カテゴリー別アーカイブ: 会社の統治基盤

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継⑤

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回は主人公の星飛雄馬のライバル、花形満のケースです。彼の事業承継とは?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬のライバル花形満(ハナガタミツル)のケースです。
花形満は生粋のお坊ちゃんです。

当時の花形産業である「自動車産業」の「花形モータース」の後継ぎとして生まれました。

 

幼稚園の頃から英国に留学し、乗馬やテニスなどの英才教育を受けました。

負けん気が強くすべての面でトップにならないと気が済まなくて、当時は黄色いジャップなどとさげすまれていた日本人にも関わらず、エリザベス女王に謁見を許されるなどの栄誉を得ます。

 

ところが帰国すると、隆盛を極める花形モータースのおかげで忙しい両親にかまってもらえず不良になります。

 

中学生の頃は無免許でスポーツカーを乗り回し、「ブラックシャドーズ」という不良の野球チームを持っていました。

そのころ飛馬と出会い、永遠のライバルとなるのです。

 

花形はのちに予定通り「花形モータース」(後の花形コンツェルン)を継ぎます。

 

しかし、花形がプロ野球選手になると言ったときは花形の父はがっかりします。

でも、そこは商売人。プロ野球選手の花形をテレビCMに起用します。

 

「ミツルハナガタ2000」という2シーターのスポーツカーです(笑)

花形モータースは自動車メーカーになってました・・・

 

 

では、花形満の事業承継の特徴とは?

 

 

・花形は自分の人生を自分で選択している

・大リーグボール攻略のときも花形コンツェルンの施設や研究チームなど遠慮なく使っている

・親子の関係に遠慮がない

 

 

つまり花形満は一流を目指し続ける「主体的」な生き方をしていたため

後継経営者という立場においてもカリスマのままでいられたということでしょうか。

 

次回は飛雄馬の親友、伴宙太です。

 

 

このエピソードに胸がざわついた

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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

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「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

 

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「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

 

外部労組の対応の仕方

こんにちは、後継者の学校パートナーの熊倉智光です。

労組問題、中小企業は労働組合がないから関係ないと思わないでください。

外部労組というのがあります。

しかも労組対応って急にできるほど単純ではないのです。

 

先日ある後継者の方と話している中で『労働組合』の話題になりました。後継者としては組合問題は無視できない問題です。そして自分が陣頭指揮を執るときがくるかもしれません。

しかし労組対応って急にできるほど単純ではありません。劇場型の団体交渉に出ると本当に恐い。特に初めてだと・・・

そんな場面には血が騒ぐという方は向いています(笑)

 

そんな方は稀なので、今日は特に外部労組との対応の仕方を特別に教えます。

 

外部労組とは、、、1人でも駆け込みで入れる労働組合、ユニオンなどと言われている組織です。解雇撤回や残業代請求、労働条件の改善などを求めて憲法に定めれている団体交渉を要求してきます。

 

そんなとき、後継者のあなたらなどうしますか??

 

すぱっと解決できたら社内の見る目も変わります。(すぱっと終われる問題は稀ですが)

 

では、団体交渉時のポイントをお伝えします。

 

1.  団体交渉には説明責任を果たせる人を出席させましょう!

これは行政の労基署や年金事務所の調査と同様のことですが、説明ができないとどんどん突っ込まれてますます不利な状況に陥ります。組合との交渉は、一度不利になった条件を挽回することは至難の業です。

 

2.  交渉事項は申し入れ書に記載のある内容のみ

団体交渉は、文書による団体交渉の申し入れから始まります。申し入れ書を見たことのある人なら分かると思いますが、要求事項が羅列されています。理不尽なことから到底受け入れられないことまで・・・

そこでやってはいけないのは、羅列されている以外のことの要求には応じないことです。議論が熱くなってくるとそのことを忘れてしまって口頭合戦が始まってしまいます。そんなときは社労士である私が議論を元に戻します。

 

3.  不誠実団交となるような行為をしない。

団体交渉には誠実に応じる姿勢を持ちましょう。その上で意見の不一致ならかまいませんが、最初から合意する意思のないこと、最初から拒否を続ける、資料提示などの具体的対応の不足、一方的な回答のみで合理的な説明をしないという行動はしてはいけません。

まだありますが今回はこんなところでしょうか。

 

 

