行との交渉をしていませんか?

まだ、お父さんしか借金の額を知らなくないですか?

まだ、お父さんしか取引先に行っていませんか?

まだ、お父さんだけが株式を持っていませんか?

 

これから会社を継ぐ人も、既に継いだ人も誰かが何かをしてくれるのを待っていませんか。

事業承継が完全に終了するのを、ただ待っていませんか?

 

今のあなたに必要なことって何でしょう?

何かしなければならないのでは?

 

立場を誤解しないで下さい!

 

これから会社を継ぐ方は、あなた自身が積極的に行動しなければなりません。

既に会社を継いだ方は、あなた自身が積極的に経営しなければならないのです。

 

今の状況を据え、必要な行動をとる!

経営に必要なことです。

 

待っていれば、父親がやってくれる・・・

 

自分以外の人間に己の運命を委ねるのですか?

それも良いでしょう。

しかし、経営者には向きません。

景気が良くなることを、何もせずただ待っている経営者の会社が儲かると思いますか?

 

また逆に・・・

自分が継いで当たり前だと、うぬぼれている人間

社長として社員が言うことを聞いて当たり前だと思っている傲慢な人間

こんな人間には良い機会は訪れません。

なぜなら、味方がいなくなるからです。

 

自分の立っている場所を良く弁えて、なすべき行動をとること。

自分の今の立場を誤解しない

父親よりも会社を上手く経営するための第一歩です。

 

立場を誤解しないこと!

 

・・・これだけじゃ良くわかんねーよ

・・・同じことテレビで言ってたぞ

・・・それが分からないから、このブログ読んでんじゃねーの

 

はい すいません。

結果をコミットするコンサルタントとしておまけをご提供致します。

下の図をご覧ください。魔法陣シートと命名させて頂きます。

中心のマスにあなたの目標を書いて下さい。また、目標をいつまでに達成するものなのか記入しましょう。

その周囲8マスに、その目標を実現させるために必要な要素(具体的に記載する)を8つ書いてください。

その、8つの要素を外のマスに転記します。

そしてその8つの要素を実現するために必要な具体的な行動を書いて下さい。

どれくらいの頻度で行うかを書くと良いでしょう。
(例)体力 毎日2km走る 本を1カ月一冊読むなど

 

泳ぐ 走る 跳ぶ
信念 腕立 体力 漕ぐ 友情
腹筋 寝る 歩く
信念 体力 友情
人望 人望 1/1
目標
知識 知識
管理 情報
管理 情報

 

自分の目指すものが何なのか、自分自身を客観視できます。

また具体的な行動を目標にすることで、なすべきことがハッキリし、行動しやすくなります。

 

さて如何だったでしょう?

 

もう一度おさらいします。

 

立場を誤解しない!

現状を把握し、自分に必要なものを知ること!

 

 

では

また次回お会いしましょう。

 

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経営の技☆ 決算書を見て1分で会社を読み解く極意!

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

事業承継を控えた後継者は、決算書を読めなければ会社の状況が分からず、自身が経営する会社の現状も把握しきれないですよね。

今回のブログでは、私から速攻で決算書を見て会社の状況を理解するための”技”についてお伝えします。

 

こんにちは

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

 

今回は、後継者経営に役立つ経営の技について少し紹介していきたいと思います。

 

 

後継者のみなさんは、普段関わらないからか財務、決算書といった数字面が苦手だという方が多いと感じています。

実際、後継者インタビューの結果でもそれは明らかになっていて、

決算書を見たことある後継者は、67%いましたが、

純資産の額を知っているという後継者は、44%でした。

 

 

そこで、財務を得意分野とする私から、すぐに簡単に決算書を読み解くための極意をお教えします。

この方法は、私がコンサルタントとしてある会社さんに決算書を拝見させていただいたときに、1分程度でその会社の状況を判断するために用いる技です。

ただ、ぜんぜん難しくないので、最後までご覧ください。

 

皆さんは、はじめて決算書を手に取ったとき、決算書のどこから見ていきますか?