特に事業承継期あるいは事業承継直後に労働組合に狙われるケースもあります。対策としては後継者時代によく観察することです。団体交渉に会社側の人間として出席することもいい経験になると思います。

 

いずれは自分が長になる会社です。後継者時代にほぼ全てを掌握するという気持ちで日々を過ごされると全然違うと思います。

 

後継者時代とはそれだけ貴重な時間でもあります。ぼーっとゆっくりしている時間は実はないのです。

 

 

今回はここまでですが、後継者の学校でもこのあたりの学びができますので、

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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、

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Photo credit: Dawid Krawczyk via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継④

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。この物語には昭和の事業承継が詰まっています。今回も主人公の星飛雄馬のケースです。親子の衝突で何が起きたのか?

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

 

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

 

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

 

今回も主人公の星飛雄馬のケースです。
飛雄馬は何を継いだのか?

 

前回のお話で飛雄馬は「針の穴を通すコントロール」と「魔送球」という技術を継承したとお伝えしました。

 

 

ところが、ようやく父を超えていこうとした頃に

厳しい父と努力家の息子の関係にひびが入り始める・・・

 

世の中の「親子承継」によく見られる「衝突」が起こります。

 

 

飛雄馬が大リーグボールでブイブイ言わせるようになると

父 一徹の出番はもうなくなり、飛雄馬の時代になります。

 

 

そんな時、飛雄馬攻略のために中日ドラゴンズが飛雄馬を一番よく知る人物である一徹に監督のオファーを出します。

父 一徹は飛雄馬のさらなる成長を願い、それを受け、打倒飛雄馬に燃えるのです。

 

アメリカからアームストロング・オズマを呼び、鍛えに鍛えて飛雄馬を脅かし・・・

飛雄馬の親友伴宙太を巨人から引き抜いて飛雄馬と対決させる・・・

 

精神的にも追い込んでいくのです。

 

 

自分の父親が自分のビジネスのライバル店に行き、経営者として自分の親友を雇い切磋琢磨する。

なかなかすごいストーリーですよね。

 

 

一徹は飛雄馬のさらなる成長を願った側面もあったのでしょうが、

実は寂しかったのではないでしょうか。

 

 

事業承継では先代の花道をつくるという重要なステップがあります。

先代を尊敬し感謝する。簡単なようでできていないケースが多いように思います。

 

人生をかけた事業、経営資源を使わせてもらうわけですから感謝しかないはずです。

感謝が足りないと喧嘩になり、邪魔される。すべて自分のせいです。

親子承継とは最も合理的であり、最も難しいのかもしれません。

 

次回は飛雄馬の永遠のライバル花形満編です。

 

このエピソードに胸がざわついた

そんな後継者(経営者)の方!
まずは後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。 後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。
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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとおカネの専門家」

児玉秀人でした。

 

メディカル、デンタルのサポートをしています。

「クリニックの財務が劇的によくなる秘密の方法」教えます。

財務状況を改善したら次はヒト。
「業績が30%向上する人事評価システム」教えます。

私が得意なのは以下です。

・人材採用・育成相談、人事評価システムの提供
・資金調達のための経営改善計画書の作成
・設備投資と事業計画に基づいた財務計画の策定
・Web戦略相談など

 

不祥事には、スポーツが効く?

後継者の学校パートナーの岡部眞明です。

また、不祥事が報道されています。今度は、化血研(化学及び血清療法研究所)の血液製剤の製造方法に係る不正でした。杭に始まったビル工事の不正は、他の構造物の手抜き工事や、果ては設計の不正にまで及んでいます。今年に入ってから、企業の不祥事に関する報道を何件聞いたことでしょう。

今回は、この問題をスポーツの視点から考えてみることにします。

 

後継者の学校パートナーの中小企業診断士、トライアスロンコンサルタント岡部眞明です。

スポーツといっても、プロではなく普通の人のスポーツのお話です。

子どもの頃の野球や水泳教室、運動会、中学、高校、大学でのクラブ活動でスポーツを経験された方も多いと思います。

習い始め、何をやってもうまくいかず、お兄ちゃんやお姉さんがうらやましく思った記憶、運動会での成績が良かったときの嬉しい気持ち、逆にダメだったときの悔しい気持ち。

中学、高校と成長する中で、同僚や先輩との関係で、正選手になれない悔しさと、試合で活躍したときの誇らしさ。活躍して女子にもてるヤツへの嫉妬心。

スポーツにまつわる思い出は、いろいろな「こころ」との葛藤の思い出ではありませんか。

そんな気持ちになったとき、そこは、何もできない自分、あるいは逆にやりおおせた自分がいます。スポーツは、冷たく結果を表わしてくれるものだった。

負けると悔しい、だから、うまくなりたい。勝ちたい。

そのためには、負けたという事実を受け止めて努力するしかありません。そして、自分よりうまい人のアドバイスをきいて練習に励むことしかありません。

勝った方は、また勝つためにはさらに上を目指して練習します。

スポーツは、現在の自分の立場を良くも悪くも認めるところから始まります。そして、高みを目指してあらゆる努力を積み上げることです。

この謙虚さと努力する力は、経営における現状認識と改善努力を、理屈ではなく「からだ」にしみこませてくれます。後継者の学校は、心・技・体を鍛えますが、スポーツはその根っこから心・技・体を涵養します。

経営者の方々も、忙しい毎日を送っていると思いますが、週に1回でもスポーツの時間を作りませんか。子どもの頃の素直な気持ちが取り戻せる時間です。そして、もっと大事なのは、嫉妬や悔しさなどマイナスの感情を抱く時間を持てることです。自分自身にそのような感情があること、「悪」もまた社会のひとつの要素であることを理解したうえで、物事を的確に判断することも必要です。

私の場合は、プールで泳いでいるときやランニングをしているとき、普段とは全く違う思考回路が働くようで、「あ、そうか!」といったことが、よくではありませんがたまにあります。(私の場合は、たまに浮かんだ解決策を、ジムのサウナに置いてくることが、しばしばあるので困りものですが)仕事について、ゼロベースで考える時間を与えてくれます。

スポーツは、身体だけでなく心や思考にも効きますので、是非試してください。

後継者の学校は、楽しく学べます。

後継者の学校
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後継者の経営、後継者の勉強、後継者主導の事業承継を学びたいなら「後継者の学校」へ

事業承継とプライベート②〜男女トラブルの視点から〜

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

プライベート(特に男女トラブル)という切り口から,後継者の方に知っておいて欲しいポイントをお伝えする第2弾です。離婚の際,単にお金と親権の話をすればよいと思っていませんか?もしかすると,そのお金の話のときに会社の経営に関わる話が潜んでいるかもしれません。

 

第1 はじめに

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

前回から,「プライベート」(特に男女トラブル)という切り口で,後継者の方が会社を継ぐにあたって知っておくべき知識・視点等についてお話しをしています。今回は,その第2弾です。

 

第2 まずはケースから

Aさんは,先代から会社を継ぎ,夫婦二人三脚で経営をしてきました。Aさんは新たに会社を設立して新規事業に乗り出すなど,順調に会社の規模を拡大させていきました。ところが,Aさんが50歳を迎えたころから,夫婦関係が悪化。とうとう離婚という話が出てくるようになってしまいました。

 

第3 離婚が会社の経営に影響を及ぼす?

「よくある離婚の話で,お金とか親権の話をして,揉めたら調停とか裁判でしょ?」と思われた方もいるかもしれません。たしかにそうなのですが,上記の「お金」の話の中に,実は会社の経営に影響を及ぼしうる話が潜んでいます。

このブログをご覧になっている方の中で,「財産分与」という言葉を見たり聞いたりした方も多いのではないでしょうか。離婚におけるお金の話の1つとして,「財産分与」という問題があります。この財産分与の中に,会社の経営に影響を及ぼしうる問題が含まれているのです。

 

第4 最後に

おっと,これから本題というところなのですが,これ以上書くとブログが長くなってしまいそうなので,続きは次回とさせていただきます。

なお,後継者の学校では,今回私が書いた問題点に限らず,広い視点から,後継者が事業承継をするにあたり注意しなければならないポイントを分かりやすく学ぶことができます。興味のある方は,お気軽にHPをご覧になったり,各パートナーにお声がけいただければと思います。

また,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる又は今後なるかもしれない方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)。

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評をいただきました。こちらも興味が湧いた方は,お気軽にインタビューをご検討ください!。

 

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「後継者の経営で会社を成長させる4つの要素」

こんにちは

後継者の学校の代表の大川原基剛です。

前回は、後継者自身の鍛えどころとして「心・技・体」をお伝えしましたが、

今回は、後継者が経営する会社の鍛えるポイントを4つの要素でお伝えします。

 

みなさんは会社を経営する時、会社のどこに力点をおいて経営をされますか?