ぜひ、専門家の方もぜひ考えてみてください。

 

売上高がいくらか?利益がいくらか?でしょうか。

 

会社の目の前の状況を知るためにはそれでいいのかもしれませんが、

もっとその会社を知るためには、売上高から見るよりも、もっと効果的に会社の状況を判断することができるのです。

 

 

 

それは、その「会社の年数」と、貸借対照表いわゆるB/Sと呼ばれている資料の右下にある「純資産の額」を見ます。

 

「純資産の額」中には、その会社の歴史が反映されています。いままでの歴史が積み上げて詰まっています。

 

どれだけ利益を積み上げてきたのか、それとも食いつぶしているのか。

資本金は、増やしてきたるのか。変わらないのか。

 

ここを見るだけで、会社がどういう歴史を経て今に至るのかがわかりますし、そこまでのストーリーが想像され、

私はノスタルジックな気分にさえなってきます。

 

 

会社は生き物です。

 

 

それまでの歴史を踏まえて、次の歴史が作られていきます。

 

 

ですので、決算書を拝見ときは、その時点が良いか悪いかだけでなく、それまでの歴史とそれからの歴史をイメージしながら見てみるとおのずとその会社の状況がわかってくるのです。

 

もちろん、具体的に見ていくためには、もう少し時間をかけますが、その時も技を使います。

その話は、また今度したいと思います。

 

今回は、ここまででです。

 

ブログを見て,ちょっと経営の勉強をしたいなと思った後継者の方

後継者の学校で同じ境遇の後継者の仲間と共に学んでみませんか?

プログラム内容については下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/program

 

プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

http://school-k.jp/interview/

 

「後継者を導く江田島平八」

後継者の学校代表の大川原基剛でした。

 

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後継者だけが持っている誰にも言えない悩みとは?

 

後継者の学校パートナーの坂本典隆です。

人を中心とした経営支援を専門としています。

後継者というのは生まれた時から、父親が会社の経営者であるケースが多く、自らが跡継になるのではという考えが頭をよぎるのが一般的だと思います。

今、ブログをお読みいただいているあなたもそんな気持ちになる事はありませんか?

経営者としての人生を進むのか?違った人生を進むのか?判断が難しいのではないでしょうか?

これから定期的に事業承継に関わる情報を発信してまいります。今日は私の簡単な自己紹介からスタートします。

 

後継者の学校パートナーで人を中心とした経営支援専門家の坂本です。

私は現在、中小企業やベンチャー企業に対して人財紹介を通しての中途採用支援を行っております。

今回のブログは1回目のブログとなるので、自己紹介をさせていただきますね。

経歴は長々となってしまいますので、「株式会社キャリア経営パートナーズ」のHP情報からチェックをしていただければ詳しく出てくると思います。

今日は、あなたとの共通点を踏まえてお話させていただきます。具体的に何が共通しているのかと言えば、「後継者」というキーワードです。

 

私の実家は高知県で紙の町と言われる「いの町」にあり、紙の博物館がある事でも有名です。そこで、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙を製造する製紙業を営んでおりました。

創業者は祖父で2代目は父親です。私が生まれた時から幼少期は祖父が社長でしたので、継ぐかどうかというような意識はあまりありませんでした。

それは間に父親がいるので専務である父親がゆくゆくは社長になるのかな・・・そういう感覚だったんです。

しかし、小学校の時からまわりの同級生とは明らかに違って見られていました。

 

よく子供の頃は父親が何の仕事をしているのか?を話したりする時に私の家はサラリーマンでは無かったので、独特だったのかもしれません。

「将来は社長なの?」「社長の息子」「お坊ちゃん」etc 色々と言われた事を覚えております。

あなたにもありませんでしたか?これは何とも言えない悩みですよね。

 

そんな状態から人生の転機が起こったのは、祖父が亡くなってからです。

あれは私が中学校位の時だったと思いますが、病気で亡くなり、父親が社長となったのです。

その後、高校、大学と進学するのですが、その時から「就職はどうなるのか?」「実家を継ぐのか?」「継げと言われるのか?」何とも言えない気持ちで過ごしていました。

学校では将来なりたい職業を言わされることも多く、そんな中、今まで一度も、「実家を継いで経営者になります。」と言った事はありませんでした。

 

無難に「医者」「パイロット」と言うのは小学校の時で、徐々に、現実が分かってくると「公務員」と私は発言をしていました。

心の中では全く思っていない事ですけど・・・その時は「継ぐ」という意識にはなれないというか、考えないようにしていたと思います。

では、「坂本さんは結局、継いだのか?」そう聞かれそうですので、私の後継者としての結末を最後にお話しますね。

 