 

利益をあげるための営業でしょうか?マーケティングですか?

それともビジネスモデルですか?人を育てることでしょうか。それともお金を増やす?

 

どれも間違っていないと思います。

 

一方で、どれかということでもありませんよね。

ただ、経営する上で知るべきこと、考えること、決めることってたくさんあって、どこまでやればいいのかわからなかったりします。

 

私自身も前に中小企業診断士という資格を取得しましたが、とった時はこれで経営がわかるぞ!と思いましたが、実際に経営補佐の実務をする時、もしくは自分自身が経営するときには、どこに力をいれていいかわからず、全体を俯瞰して全体をコントロールして進めていくのではなく、個別の課題をひとつひとつ解決していくことしかできませんでした。

 

そんなとき、経営の4つの要素について話を聞くことがあり、

たくさんのことを一気に進めようとしていてなんとなく煩雑になっていた私の頭の中で、経営の全体像がわかりやすく見えるようになっていきました。

私自身そのおかげで、やるべきことが明確でシンプルになったので、ひとつひとつ丁寧に対策を施し、会社全体の成長につながるようになったのです。

 

 

 

その4つの要素というのは・・・

 

「ビジネスモデル」、「統治基盤」、「人・組織」、「財務・資金」、の4つのことです。

以下イメージ図です。

4要素

(画像をクリックすると拡大します)

 

ビジネスモデルは、売上を生み出すためのビジネス/事業をどうするか、攻め手のことです。

統治基盤は、会社を守るためのコンプライアンスや株式など、守り手のことです。

人組織は、攻め手も守り手も担う人材や組織がどうなのか?どうするのか?というところです。

財務・資金は、攻め手も守り手も活かすお金や会計がどうなのか?どうするのか?というところです。

 

この4つの要素はいずれも関連し合っていますが、上記の図を経営者を頂上とする山のように見てみてください。

 

経営者はその山の頂上にいて、4要素すべてに目を配り、マネジメントすることが仕事になります。

たまに、ビジネスにばかり力を入れて、ほかの人・組織や資金・統治基盤が見えていない経営者の方がいらっしゃいますが、そうすると、問題が起きても気付かず、いつの間にか会社が崩壊してしまったりするので、経営者は、全体に目を配りマネジメントすることが必要なのです。

 

逆に、経営者もしくは後継者でなければ山のてっぺんで全体に目を配りマネジメントすることはできないのです。

従業員ではできないのです。

 

特に後継者は近視眼になりがちなので、山のてっぺんでしっかりとした視点をもつことが必要です。

後継者のみなさんには、ぜひ山のてっぺんから会社を見て経営する視点を養っていただきたいと願っています。

その際には、わかりやすく4つの要素で会社を見てみることをお勧めします。

 

今回はここまでですが、後継者の学校ではもっと詳しくこのあたりの学びができますので、

プログラムの内容について気になる方は、下記から詳細をご覧ください。
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プログラム参加はちょっとなあ・・・という方は、
まず、後継者インタビューを受けてみてはいかがですか?

無料で受けられて、気持ちがすっきりするとのお声をいただいております。

後継者インタビューについては下記から詳細をご覧ください。

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「後継者を導く江田島平八」
後継者の学校代表の大川原基剛でした。

「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継①

後継者の学校のパートナーの児玉秀人です。

「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。「この巨人の星には事業承継に関するヒントがいろいろあるね」とある経営者との雑談の中から出てきました。これから何回かにわたって「巨人の星」に学ぶ昭和の事業承継について書いてみたいと思います。

 

後継者の学校のパートナーコンサルタントの児玉秀人です。

皆さん、「巨人の星」という漫画をご存知でしょうか。アニメ化もされていたので再放送をみたことあるよと言う方も多いと思います。

先日、ある経営者との雑談で「ここに事業承継に関する様々な事例が隠れているよね」という話で盛り上がったので、ここで整理していきたいと思います。

その経営者も後継経営者です。 10年前に都内にあるお父様の経営する印刷工場に入社しました。

当時はネット印刷などの新業態が台頭してきた時代でもあり、経営は芳しくなかったそうです。

それでもなんとか家業を繁盛させようと彼は懸命に勉強し得意先を回って、新しいものを生み出そうとしていました。

しかしながら、お父様はそのやり方に違和感を感じ毎晩のように喧嘩し、言い争い、決して楽しい日々ではなかったそうです。

結果的には彼がお父様を追い出す形になり、工場は閉鎖。今はお得意様を引き継いでクリエイティブ全般を引き受ける新会社を興しました。

今でも、親子関係は円滑には、いってないようです。

 

彼は今でもこういいます。

「親父には悪いことした・・・今、児玉さんから聞く話を当時知っていればなあ」

 

そんな彼のお誘いで共通の友人に自分の写真を撮ってもらいました。

その撮影の中で雑談するうちに「巨人の星」の話になり、盛り上がったというわけです。

 

おっと、「巨人の星」の話が出ない第1回目となってしまいました。

次回、本題に入っていきます。

 

このエピソードに胸がざわついた
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「後継者と共に強い会社をつくるヒトとお金の専門家」
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事業承継とプライベート①〜男女トラブルの視点から〜

後継者の学校パートナーの佐藤祐介です。

男女トラブルと事業承継,一見すると両者は全く関係ないように思えます。ですが,中小企業(家族経営の場合は特に)の場合,両者は密接に関係します。後継者は事業承継をするあたり,自身のプライベートが会社に影響を与え得ることを知っておく必要があります。

 

第1 はじめに

後継者の学校パートナーの弁護士の佐藤祐介です。

前回までは,労働法にスポットをあててお話をしてきましたが,今回からは,タイトルからもお分かりのように,分野をガラッと変えてみたいと思います。

私は,最初にこのブログで自己紹介をさせていただいた際,自身の専門分野の一つとして,離婚や男女問題を挙げさせていただきましたので,この視点から記事を書いてみようと思います。事業承継は「公」の側面が強いですが,プライベートはその名のとおり「私」です。一見すると両者は無関係のように思えます。しかし,離婚や男女問題というものを介すと,両者は切っても切り離せない関係となっていきます。そして,それは中小企業に多い家族経営のようなところであればあるほど,その影響はより強くなってきます。

 

第2 具体例

例えば,夫が経営し,その妻が経理を担当する会社を想像してみてください。そのような会社において,夫婦が離婚又は別居することとなり,妻が経理を行わなくなった,これでは会社がうまく回りません。更にその妻が他の従業員から慕われていた場合には,経営者である夫の求心力の低下は避けられません。そして,その原因が従業員との不倫であったりすると・・・。

 

第3 最後に

いかがでしょうか。確かに男女トラブルはプライベートのお話ですが,それは経営に大きな影響を及ぼしうるとイメージしていただけたかと思います。

後継者は会社を継ぐにあたっては,自身の問題が会社に影響を与えるのだというのを自覚しておく必要があると思います。次回以降は,今回のような話を,より法律の要素も交えてお話ししたいと思っています。

なお,後継者の学校では,今回私が指摘した問題点に限らず,広い視点から,後継者が事業承継をするにあたり注意しなければならないポイントを分かりやすく学ぶことができます。興味のある方は,お気軽にHPをご覧になったり,私にお声がけいただければと思います。

また,後継者の学校では,各パートナーが後継者となる又は今後なるかもしれない方々に,無償で「後継者インタビュー」というものを行っています。

(詳しくはhttp://school-k.jp/interview/ をご覧ください。)。

後継者の方々にとって「気づき」の場面となるとして,これまでに多くの方々から好評を得てきました。こちらも興味が湧いた方は,お気軽にインタビューを受けてみてください。

 

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実録 事業承継~株の事知っていますか?⑤~

後継者の学校パートナーの河合由紀子です。

前回は、なぜ経営者主体の株式移転になってしまうのか、また移転するときの経営者の気持ちについてお伝えしました。今回は、前回の内容も踏まえて、株式の移転はどのような考え方に基づき進めればよいかについてお伝えしたいと思います。

 

後継者の学校大阪校を担当しております税理士の河合です。

このブログでは私自身の事業承継の経験を踏まえ、またお客様の事業承継の現場からより具体的なお話をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

本日も、引き続き株の移転のお話です。前回は、現経営者主導で、早々に後継者に株式を移転してしまう理由と、その時の経営者の気持ちについてお伝えしました。今回は、そういった事情を踏まえて、株式移転はどのような考え方に基づいて進めていくと上手くいくかについてお伝えしていきたいと思います。