大学3回生の就職活動時にも「継ぐのか?」「継がないのか?」よく分からないまま普通に就職活動をしていました。

丁度、そのタイミングで、田舎の実家近くに大きな高速道路が開発されるという話が出てきたのです。

紙を製造する工場がある場所の一部がその道路とかぶってしまい新しく立て替えて移転をして事業を継続するのかどうかを当時の父親を含めた経営層では話し合ったと後で聞きました。

結果、継続はせずに、歴史に幕を下ろすという判断を下したという事です。私も学生だったのでそんな話し合いに入る事なく、普通に就職して普通に社会人になりました。

もし、あの時に高速道路の話がなければ、私は現在37歳ですので、父親の後を継いで社長になるのか?という悩みを持っていたと感じております。

いかがでしょうか?

そういった共通点もあり、後継者の支援事業で、同じような悩みを持つ方を熱い想いでサポートしております。

1回目の自己紹介はこのあたりにして、2回目以降は「人」を切り口にした役に立つ情報をお伝えしていきますね。本日は、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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後継者には、継ぐことを “自分で選び直す時間” が必要です

後継者の学校パートナーの笠井智美です。笠井さん

事業承継って、何から手を付けていいのかわからない。

経営の勉強って、広すぎてどう始めたらいいのかわからない。

自分が継ぐつもりでいるけれど、この先やっていけるのか、本当は不安がいっぱい。

そんな思いを抱える後継者のあなたが、自分と向き合い、経営を学び、仲間とともに成長する場所。それが「後継者の学校」です。

今回は、後継者が能力を発揮するために必要な基礎の基礎。後継者としての成長回路のスイッチについて、お伝えします。

 

 

初めまして。後継者の学校パートナーメンバーの笠井智美です。

後継者のリーダーシップ開発、人・組織・風土づくりから、経営革新の支援をしています。

 

創業時とは大きく変わっている事業環境の中で、身の丈に合わない会社を受け継ぐ後継者の“心と行動のスイッチ”を入れ、経営者の腕力で引っ張っていくのではなく、社員が自律的に力を発揮できる組織をつくり、人の成長と会社の成長を連動させて、真の事業承継を成功させるサポートをしています。

 

資格等

・(一社)軍師アカデミー認定1級コンサルタント

・エグゼクティブコーチ、コミュニケーショントレーナー

・キャリアコンサルティング2級技能士

・BG inc.Partner コンサルタント

・プレゼンスクリエイト 代表
http://www.presence-c.com/プロフィール/

 

 

今回は自己紹介を交えて、後継者としての成長回路のスイッチについて、お伝えします。

 

 

私は、北一硝子や運河で知られる北海道 小樽市の出身です。

工務店と飲食店を営む両親のもと、幼い頃から商売の話を聴きながら育ちました。

三姉妹の長女の私は、「将来自分がお店を継がなくちゃいけないのかな?」

「職人さんをまとめなきゃいけないのかな?」と、

誰かに言われたわけでも無いのに、なんとなくそう思っていたのです。

 

受験勉強をしながら、いずれ家業を継ぐなら、こんな勉強しても無駄なんじゃないかと

悩みはじめた私は、思い切って親に尋ねてみました。

親の答えは「女の子に継がせるつもりはない。そんなことは、考えなくていいから、

あなたは好きなことをしなさい。」でした。

 

ほっとする反面、少し気が抜けたような変な感覚があったのを、今でも覚えています。

無意識に親の築いてきたもの対する“おぼろげな使命感のようなもの”があったようです。そう、無意識のうちに。

 

というわけで、私の呪縛は解け、銀行員を経て、結婚・出産・子育ても終わり、

自分の志の軸で選んだ仕事をさせてもらっています。

 

親はよく、小さな飲食店にやって来るお客さんの話を聴き、相談相手になっていました。

現在 相談業務をしている私は、相談にのるところだけ、受け継いだといえるのかもしれません。

 

後継者の方にお話を伺うと、「子どもの頃、なりたい職業を訊かれるのが嫌だった。」という方が多いです。もしかしたら、「継がねばならない」とか、「自分はなりたいものになれない」って、どこか自分で制限していたのかもしれませんね。

 

そして、後継者と呼ばれる今。それって、本当にあなたが選んだあなたの人生でしょうか?