 

後継者が自ら動く

前回書きました通り、経営者の多くは、後継者に安心して事業を任せることはできないと考えながらも、相続税の対策として仕方なく、あるいは株を渡せば息子も少しはしっかりするかもしれないという思いで株式を移しているのが実態です。

ところで、以前から書いてきましたように、事業承継の「主役は後継者!」です。なぜなら、事業を引き継ぎ、その後の会社の業績を良くするのも悪くするのも、後継者次第だからです。

では、具体的に主役になるにはどうすればいいか。後継者自ら現状を把握して、この会社を継いでどのように売り上げを伸ばし、お世話になってきた取引先を大切にしながら、社会に貢献して、どのような組織作りをして…と、自分で会社を運営していくならという将来像を描き、行動が変わってくれば、経営者はどう感じるでしょうか。少し安心できるのではないでしょうか。そうです。まず後継者が主体的に事業承継を考え、行動し始めることです。

そして、描いた未来を実現するために、後継者が株式の取得についてもしっかり戦略を練って自ら動き出す必要があるのです。後継者が主体的に事業承継を考えた時、全てが動き出すといっても過言ではありません。

ただ、実際に株式を取得していく際には、押さえるべきポイントがあります。これらを外すとかえって大変なことになってしまう場合もありますので注意が必要です。

 

後継者の学校では、細かいテクニックではなく押さえるべきポイントをしっかり理解し、実践に移していただける仕組みがたくさん入っています。

また、お得に参加できる「放課後勉強会」や無料で受けられる「後継者インタビュー」好評実施中です。ご興味のある方は是非ホームページ(http://school-k.jp/)からお問い合わせください!

 

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後継者に知っていて欲しい会社の登記(その5)

後継者の学校パートナーで司法書士の木村貴裕です。

「知っていて欲しい会社の登記」というタイトルなのに、登記内容を見てもわかりませんよという話の続きです。

 

こんにちは、後継者の学校パートナー、司法書士の木村貴裕です。

 

株式会社の「所有」と「経営」。

会社を所有している人、これが株主で、会社を経営している人が、役員。

 

役員はその会社の登記内容を確認すれば良いのですが、誰が株主かを知るにはどうすれば良いのかというところで前回は終わりました。

 

さて、株主を知る方法ですが、、、

いわゆる中小企業で、株主を外部から知る方法はほぼありません。

身も蓋もない答えですが。

 

知るには会社内部の資料を見るしかありません。

 

では会社内部の資料とは何でしょうか。

 

「株主名簿」という言葉が頭に浮かんだ方が多いのではないでしょうか。

はい、正解です。

でも、満点ではありません。

 

「私のとこの会社に株主名簿なんてあったっけ。」

と思われた方も多いのではないでしょうか。

特に後継者や後継者候補の方には。

 

会社法の規定に以下のようなものがあります。

「第125条 株式会社は、株主名簿を(中略)備え置かなければならない。」

このように定められているにもかかわらず、後継者の方が感じたとおり、たぶん多くの会社は備え置かれていないのが現状ではないでしょうか。

 

株主名簿もきちんと作成されていない場合に、ではどうやって株主を調べましょうか。

 

決算書類の中に「別表二」というものがあり、それに株主名や持株などが記載されています。

しかし、これはあくまで税務申告用に作成された書類で、困ったことに正確とは言い切れないものがあります。

 

あとは、会社設立時の定款などの書類(設立時に作成した定款を原始定款と言います。)、過去の議事録など、保存されている書類を丹念に読み解いていく作業が必要になるかもしれません。

当初の株主は誰で、その後誰かに株が譲渡されていないかなど。

場合によっては、亡くなっていたり、全く面識もなく連絡がとれなくなっている方が含まれているかも。

 

会社の所有者である株主。

その重要な存在が、普段の経営では意識されず結構放ったらかしにされているのが現状かもしれません。

それでも日々は困らず、会社は回っているので。

 

でも、何か事が起こったときに、その放っておいたツケを払わなければならないことになるやもしれません。

それもかなり大きなツケを払うのは、事業承継する後継者が多い。

 

不安になった後継者や後継者候補の方、その感覚は間違っていません。

株主名簿がきちんと作成されていて、それをご自身で確認したことがあるという方以外は少し不安になって当然です。

 

今回は心のもやもやを煽る形で終わります。

ごめんなさい。

 

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