納得感はありますか?

 

実は、後継者の学校のプログラムには、後継者が自身の成長回路のスイッチを入れるために、自分の人生(キャリア)を見つめる時間が盛り込まれています。

 

「自分は本当に継ぎたいのか?」

「何のために継ぐのか?」「これから先、どんな人生を送りたいのか?」

「何を大事にしていきたいのか?」「何を目指していくのか?」

親や家族、親戚や利害関係者の思惑から離れて、自分を明確にしていくのです。

 

そして、もう一つ向き合うことがあります。

自分が継ぐべき会社のこと、経営の状態を、あなたはどのくらい知っていますか?

 

もしかしたら、会社の実態がどうやったら掴めるのか、わからないまま、

日常の業務や経済団体の会合や飲み会に、忙しく追われてはいないでしょうか?

 

 

自分を知って、この先何を学び、どう力をつけていくかが見えてきます。

会社を知って、まず何からやって行ったらいいのかを、考えることができます。

 

自己の客観視と自社の客観視を行ったり来たりしていくうちに、

親次第、環境次第ではなく、自身が「生み出したい価値」という軸に照らして、

“継ぐこと”を自分で選ぶことが出来るのです。

 

肚が決まれば、人は強い!

やらされるのではなく、自分で選んで自分で決めた仕事だからこそ、

より力を発揮することができるのです。

 

既に社員も取引先もあり、事業が日々動いている、

自分の身の丈に合わない会社の経営者になる。

しかもいつ何どき、準備も勉強も追いつかないうちに

ある日突然「その日」がやって来るかもわからない。

 

創業者なら、小さい失敗を重ねながら、

自分と一緒に会社も成長して来たでしょう。

 

しかし後継者は、まだ未熟なのに会社や周りへの影響力や責任だけは、大きいのです。

つまり、最短距離での成長が求められます。

 

そして、事業承継を迎える時期の会社は、

ビジネスモデルも崩壊しかかっていることが少なくないです。

 

普通に経営するだけでなく、経営革新をするための経営力を身に付けるために

早く成長しなければいけない後継者は、

ご自身を、より力が発揮できる状態にしておく必要があります。

 

自分と向き合い、会社の実態を知り、未来を描く。

そんな“継ぐことを自分で選び直す時間”が、

あなたの成長回路のスイッチをONにします。

 

どうせ人生を懸けるなら、あなたが力を発揮できる、

あなたらしい経営をしたいですよね。

 

私たちと一緒に“後継者の学校”で、後継者としての成長回路に踏み出してみませんか?

 

気になる方は、ぜひ一度、後継者インタビューをお試しくださいね。

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後継者の学校
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後継者の方々に寄り添いながら、経営の法的サポートを目指します

 

後継者の学校のパートナーの佐藤祐介です。

「後継者の学校」の一員として,後継者の経営支援に尽力したいと思っています。

はじめに

はじめまして。この度,「後継者の学校」のパートナーとして,後継者支援に携わることとなりました,弁護士の佐藤祐介と申します。

今後,このブログでは,私をはじめ,この「後継者の学校」に関わっていく方々が情報を発信していくことになります。そして,私のブログ記事としては,今回が第1回目ということですので,まずは私のことを知っていただければと思い,簡単にではありますが,自己紹介やこの後継者支援に携わることとなった経緯を書くこととしました。

 

自己紹介

私は,昭和59年,当時人口5000人くらいの茨城県の田舎で生を受けました。幼少期は,川で魚を捕ったり,山でカブトムシを捕ったりするなどして元気に過ごしました。

そして,水戸市内の高校に進学し,大学時代は仙台で,大学院時代は東京で過ごし現在に至っています。

弁護士を志したのは,20代前半の頃です。ある弁護士の方と出会い,人生の岐路(運命の分かれ目)に立つ依頼者に寄り添い,事案解決を目指して奔走するその方の姿勢に共感したのです。

私の弁護士としての期は66期であり,現在,弁護士法人フラクタル法律事務所に在籍しています。事務所としての取扱は,離婚・男女問題,医療問題,著作権,企業法務,交通事故及び刑事事件等が多いです。

 

後継者支援に関わる経緯

弁護士になった後,私は,ベンチャー企業を立ち上げた同世代の方と知り合いました。そして,その方と一緒に仕事をする中で,企業の成長をサポートしていくという企業法務の分野にも強い関心を持つようになりました。

そういった流れの中で,あるご縁により,「軍師アカデミー」を知るに至り,そこで,後継者の経営支援について学ぶことができたのです。なお,この「後継者の学校」に関わる方々は全てこの「軍師アカデミー」を卒業した「軍師」であり,共通のバックボーンのもと,経営者支援をしていくことに主眼においています。

 

最後に

以上のように,簡単な自己紹介等をさせていただきましたが,読んでいただいてお分かりのとおり,私は,これまで,様々な方々との出会い(ご縁)に支えられてきました。

同じように,このブログを読んでくださっている方々が,このブログを通じて,私やこの「後継者の学校」と出会えたことも何かのご縁かと思います。このご縁を通じて,後継者の経営支援の輪が広がり,ひいては日本経済の活性化につながればと願っています。

 

後継者の学校

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実録 事業承継~経営者の想い・後継者の想い~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

私は祖父の事務所を継いだ2代目税理士です。

私自身、事業承継を経験し、いろいろなことに悩みに悩みました。

そしてお客様にも事業承継に悩んでいる方が多く、何か力になれないかと思い、始めたのが後継者支援の仕事です。

漠然とした悩みも整理すれば押さえどころがあり、考え方一つで解決につながることがよくわかりました。

 

はじめまして。

後継者の学校大阪校を担当しております河合由紀子です。

大阪で祖父の税理士事務所を引き継ぎました。

また株式会社プラス・パートナーという中小企業の経営支援の会社を立ち上げ、中小企業の「未来を創るお手伝い」をミッションとして経営計画の立案やPDCAサイクルを回すお手伝いなどを中心に日々活動しております。

また、中小企業の継続的成長と発展のためには、事業承継は避けて通れない重要な節目です。軍師アカデミ(http://gunshi.or.jp/)で得た考え方やノウハウをベースとして事業承継支援にも力を入れており、「後継者の学校」大阪校の運営パートナーでもあります。

 

今回は自己紹介も兼ねまして、私の事業承継について少し書かせていただきます。

祖父は昭和30年頃に税理士事務所を創業しました。税理士事務所経営は会社経営とは異なり、有資格者が責任者でなければならないという制約があります。

残念ながら私の両親は税理士の資格を取得しませんでしたが、祖父の事務所を手伝っておりました。私が20代で資格を取得し、意気揚々と祖父の事務所に入った時には、全員が喜んでくれている、すべてがうまくいくと思っていました。

入ってみて驚いたのは、ITに対する世間とのギャップでした。他にもいろいろなところで気になることがたくさんありました。

そして、私は気づいたことをストレートに伝えて、祖父や両親と本当によくぶつかりました。私は税理士の資格も取得していましたから、当然に次期経営者になるというつもりで発言していました。

今から思えば鼻持ちならない嫌な小娘だったと思います。特に昔から働いてくれている社員たちには、本当に申し訳ないことをしました。

いくら次期経営者になるからと言っても、頭ごなしに昔からのやり方を否定するようなことを言って、気持ちよく「はい、その通りです。そうしましょう。」と同意してもらえるわけがありません。

表面上は同意してもらえても、変化の必要性を心から感じてもらえなければ、いくら良い仕組みであっても効果はあがりません。

幸い祖父とは話をする機会も多く、話をする中で私の考えを徐々に理解してくれましたので、変革も少しずつですが進みました。2009年祖父の他界により事務所を引き継ぎ、現在に至っています。

事業承継の準備段階にあるお客様とお話をしていて、度々感じることがあります。

それは、経営者と後継者の間で感じるちょっとしたすれ違いです。

大変よくコミュニケーションをとられているというケースはほとんどありませんし、頻繁にお話されている方でも、実は核心の部分については本心を打ち明けられていないという方がほとんどです。

なぜそうなってしまうのでしょうか?その理由はいくつかありますが、内容はまた、この場で少しずつ書かせていただきたいと思います。

後継者の学校には、単に座学に終わらない具体的にどのような言動をすればいいのかというヒントが詰まっています。そういったエッセンスをより具体的にご紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

株式会社後継者の学校

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